海老沢宏 氏と語る 『言葉とデザイン作法』 主催(公社)日本インテリアデザイナー協会 現代アート作家の主張は自信に満ちている。一切の説明もなしに作品を世に問う。 未完さえ斬新に映る。その自信はどこから来ているのだろう。 しかし多分彼らのプロセスをまとめてみれば、分厚い本数冊分の理論とスケッチに埋め尽くされるかもしれない。 ドナルドジャッドの「引き出し」、Ay-O の「レインボー」の前では特にそのインパクトを感じる。 一方、建築家やデザイナーには必ず依頼主がいる。 その依頼主は予算を持ち、機能や目的の「かたち」を求め、彼らのコンセプトに最大限に資することを希求する。 当然完成したものは、社会的役割を担うことになり、様々な人との関係を結ぶ。 その関係によって生まれる≪場≫の「かたち」こそ、デザイン職人が求めていくものだと考えている。 現代アートのように、個々の造形原理を突き詰めて提示するわけにはいかない。 私はむしろ人の気配や振る舞い、歴史の脈絡や詩学の中の言葉や概念に、デザインの立点を求めてきた。 デザインコンセプトは言葉でこそ伝わり、そのフレーズが造形を生み出す推力になって私のデザイン作法を支える。 ①FM東京スタジオデザインコンペの場合 ②日本ブランド「ONSEN」 ③東日本大震災と復興作業 海老沢宏 略歴 氏 ( 有 ) 海老沢宏環境工房代表取締役 JID 会員、JIA 会員 一級建築士 武蔵野美術大学元非常勤講師、東京造形大学造形学部卒 主な活動 1989 ~ 2000 年 武蔵野美術大学非常勤講師 1985 年 有楽町マリオンにてデザイングループ展 1989 年 国際デザイン博覧会 デザインギャラリー委員 1992 年 USA ルネッサンス `92 ホテルリノベーション部門グランドプライズ受賞 (ハイアットリージェンシーワイキキ、レストランリノベーション) 1994 年 ポルトガル・ジャパンデザインセッション・パネリスト 2000 年 FM 東京スタジオデザインコンペティション 1 等 2004 年 宮崎シーガイアフェニックスリゾートの再生に加わる 2011 年 東日本大震災で被害にあった仙台の建物の再生にあたる * コーディネーター 外山 暁啓 氏(建築雑誌「KJ」編集長) 日時 2015年10月23日(金)18:00~20:45(17:30受付開始) 会場 東京ミッドタウン Design Hub 住所 港区赤坂9-7-1ミッドタウンタワー5F デザインハブ内リエゾンセンターセミナールーム * 定員 60名(先着順) * 会費 JID会員・一般¥2,000 学生¥1,000 (ドリンク付) * 申込 下記申込書にご記入の上、JID事務局 FAX03-5322-6559 又はE-mailまたはWebサイトよりお申込み下さい * 申込締切 10月15日(木曜) * 問い合わせ先 (公社)日本インテリアデザイナー協会事務局 TEL03-5322-6560 申し込み FAX 03-5322-6559 E-mail [email protected] URL http://www.jid.or.jp 第20回 デザイン職人四方山話参加申込書 氏名 企業名・学校名 住所 電話 FAX 参加者区分に〇 JID会員/他団体/一般/学生
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