論文・レポート評価基準表 評価項目 提出様式 大阪観光大学 チェックポイント ●表紙に、科目名・担当者名・クラス名・学籍番号・氏名・題目(あるいはテーマ)が 提出様式についてのチェック 明記されている(大学指定の表紙を使用しない場合でも)。 ポイントを、すべて満たしてい ●指定された書式が正しく守られている。 る。 ●字数制限が正しく守られている。 ●読みやすい字体やフォントサイズで書くことができており[特に指定がない場 合、通常は、本文のフォントは明朝体の使用が望ましい。またフォントサイズは 10.5ポイントが一般的]、複数の字体やフォントサイズが無目的に混ざったりしてい ない。 体裁・読みやすさ ●図表や写真、記号などを用いている場合には、その分野で決められている適切 な表示のルールに従って表示できており、内容とは無関係のもの(イラスト、写真、 記号など)を、本文や表紙、余白等に書いていない。 ●適切な見出しをもうけるなど、内容に応じた読みやすさへの配慮がされている。 表記・表現 A(よく出来ている) 体裁がよく整っており、見出し や図表の表示法など、チェッ クポイントがすべて適切に出 来ている。 B(概ね出来ている) C(あまり出来ていない) D(不合格) 提出様式についてのチェック ポイントのなかに、満たしてい ない事項がある。 ― 体裁は概ね整っているが、見 出しや図表の表示法などに 若干不適切な箇所が見られ る。 ― 体裁の整え方が不十分で、 見出しや図表の表示法など にも不適切な箇所が見られ る。 体裁がまったく整っておら ず、見出しや図表の表示法な どにも不適切な箇所が多い。 ●誤字や脱字がない。 表記・表現についてのチェッ 表記・表現についてのチェッ 表記・表現についてのチェッ 表記・表現についてのチェッ ●口語やくだけた表現を使わず、正しい文章語を用いて書くことができている。 クポイントがすべてよく守られ クポイントが、概ね守られてい クポイントが、あまり守られて クポイントが守られておらず、 ●文末表記や一人称の表記が統一できている。[レポートの文中でどうしても一人称 ている。 る。(目安として、1000字のレ いない。(目安として、1000字 間違いが多すぎる。(目安とし を使用する必要がある場合には「私」を用いる] ポートなら3ヶ所程度のミス) のレポートなら5ヶ所程度のミ て、1000字のレポートなら10ヶ ●「です・ます調」ではなく「だ・である調」を用いて書くことができている。 ス) 所以上のミス) ●段落のはじめの1字下げなど、基本的ルールを守って書くことができている。 ●はじめに(問題の提起や背景の説明等で、「序論」部分) → 本論 →まとめ(「結 論」部分)という流れで構成することができている。 ●最後に「引用文献」あるいは「参考文献」の一覧を記載することができている。 全体の構成や、書 ●本文中において、自分の考えや意見を書いた部分と、文献や資料からの引用 の部分を明確に区別できている。 き方の基本 チェックポイントの通り、内容 的にも形式的にも、全体の構 成や書き方の基本がよくでき ている。 内容的には伴わない部分が あるが、形式的には、全体の 構成や書き方の基本が概ね できている。 内容的には伴わない部分が 内容的にも形式的にも、全体 あるが、形式的には、全体の の構成や書き方の基本が不 構成や書き方の基本が不完 十分である。 全ながらできている。 ●根拠をもとに、自分の考えを明確に述べることができている。 ●根拠を述べるために、調べるべきことを適切な文献・資料によってきちんと調べ ることができている[調べたのであろうことがうかがえるだけでは不十分。調べたこ 自分の考えとその とがはっきりわかるように書かれていなければならない]。 ●情報源(文献・資料等の出典)は、十分に信頼のおける適切なものを選択する 根拠の記述 ことができている。 チェックポイントの通り、明確 な根拠と、それを支える事実 を挙げ、自分の考えを明確に 述べている。情報源も明記し ている。 なんらかの根拠が挙げられて いて、自分の考えとの間に一 定の関係が認められる。情報 源も明記している。 なんらかの根拠が挙げられて 根拠が挙げられていない、情 いるが、自分の考えとの関係 報源が明記されていない、な は不明である。情報源は明記 ど不十分である。 している。 ●自分の述べたいことを、筋道立てて論理的に述べることができている。 ●意味の通らない文章などがなく、論旨も明快である。 ●内容には説得力があり、十分に読み手を納得させられる内容である。 ●内容にオリジナリティがある。 ●必要に応じて図表や写真、補助資料を添付するなど、わかりやすくするための 自分なりの工夫が見られる。 チェックポイントの通り、自分 の言いたいことを論理的に述 べ、論旨も明快で、説得力の ある内容になっている。 一応は論理的に自分の言い なんらかの主張を試みている 論理性がまったくなく、意味 たいことを述べているが、論 が、論理性が弱く、論旨が不 の通らない文章が多い。内容 旨に不明確なところが若干見 明瞭である。 も自分の思いつきを述べただ られる。 けである。 内容の質 Ⓒ Osaka University of Tourism, 2013 初年度教育検討委員会, 2012
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