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KADEN THEATRICAL ART COMPANY PRESS RELEASE 2012年4月吉日
木更津市出身の演出家・俳優/岡田圓率いる国際演劇集団
華傳[KADEN] Theatrical Art Company
君津群市を拠点に本格的な活動を開始
千葉県木更津市出身の演出家・俳優 岡田圓が率いる華傳[KADEN] Theatrical Art
Company。1999年に活動を開始して以来、東京、日本国内をはじめ、海外も含めた数々の演
劇フェスティバルに参加、公演を行い、精力的に作品を発表してきました。東京拠点による12
年間の活動を経て、地域と密着した演劇活動の為、君津群市における本格的な芸術の発展と、
地域からのインターナショナルな発信を目指すべく、地元・君津郡市を本拠地に活動を開始し
ます。
■華傳[KADEN] Theatrical Art Company とは...
華傳[KADEN] Theatrical Art Companyは、1999年、現代表・岡田圓を中心に発足。日本人
による日本的な美しさを全面に押し出した演出・作品創造を行っている演劇団体です。日本国
内では数少ない演劇コンクールである 利賀演出家コンクール にて、2007年に優秀演出家賞を
受賞。東京近郊での公演の他、日中韓国際演劇祭である BeSeTo演劇祭 、インド最大の国際演
劇祭である BHARAT RANG MOHOTSAV Theatre Festival などをはじめ、数々の演劇祭に
参加、国内外でのツアーを展開し、精力的に作品を発表し続けています。
日本文化が持つ特有の『日本美』を表現することに主眼を置き、能や歌舞伎などの日本の古
典芸能の表現技法に、バレエやパントマイムなど西洋の表現技法を融合した、新たな現代演劇
の創造を目指した活動を行っております。当団体の創作域は幅広く『雨月物語』『竹取物語』
などの日本・古典文学作品から、『古事記』のような日本神話を下敷きとしたオリジナル作
品、また北欧神話などのヨーロッパ・西洋戯曲、更には絵本を原作とする作品まで、多くの作
品を創作しています。
俳優の演技表現、美術や照明、音楽、全ての要素が融合したその作品は、非常に幻想的で美
しく、演劇・エンターテインメントの枠を超えた芸術作品として高く評価されており、日本の
みならず世界の人々を魅了しています。
KADEN THEATRICAL ART COMPANY KADEN THEATRICAL ART COMPANY ■「君津群市を芸術都市に...」
KADEN Theatrical Art Company 主宰 / 演出・岡田圓
東京から約1時間。都心からアクセスしやすく、都心から1時間とは思えないほど緑の多い南
房総の地。都心から非常に近いこの地は、都会にはない時間を過ごすことができます。長く
様々な歴史を持つこの地において、地域に根ざした継続的な活動を行い、日本国内のみならず
世界に向けて作品を発信している演劇を専門とするアーティスト・集団が非常に希少であるこ
とは言うまでもありません。しかし近年、アートの世界は長く続いた東京一極化の事態を脱却
し、アーティストと地方都市が手をつなぎ、地域と密着した継続的活動を行った上で、そこか
ら世界へと飛び立っていく...または、世界を呼び込んでいくといった事例が増えています。
君津郡市には、都心にはないもの、都心では得られないものが数多くあります。地元の人々
はその事を充分に理解されているでしょうが、我々が演劇を通じて作品を創造する事で、この
地域の魅力を再発見するキッカケにもなると考えています。都会の劇場を抜け出し、広い空の
下で、人や物、強いては"地域"にインスパイアされることで、この地域でしか作ることができ
ない演劇作品・演劇の企画・フェスティバル等を、地域・日本・強いては世界に向けて発信し
ていきたいと考えております。
地域に密着した活動の中で、市民の皆様に、演劇や芸術をより身近に、特別ではないものと
して感じてもらいたいと私は望んでいます。我々の活動の中で、私達の方が得られるものも沢
山あるでしょう。そしてこの君津群市を、日本中から、世界中から、アーティストの集う芸術
地域へと発展させるべく、我々はこの地での活動を活発化させていく所存です。
■プロフィール
岡田 圓 / Madoka OKADA(華傳[KADEN] Theatrical Art Company / 演出家・俳優)
声楽家を母に持ち、大叔父に故・小川昇(元日本照明家協会名誉会長)を持つ。その経緯の中
で故・島田 省吾、初代水谷八重子らの影響を受け、6歳より舞台演劇の世界に入る。歌舞伎、
能、神楽などの古典芸 能を学びながら、新劇界で演劇の基礎を学ぶ。映画、テレビ、商業演劇
などの分野において、CMや大河ドラマをはじめ多くの現場を経験し、15歳で渡仏。約3年間、
フランスにてパントマイム、現代舞踊、コメディア・デラルテ等の身体表現を学ぶ。 その後、
日本において身体表現と言語表現の融合を念頭に創作活動を開始。2007年には、日本有数の演
劇コンクールである利賀演出家コンクールにて優秀演出家賞を受賞。日中韓をつなぐBeSeTo演
劇祭への参加や、インド国際演劇祭への公式招聘による上演など、精力的に活動を行ってい
る。
花傳[KADEN] Theatrical Art Company
1999年、現代表・岡田圓を中心に発足された現代演劇作品の創作団体。日本の古典芸能の技
法を軸とした身体表現に加え、日本語特有の言葉の美しさ...耽美な世界観を全面に押し出した
演出・作品創造を行っている。
演出家・岡田圓の活動方針として、当団体は 日本文化が持つ特有の『日本美』を表現す
る 事を核とし、演劇に関与のある全ての分野での『様式美の追求』に重点を置き活動。表現技
KADEN THEATRICAL ART COMPANY KADEN THEATRICAL ART COMPANY 法(様式)の理念は、日本の古典芸能の表現技法を基本に、西洋の身体表現(マイム、仮面劇、
バレエ等)を融合させるという独自の手法である。この独自の手法が一環した表現の中に 東
(和)と西(ヨーロッパ) というバランスの取れた対立を生み出し、結果的により『和の美』を引
き立たせる演出・表現様式に昇華されている。単純に日本の古典技法を用いるという事ではな
く、日本の古典技術から 技法のエッセンス を引き出し、西洋の表現技法を混ぜ合わせる事
で、伝統(トラディショナル)と現代(コンテンポラリー)の融合という当団体独自の新たなスタイ
ル... 現代的伝統様式(Contemporary Tradition Style) となっており、その方法論に基づき演
出された作品は、国境を越えて高く評価されている。
主な作品に、『雨月物語・蛇性の婬』(利賀演出家コンクール2007 優秀演出家賞受賞/第
14回BeSeTo演劇祭参加/2010-2011インドツアー上演作品)、『竹取物語』(2008川崎市
アートセンター提携公演/2011江東区文化センター提携公演)、『Kappa』(2009アジア舞
台芸術祭 ベトナム・タンロン水上人形劇団との共同制作作品)、『俊寛 そして 出家とその弟
子』(2009利賀サマーフェスティバル/2010鳥取・鳥の演劇祭参加作品)などがある。
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2007年「利賀演出家コンクール」優秀演出家賞、受賞
「BeSeTo演劇祭 in 東京」参加
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2009年「アジア舞台芸術祭」国際共同製作 (ハノイ / タンロン水上人形劇団)
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2010年「BeSeTo演劇祭 in 東京」参加
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2011年「印・ITFOK (インターナショナル・シアター・フェスティバル・オブ・ケーララ) 」
「印・ BRM 13th (インド・インターナショナル・フェスティバル)」公式 招聘
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2012年「印・ BRM 14th (インド・インターナショナル・フェスティバル)」公式招聘
◎本リリースのお問い合わせ◎
■華傳[KADEN] Theatrical Art Company
主宰/演出家:岡田 圓(オカダ マドカ)
■Tel : 080-6562-5584 (劇団専用)
■Mail:[email protected]
[email protected]
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