優しさとかしこさをもち たくましく生きる子 言葉

今年は創立140周年
優しさとかしこさをもち たくましく生きる子
=目標をたてて
積み重ねを大事にし
意欲的に取り組む子=
言葉
5年国語,下の教科書に「言葉のいろいろな表情」という題材があります。
ぼくが給食をこぼした時,数人の友達が,
「だいじょうぶ?」
と言いながら集まってきた。
石村さんは,本当に心配しているように,
「だいじょうぶ?」
と声をかけてくれた。
青木さんは心配そうに
「だいじょうぶ?」
と言っているものの,なんだか義理で声をかけてくれているように聞こえた。
大野さんはちょっと笑いを含んだ声で,
「だいじょうぶ?」
と言った。ぼくは,ちょっといやな気持ちになった。
竹本さんは,ちょっとばかにしたように,
「だいじょうぶ?」
と言いながら,通り過ぎていった。ぼくはもうれつに腹が立った。
こうしてみると,同じ「だいじょうぶ?」という言葉でも,言い方によって伝わってくる
気持ちがずいぶんちがう。
ぼくたちがふだん話している言葉は,いつも同じことをつたえているわけではないのかも
しれない。
という内容です。
「だいじょうぶ?」と言っている側に,「ぼく」が感じているような意図が本当にあ
ったのかどうかはこの文面からはわかりません。ただ,言葉のアクセントやイントネ
ーション,言葉を発する前後の行動や表情で,同じ言葉が全く違った意図を伝えてし
まうことはあり得ると言えます。
「消えてしまえ」とか「じゃま」など,明白に悪意を感じ取れるような言葉は論外
です。その場ですぐに改善の指導をする必要があります。しかし,言葉を発している
側が深く意識していない中で,それを受け取る側が深刻に受け取る場合もあります。
発している側は気楽な気持ちだったとしても,受け取る側がいやな思いになる場合も
あります。
言葉は,困っているときの心の支えになったり,もう一がんばりというときに力を
出せる手助けとなったりするなど,大きなパワーをもっています。私たちも子どもた
ちも,そのもっているパワーについて強く意識しなくとも至る所でやりとりしている
言葉ですが,その言葉が相手の心を豊かにできるように使いこなせるようにしていき
たいものです。子どもたちにもそういう言葉の使い方ができるように指導していきま
す。
と,考えているところですが,ある子からの言葉がある子の心をいやな気持ちにし
ているということが最近わかりました。このように,言葉は,使いようによってよい
方向に影響するのと同等に,悪い方向にも人の心を向かわせる力もあるわけです。
今日は,朝,子どもたちを集めて言葉のことについて話しました。当然のこととし
て,話したから子どもたちが自分の使っている言葉に注意して,相手のことを考えた
言葉に,急に変わるなどということはありません。学校では言葉遣いについて上述の
ように指導を継続しますが,ぜひ,家庭・地域でも子どもたちの言葉遣いについて話
題にしていただければと思います。
競う
水泳の授業で子どもたちがけのびとクロールをしました。3,4,5年生です。
5~6人のグループで一斉スタートをしてプールの横,13mを進みます。グルー
プごとのスタートといっても,この段階では競争ではありません。一人一人が自分の
フォームや進んだ距離を確かめながら泳ぎました。
しばらくして,同じくらいの力量の子同士を並べて,競争して泳ぐようにしました。
そうしたら,互いに力を発揮して,一人で泳いでいたときよりずっと速くなり,フォ
ームも力強くのびのびしてきました。
これは,自分がもっていた力を競う相手が引き出してくれたと言えます。一人で泳
いでいたときと比べたら段違いの泳ぎの上達が見られました。どちらが速かったから
優れているという評価はしません。互いがいることで互いの力を引き出し,双方があ
るいは,3人,4人が泳ぎの上達に影響し合った点を評価します。つまり,お互いに
感謝し,力を発揮し上達したことを認め尊敬し合うことです。
人が2人以上集まれば何らかの行き違いやトラブルは生まれます。
いやなことをされたとして,(意図的に相手がしてきたとなれば話が変わってきま
すが。)その解決策として,相手を排除する,自分から離れるという方法があります。
短期的には,こういう解決方法は理にかなっていて,実にたやすい方法です。同様に,
いやなことをした者を悪者にして糾弾することもやられた側の思いを沈めるために
手っ取り早い方法です。しかし,これを選択した場合,上の水泳の例のように,互い
が競って互いの力を高める機会を失うことになります。自分を高めてくれる人材を失
うことにもなる可能性があるということです。
学校は,子どもが大勢集まるのでトラブルはつきものです。逆に,互いが影響し合
って力を高めることもできます。私たち教職員は,子どもたちの関係が全ての面にお
いて後者であってほしいと願っていますし,そうなるように指導しています。しかし,
現実には,100%後者のような関係で1年間過ごすことは不可能です。過去にもあ
りませんでした。
それでは,トラブルが起きたときどうするか。いじめ問題では教職員・保護者など
大人が介入して迅速な対応と即時解決が求められています。私たち大人はそのように
対処しなければならないと思っています。このとき,子どもたちにも是非主体的に問
題解決に関わってほしいと考えています。というのは,人が集まればいつでもどこで
もトラブルが起こる可能性があるからです。自分自身の解決方法や仲間と相談する方
法など,子どもたちが悩みながらも問題解決する経験を積むことで,この能力を高め
ていくことができるのではないかと考えるのです。
いやな思いにしてしまう言葉については見直すことを指導するとともに,どういう
思いでその言葉を使ったかも振り返りながら,言葉が人に与える影響というものを子
どもたちが考えて,同じ事が繰り返されないようにしていきたいと考えています。
LINE
5月21日(水)に平成26年度十日町地区小中学校警察等連絡協議会所属長会議がありまし
た。その時,
「ネット社会の現状と子供を守るために必要なこと~サイバーパトロールを通して~」
という題で講演を聴きました。概要を紹介します。
【ネット社会の現状】
・ インターネット接続環境のポイント=多種多様な接続機器・手段が登場している。
何時でもどこでもだれでも閲覧,書き込みが可能になってきている。
(フリーの WiFi スポ
ットが増えている。)特にゲーム機・音楽プレイヤーは注意が必要。⇒インターネットに接続
でき,ホームページ閲覧やアプリのダウンロードが可能(有料アプリを知らぬ間にダウンロ
ードしてしまうトラブル)で,ネットトラブル発生の多い機械。
★ トラブルが発生したとしても運営管理者は海外が多く,対応が遅く,そもそも対応してもら
えることがごく少数である。⇒法律が違う。第三者の言うことは聞かない。などの理由で。
★ 掲示板などの場合は部外者でも求めているページを探し出すことができる。LINE 等になる
と,グループ内完結型になるので,部外者が中身を知ることはほとんどできない。知ることが
できる場合があるとすればグループ内の誰かからの情報提供。
部外者に見られない,知られないとは言え,一旦インターネット上に書き込んだりアップし
たりした画像等は,完全消去は不可能。
【ネットトラブルの状況】
・ 報道された事例から・・・トラブルの発生に関しては中央・地方の違いはない。
平成24年度=LINE2件,Twitter2件,出会い系2件,コミュニティサイト2件,ゲームサイト2件,動画サイト1
件。延べ10都県で発生
平成25年度=LINE40 件,出会い系 28 件,コミュニティサイト 37 件,ゲームサイト5件,動画サイト3件
延べ53都道府県で発生
★ 平成25年度前半期(6月30日まで)は掲示板での書き込みが多かった。
これ以降26年3月31日までは SNS が増えた。=掲示板関連のトラブルが減ったわけでは
なく,総数が増え,割合として SNS 画像化しているということ。
・ トラブルの内容=誹謗中傷が多い
グループ内の個人攻撃(無視や雑言),学校への不満,特定の教師に対する誹謗中傷 特定
個人に対する書き込み,他の保護者の誹謗中傷,実名によるランク付け,自己情報等の開示,
掲載,SNS のID
顔写真
喫煙写真やいじめの様子などの掲載
★ 一旦インターネット上に掲載されてしまうと消去・削除は不可能
最近は,就職の面接官も受験者の SNS 等への掲載状況を調べる。過去に不適切な掲載を行
っていたことが分かると(容易に分かるらしい),就職はほぼできない。
★ 最近は,子どもたちだけでなく,保護者間でも中学生と同様のトラブルが発生している。
【未然対策】
・ 子どもたちにしてほしいこと
家の人と決めたルールを守る
個人情報を公開しない
不安なことや不明なことはすぐ相談する
他人の悪口やうわさ話は書き込まない
ネット上で知り合った人と実際に会わない
出会い系サイトには近づかない
勝手に人を撮影しネット上に掲載しない
IDやパスワードを他人に教えない
相手からの返事が来ないことにイライラしない
・ 保護者にしてほしいこと
利用ルール作り,子どもと約束する
“自分の子どもに限って”・・・と思わない
分からないからといってネットや機器を避けない
進んで知識を身に付ける
各社の対応サービスの導入の検討
子どもの様子を見る(変化に気づく)
日頃からのコミュニケーション
クレジットカード番号を教えない
★ 特に注意してほしいこと
家族と決めたルールを守る(どんなルールでもいいので守ることが大事)。相手の対応にイラ
イラしない。分からないこと,気になることはすぐに相談する。
◎これらの問題に対処できるようになった頃には新たな問題が発生しているのかも知れません。
しかし,現状を知っておくことは大事なことだと思います。
7月の予定
11 日(金)学習参観 救急法講習会
24 日(木)1学期終業式
17 日(木)食育の日
23 日(水)給食最終日
25 日(金)中里・松代・松之山3地区合同親善水泳大会:会場は田沢小
振り返ってみればあっという間の1学期になりそうです。時間とはそういうものなのでしょうね。
貝野小学校140年の沿革
№7
大正
9年(1920 年) 1月8日
始業式
児童学芸会挙行
大正
9年(1920 年) 1月 10 日 昨年倒れたる大桐伐採す
大正
9年(1920 年) 1月 20 日 平和克復御詔勅奉読式挙行
大正
9年(1920 年) 2月 11 日 紀元節祝賀式挙行
大正
9年(1920 年) 2月 16 日 午後3時より本村女子総会開催
大正
9年(1920 年) 2月 23 日 児童に悪性流行感冒の予防注射を行う(3月4日第2回施行)
大正
9年(1920 年) 3月6日
大正
9年(1920 年) 3月 10 日 陸軍記念講話を為す
大正
9年(1920 年) 3月 25 日 卒業式挙行
大正
9年(1920 年) 4月5日
大正
9年(1920 年) 5月 22 日 姿 火事罹災児童に見舞い品を贈る
大正
9年(1920 年) 5月 27 日 日本海海戦記念講話
大正
9年(1920 年) 5月 30 日 本日より机,腰掛の修繕に大工来校
大正
9年(1920 年) 10 月8日
靖国神社大鳥居建設寄附金へ当校児童より6円80銭納附す
新入生男 25 女 28 計 53
始業式
三村連合運動会水沢校庭にて開催
より参加せず
只
当校は水沢村に病あるに
右の選手だけは出場
大正
9年(1920 年) 10 月 10 日 当校庭に於て秋季運動会開催
大正
9年(1920 年) 10 月 30 日 教育勅語御煥発 30 周年記念式挙行
校庭に藤田氏寄贈の櫻
木2本植う
大正10年(1921 年) 1月1日
拝賀式挙行
大正10年(1921 年) 2月 11 日 紀元節祝賀式挙行 来賓 35 名
大正10年(1921 年) 3月 10 日 陸軍記念日 日露戦争実戦記(姿村保坂氏)
大正10年(1921 年) 3月 25 日 証書授与式挙行
新入生男 34 女 20 計 54
大正10年(1921 年) 4月4日
入学式挙行
大正10年(1921 年) 5月6日
修学旅行
大正10年(1921 年) 5月9日
体格検査施行
5,6,高等科
弥彦まで
鐙島校生徒来校
大正10年(1921 年) 10 月 31 日 天長節祝賀式挙行
来賓 20 名
大正11年(1922 年)1月1日
四方拝祝賀式
大正11年(1922 年)2月9日
山県有朋公国葬日につき訓話
大正11年(1922 年) 2月 11 日 紀元節祝賀式挙行 来賓 10 名
大正11年(1922 年) 2月 22 日 裏山にて兎狩りをなし兎を逸しムササビを捕獲 標本となす
大正11年(1922 年) 3月 10 日 陸軍記念日につき講話
大正11年(1922 年) 3月 25 日 卒業式挙行
大正11年(1922 年) 4月4日
新入生 54 名
入学式
大正11年(1922 年) 4月 12 日 英国皇太子殿下御来日に付訓話
★
英国皇太子とは,後のエドワード8世のこと。5月9日までの長期間滞日した。
大正11年(1922 年) 5月5日
修学旅行
5,6,高
柏崎
4,5,6,高
松之山温泉
1,2,3,4
外丸方面
大正11年(1922 年) 5月 27 日 日本海海戦講話