平成27年10月 ほけんだより

10 月 ほけんだより
藤認定こども園
平成 27 年 10 月 1 日
スポーツの秋、収穫の秋、食欲の秋。園では運動会・遠足と楽しい行事が続きます。
体調を崩さないように、毎食しっかり食べて、夜は早めの就寝を心がけましょう。
10月10日は目の愛護デー
2つの10を横に倒すと、まゆと目の形に見えることから、10月10日は目の愛護デー
とされています。
乳幼児期は、子どもの目が最も育つ時期。日頃から目を大切にできると良いですね。
「見る力」を育てるポイント
明るさ、暗さのメリハリある生活
を心がけましょう。
日中は光を浴びて、夜は暗くして
眠るようにしましょう。
広い空間で身体と目を動かす機会を持ちま
しょう。
全身運動は眼球や視神経、脳の発達を促し
ます。
いろいろなものをみる体験をし
ましょう。
止まっているもの・動いているも
の・遠くのもの・近くにあるもの等、
いろいろなものを見る体験が、良い
刺激になります。
テレビやゲームはテレビ画面の正面から離
れて見るようにしましょう。いつも横目で見
ていると、視力に左右差が出ることもありま
す。
ゲーム等の狭い範囲の平面画像を見続ける
ことも目の負担になるので、必ず時間を決め
ましょう。
こんな行動がみられたら注意が必要です。
□目を細めたり、しかめたりする。
□必要以上にまぶしがる。
□横目でものを見ることが多い。
□首を傾けてものを見る。
□テレビなど、極端に近付いてみる。
一度、眼科を受診してみましょう。
薄着の習慣をはじめてみませんか
衣替えの季節になりました。
寒くなってから薄着の習慣を身につけることは難しいものです。
徐々に涼しくなるこの時期にできるだけ薄着にして、薄着に慣れていきましょう。
薄着をお勧めする理由
子どもは新陳代謝が激しく、運動量が多いため体温が大人より高めです。
そして、子どもは大人の約2倍のエネルギーを必要とします。身体で作られた熱は、汗と
して発散します。そのため、大人と同じ枚数を着ていても、大人より多くの汗をかいてしま
います。
また、薄着をすることにより、皮ふが寒さを感じて体温調節し、気温の変化に対しての適
応能力が高まり、寒さに強くなります。
厚着をしていると…
肌が外気に触れることが少なく、常に室温の中にいるような状態になります。その結果、
暑さ・寒さの刺激に対する皮ふ神経の働きが弱くなります。
たくさん身体を動かす子どもにとって、厚着をしていると活動がしにくいために身体の動
きが悪くなります。また、少し動くだけで汗をかくので、そのままにしていると身体が汗で
体温をうばわれて冷えてしまい、風邪等をひきやすくなります。
薄着の目安
大人より1枚少なめが目安です。しかし、個人差はありますので体調や発汗、顔色を見て
調整しましょう。天候や外気温、室温でも調整する必要があります。
また、肌着を着ることで、身体から発散する熱が外に出ていきにくくなるために、暖かく
過ごす事ができます。肌着の素材は、肌触りが良く、吸湿・発散性に優れているものが良い
でしょう。
薄手の重ね着をすると服と服の間に体温で温まった空気の層ができ、厚手のもの1枚より
も保温性が高まります。
子どもが自分で暑かったら脱ぎ、寒かっ
たら着たりと、衣服の調整ができるように
声をかけていきましょう。また、着脱しや
すい衣類を選びましょう。