国際チャーター便地上ハンドリング支援事業 地上ハンドリング支援事業

国際チャーター便
国際チャーター便地上ハンドリング支援事業
チャーター便地上ハンドリング支援事業(戦略開拓市場・新規市場)
地上ハンドリング支援事業(戦略開拓市場・新規市場) 実施要綱
制定日:2015年4月1日
(趣旨)
趣旨)
第1条 この要綱は、一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(以下、「OCVB」という。)が、
地上ハンドリング料を負担する航空会社へ助成金を交付するにあたり、必要な事項を定める。
(目的)
第2条 当事業は、戦略開拓市場又は新規市場から空路で沖縄に入る外国人観光客を増加させ、国
際チャーター便を定期便化につなげることを目的とする。
(事務取扱者)
第3条 当事業は、沖縄県とOCVB海外事業部海外プロモーション課を所管とし、OCVBが事務の取り
扱いを行う。
2 当事業を実施するにあたり生じた問題については、日本国で定める法律を適用する。
(用語の定義)
第4条 「国際チャーター便」とは、現に国際定期便の就航していない路線を条件とし、海外の空港か
ら沖縄県内空港へ運航するチャーター便のことを指す。
2 「地上ハンドリング」とは、航空会社が空港において、到着時に受ける地上作業サービスをいい、
発券カウンター等の旅客サービス、ランプサービス、機体整備等のサービスのことを指す。
3 「戦略開拓市場」とは、タイ、シンガポールを中心とするASEAN市場及びロシアを指す。
4 「新規市場」とは、北米、欧州、豪州を指す。
(助成対象事業者)
第5条 当事業の助成対象となる事業者(以下、「助成対象事業者」という。)は、国際チャーター便を
運航する航空会社とする。
2 当事業は、申請主義とし、OCVBからの連絡の有り無しにかかわらず、申請する事業者が所定の
申請書類を提出しなければ助成対象として認めない。
3 事務処理は全て日本語で行うため、申請する事業者は日本語対応できること。
4 助成金は、助成対象事業者名義の金融機関口座に日本円で振込ができること。
(助成対象期間)
第6条 当事業の助成対象期間は、2015年4月1日(沖縄到着日)から2016年2月29日(沖縄出発日)
までとする。
2 申請総額が予算額を超過する場合には、助成対象期間内であっても受付を終了とする。
(当事業の助成額)
当事業の助成額)
第7条 当事業の助成額は、次に示すとおりとする。
(1) 海外の空港から那覇空港へ到着する国際チャーター便
助成対象路線
助成額/
助成額/1便
9時から21時までに到着する国際チャーター便
30万円
21時から9時までに到着する国際チャーター便
40万円
9時から21時までに到着する国際チャーター便
50万円
21時から9時までに到着する国際チャーター便
60万円
戦略開拓市場 ⇒ 那覇空港
新規市場 ⇒ 那覇空港
(2) 海外の空港から沖縄県内離島空港へ到着する国際チャーター便
助成対象路線
助成額/
助成額/1便
戦略開拓市場 ⇒ 離島空港
30万円
新規市場 ⇒ 離島空港
50万円
2 次に示す内容に該当する場合は、助成対象外とする。
(1) 国土交通省へ届け出を行っていない場合
(2) プライベートジェット機をチャーターした場合
(3) 沖縄県及びOCVBが、国際チャーター便又は国際定期便の路線開設に向けた取り組みを
行っていない地域
3 当事業の申請は、予算の範囲内の執行とし、受付順とする。
(申請書の提出)
第8条 申請は、原則としてチャーター便運航終了日から起算して14日以内に、次に示す書類を提出
すること。2015年4月から8月末日までに運航された分の申請については、2015年9月30日を提出
期限日とし、それ以降に提出されるものは受け付けない。また、2016年2月運航分の申請について
は、2016年3月4日を提出期限日とする。
(1) 申請書(様式第1号)
(2) 運航実績表(様式第2号)
(3) 国土交通省へ提出した「外国航空機の有償運送許可申請書」の写し
(4) (3)に対する国土交通省発行の「外国航空機の有償運送許可番号」を確認できる書類の写し
2 申請書類の提出は、電子メールにて仮申請することができる。
3 助成対象事業者がOCVBへ申請書類を提出後、何らかの事情によりやむを得ず申請を取り下げ
る場合は、次に示す書類を提出すること。また、一度取り下げた案件を再度申請することは認めな
い。
(1) 取下げ書(様式第3号)
4 全ての提出書類は原本で提出されるものが有効であり、FAXで送信された書類や電子メールで送
信された書類は、原本として受け付けない。
(交付の決定)
第9条 OCVBは、第8条により提出された申請書類を審査し、助成交付金を決定する。
2 OCVBは、助成が適切と判断したものについて、交付決定通知書(様式第4号)をもって助成対象
事業者に通知する。
3 OCVBは、助成が適切でないと判断したものについて、助成金の一部又は全部は交付しない。
(助成金の請求及び支払い)
第10条 助成対象事業者は、交付決定通知書に記載された提出期限日までに、次に示す書類に交
付金額を記入し、提出すること。
(1) 請求書(様式第5号)
※ 海外送金の場合は、請求書(様式第5号-2)を提出すること。
2 助成対象事業者と請求者が異なる場合には、助成対象事業者は請求の権限を委任する旨を
OCVBに報告し、委任状原本を請求書とともに提出すること。
3 OCVBは、第5条第4項に基づき、助成対象事業者が指定した金融機関口座へ円建てで振込むこ
とにより行うものとする。海外送金にかかる受取手数料は、助成対象事業者が負担すること。
(書類の管理)
(書類の管理)
第11条 助成の交付を受けた事業者は、助成金にかかる経理を明確にするとともに、関係書類を善
良な管理の下に5年間保存しなければならない。
(交付の取消し及び返還)
第12条 OCVBは、助成対象事業者がこの要綱の規定に違反したとき、又は助成金申請書等の提出
書類に虚偽の記載をしたときは、助成金の交付決定を取り消し、既に交付した助成金の全部又は
一部を返還させることができる。
(調査)
第13条 OCVBは必要に応じて、助成対象事業者に対し、当事業が正しく行われているかどうか調査
することができる。調査に協力できない場合又は調査した内容と申請内容に違いがみられる場合
は、既に交付した助成金の全部又は一部を返還させることができる。
(免責事項)
第14条 当事業の履行において、事業者間で発生した問題に対し、OCVBは一切関与しない。
(その他)
第15条 この要綱に定めのない事項については、沖縄県とOCVBが協議して決定する。
附則
この要綱は、2015年4月1日から適用する。