[土地連からのお知らせ No.441] 平成 27 年 10 月 20 日 「黒澤金一氏が農林水産大臣表彰を受賞」 「小田島峰雄氏が全国土地改良事業団体連合会長表彰を受賞」 ~ 第 38 回全国土地改良大会青森大会が開催 ~ 第 38 回全国土地改良大会青森大会 が「土地改良の路繋ぎ明日への確かな 途拓く」をテーマに、10 月 15 日青森 市で、伊東良孝 農林水産副大臣をは じめ、全国の水土里ネットなどから約 3,500 人が参加し、盛大に開催されま した。 開催にあたり主催者である二階俊 博 全国土地改良事業団体連合会長 【挨拶する二階会長】 が、「全国各地から農業農村整備の推 進に日々ご尽力を賜っている方々が多数参集いただき感謝申し上げる。昨今の 農業農村を巡っては高齢化社会や本格的な人口減少社会の到来により、急速な 衰退が懸念され、中でも農業農村の振興は地方創生になくてはならない大きな 課題となっている。このため、政府におかれては“骨太の方針”や“日本再興 戦略”において『土地改良の一層の推進』が謳われ、土地改良の重要性を再認 識していただいている。現在、来年度の予算編成作業が進められ、28 年度農業 農村整備の概算要求は昨年度と比べ 1,000 億円の増額要求をしていただいた。 今後も『闘う土地改良』を方針に掲げ、皆様と共に闘い続けて参りたい。地方 の皆様の活動に期待申し上げる」と挨拶しました。 ○土地改良事業功績者表彰 式典では、長年、土地改良事業にご 尽力いただいた方々のご功績を讃え 表彰が行われ、本県からは黒澤金一 一方井土地改良区理事長が農林水産 大臣表彰を、また、小田島峰雄 本会 総括監事(猿ヶ石北部土地改良区理事 長)が全国土地改良事業団体連合会長 表彰をそれぞれ受賞されました。受賞 【 農 林 水 産 大 臣 表 彰 を 受 賞 し た 黒 澤 理 事 長 (中央)】 式では黒澤理事長が、全国から選ばれ た6名の大臣表彰者として登壇し、伊東副大臣から表彰状と記念品が授与され ました。 ○基調報告(東日本大震災 復旧・復興状況) 東日本大震災津波よって特に被害の 大きかった岩手県、宮城県、福島県の各 土地改良事業団体連合会から『東日本大 震災、その後の新たな芽生え』と題し、 被災及び復旧状況の報告が行われまし た。 進藤金日子 全国水土里ネット会長 会議顧問を聞き手とし、岩手県からは田 山清 本会専務理事が、陸前高田市広田 地区の被災状況、営農再開させた地区の 取組、収穫したお米を利用した『工房め 【基調報告を行う田山専務理事】 ぐ海』による6次産業の活動内容、被災 地の今後の展望などを報告しました。また、これまで全国からのご支援に対し てお礼を述べ、今後も引き続きご支援をお願いし、発表を終えました。 ○東日本大震災の復旧・復興パネル展 岩手県、宮城県、福島県の被災三県 によるパネル展示がありました。 大会参加者は、各県の被災状況や、 これまでの取り組み、今後の復興へ向 けた歩みについて、まとめたパネルを ご覧になっていました。 【岩手県のパネル展の様子】 ○事業視察 翌日 16 日には『畑地帯総合整備事 業野沢2期地区』を視察し、ホタテの 貝殻が年間5万トン排出され、そのう ち1~2万トンが再生・加工利用され いる現状と、本地区ではホタテの貝殻 を農道整備のアスファルト混合物と して再利用した取組が紹介されまし た。 【事業視察の様子】
© Copyright 2024 ExpyDoc