プロファイル

Orrin Evans & Eric Revis
Duo
[Profil]
Orrin Evans (piano)
フィラデルフィア出身。
クラシック音楽の歌手である母親の影響で、 幼少よりプッチーニのメロ
ディとカウント ・ ベイシー、 デューク ・ エリントン楽団の リズムに囲まれ
て育ち、 Trudy Pitts, Tim warfield, Kenny Barron,Ralph Peterson,
Edger Bateman, Bobby Durham 等の音楽に興味を持つ。
その後 「Philadelphia's prestigious Settlement School of Music」 で
Charles Pettaway の元で音楽教育をうける。
ホットハウス ・ マガジン誌では” 最高のピアニスト” と賞賛され、
ニューヨーク ・ タイムズ誌では 「非常にバランスのとれたピアニストで、
大胆で印象的なアイディアと明確で質の高い音楽性は伝説的サキソ
フォン奏者ボビー ・ ワトソン ・ バンドのピアニストとして活躍した6年間に完成された」 と絶賛している。
その後ミンガス ・ ビッグバンドのピアニストとして3年間、 またウオレス ・ ルーニー、 ステフォン ・ ハリス、 アントニオ ・ ハート等の
ツアーに参加。 また、 トランペッター原朋直のレコーディングやツァーにも参加して話題となる。
近年は自己のビッグバンド "Captain Black Big Band" を率いると共に、 自身のバンドでラルフ ・ ピーターソン、 ナシート ・ ウエイツ
、 リード ・ アンダーソン、 ラルフ ・ ボーエン、 デュエイン ・ ユーバンクス等と指導するワークショップ、 クリニック、 そしてコンサー
トと多忙に活躍している。
Eric Revis (bass)
グラミー賞を受賞など彼の世代で最も才能のある、 成功したミュージシャンであり、
2000 年以降の昨今のジャズにおいて重要人物の一人である。
深みのある、 アコースティックな、 そして軽快にメロディックで明るいプレイはオリ
ジナリティーにあふれ特徴的だ。
ブランフォード ・ マルサリスが彼のプレイを” Eric’ s sound is the sound of doom;
big, thick, percussive.” と述べるなど、 ジャンルを超えて多くのミュージシャンから
評価を得ている。 また、 様々な音楽を取り入れ、 それ故にどんな状況、 どんな
音楽でも安定したプレイに定評があり、 コンポーザーとしてもベーシストとしても
も高く評価されている。
1997 年から Branford Marsalis’ powerfully flexible quartet のベーシストを務め、 これまでに4枚のリーダーアルバムを発表している。
2004 年に’ Tales of the Stuttering Mime’ そして 2008 年に’ Laughter’ s Necklace of Tears’ に発表。
ミュージシャン、 コンポーザーとしての幅の広さを垣間見ることができる。 次いで Parallax(2012)、 City of Asylum(2013) では、 彼の
音楽性、 そしてその軌跡が明確になっている。 これらのアルバムでは、 コンセプトやインプロビゼーション、 表現のテーマとしての
広がりを深化させることに成功している。 Jason Moran、 Ken Vandermark、 Nasheet Waits も参加しており、 彼のコンポーザー、
ベーシスト、 音楽の発信者としての成長の真の記録と言える。
また Betty Carter、 Peter Brotzmann、 Jeff “Tain” Watts、 Kurt Rosenwinkel、 Steve Coleman、 Ralph Peterson、 Lionel Hampton
、 McCoy Tyner、 Andrew Cyrille、 Tarbaby (Orrin Evans、 Nasheet Waits との共同プロジェクト) 等多くのミュージシャンと共演、
レコーディングに参加している。