一年次前期 機能形態学 Anatomy and Physiology(2単位) 1年次前期 必修 【担当教官】 准教授 上原 知也 非常勤講師 松澤 大輔 非常勤講師 三木 隆司 非常勤講師 須藤 千尋 非常勤講師 向 英里 非常勤講師 宮宗 秀伸 非常勤講師 小宮山 政敏 【授業概要及び目標】 (授業概要)薬物の作用機構や疾病について理解するには、人体の構造とその機能に関する知識が必須であ る。機能形態学は、正常な生体の機能を扱う生理学と構造を扱う解剖学からなる分野であり、本講義では、 各器官の構造と機能について説明する。 (目的)各臓器の基本的な構造と機能についての知識を修得する。 (到達目標)各臓器の構造、機能、役割、分泌ホルモンを説明できる。 【授業計画及び授業内容】 回 月日 担当者 1 4.15 上 原 2 4.22 上 原 項 目 <授業方法> 授 業 内 容 解剖見学の心構え1 解剖見学(第 13、14 回)に関する注意事項を述べる。 組織、外皮系 組織の分類について学ぶ。また、皮膚の構成と機能などに <講義> ついて学ぶ。 骨、関節、筋 骨の構造と機能、骨形成、骨格筋の構造と収縮機構などに <講義> ついて学ぶ。また、主な骨、関節、骨格筋の名称と位置に ついて学ぶ。 3 5.13 須 藤 末梢神経系、感覚 末梢神経系の構造と機能及び感覚器について学ぶ。 <講義> 4 5.20 松 澤 神経組織、中枢神経系 神経組織の構造と機能について中枢神経系を中心に学ぶ。 <講義> 5 6 5.27 6. 3 三 木 向 心臓、血管と循環 心臓の特徴的な構造と自動性発現の機序を理解し、興奮― <講義> 収縮連関の機序を説明できるようにする。 呼吸器系 呼吸運動と換気の力学、ガス運搬の機序を説明できるよう <講義> にする。 8 6.10 上 原 内分泌系、血液 ホルモンの産生と分泌に関わる臓器の構造、ホルモンの作 <講義> 用、および、ホルモン分泌調節機序について学ぶ。また、 血液の成分や血球の分類と機能などについて学ぶ。 8 9 10 11 12 6.17 6.24 7. 1 7. 8 7.15 上 原 上 原 上 原 上 原 宮 宗 小括・試験 第7回の血液を除く第1回から第7回までの講義の内容の <講義・演習> 確認および質疑応答を含めた知識の確認。 解剖見学の心構え2 解剖見学(第 13、14 回)に関する注意事項を述べる。 リンパ・免疫系 リンパ節、脾臓、および、胸腺の構造と機能について学ぶ。 <講義> また、免疫の概要について学ぶ。 消化器系、栄養と代謝 消化器系の構造と機能について学ぶ。また、消化器系から <講義> 吸収される栄養素などの概要について学ぶ。 泌尿器系、体液 腎臓における尿生成を中心として、泌尿器系の構造と機能 <講義> について学ぶ。また、体液調節の概要について学ぶ。 生殖器系、発生 男性生殖器と女性生殖器の構造と機能について解説する。 <講義> 13 14 15 未定 未定 未定 小宮山 解剖見学1 医学部で解剖見学を行う。 上 原 <講義・実習> 小宮山 解剖見学2 上 原 <講義・実習> 上 原 総括・試験 第7回の血液、および、第9回から第 12 回までの講義の内 <講義・演習> 容のまとめ及び質疑応答を含めた知識の確認。 医学部で解剖見学を行う。 【授業外学習】 ・各授業後に復習し、授業内容を各自で整理し直すこと。また、適宜レポート提出を課す場合がある。 ・各授業後に授業内容の復習と整理をし、各自で理解度を確認する。 【キーワード】生理学、解剖学 【教科書・参考書】教科書:トートラ人体解剖生理学(第9版)、丸善株式会社 【評価方法・基準】授業態度(10%)、人体の構造と機能に関する試験(小括・総括 90%)で総合的に評価する。 原則として授業時間の3分の2以上出席が必要。 履修開始時に配布する評価基準に基づき各評価を実施する。 9 一年次前期 7
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