【麦共済加入者のみなさまへ】 平成27年産の麦作から、経営所得安定対策が見直され、 営農継続支払が当年の作付面積に応じて交付されることに 伴い、共済金の算定方法が見直されます。 概 要 農業共済は、自然災害等による農業者の収穫量の減少に伴 う収入減少を補填する制度であり、補償金額から農業者の当 年産の収穫量に伴う収入を除いて共済金を支払っています。 営農継続支払は、平成26年産までは前年産の生産面積を 基に算定されていたことから、農業者の当年産の収穫量に伴 う収入には含めていませんでした。 しかし、平成27年産からは、営農継続支払が当年産の作 付面積に応じて数量払の内金として交付される仕組みに変更 されるため、営農継続支払は農業者の当年産の収入に含める こととなります。 このことから、数量払が営農継続支払額を超えないため追 加交付がなされない場合の損害部分に対しては、数量払の減 少はないものとして共済金を算定することとなります。 なお、この見直しに伴い、共済掛金率についても下がるこ ととなります。 平成26年10月作成 平成26年産と平成27年産の共済金の比較 変更点 平成27年産から、営農継続支払は、農業者の当年産の収入に含めるこ ととなります。このため、支払われる共済金は、補償金額から営農継続支 払を控除したものとなります。 平成27年産 共済金=補償金額−(販売収入+交付金(数量払及び営農継続支払)) 平成26年産 共済金=補償金額−(販売収入+交付金(数量払)) ※1 補償金額は、農業者が麦の生産によって得られる当年産の見込収入(平年収入)のうち 当組合が補償する金額。 ※2 販売収入は、当組合が引受時に播種前契約価格等から販売手数料相当額を差し引い て定めた単価を基に算定した金額。 ○平成27年産における農業共済の補償イメージ 農業者の収入 共済金 補償金額 販売収入+数量払 販売収入 営農継続支払 収量 ○平成26年産までの農業共済の補償イメージ 農業者の収入 補償金額 共済金 販売収入+数量払 収量
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