看護部トピックス 6 月号 「回復期リハ看護師」 回復期リハ看護師認定とは・・ 全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会では、会員病院に所属している看護師を対象として、 回復期リハビリテーション病棟(回復期リハ病棟)において「回復期リハサービスの対象者及びその 家族に対する質の高い看護の提供」、「回復期リハ病棟における個人、集団、組織に対するリスクマ ネジメント」、「回復期リハサービスにおける多職種との協働とチームアプローチの実践」などの活 動を行うことのできる看護師を育成し「回復期リハ看護師」として認定をしています。 現在、回復期リハビリテーション病棟で活躍している及川結香さんは、2010 年に認定され、2015 年 1 月に更新しました。及川さんに活動内容と今後の抱負を聞きました。 2003 年7月に回復期リハビリテーション病棟を開設し、今年で 12 年目 を迎えます。患者さんやご家族との信頼関係を大切に、今後の生活につい て一緒に考え、退院まで支援していくことにとてもやりがいを感じ、2010 年に「回復期リハ看護師認定」を取得しました。資格を取得し 5 年経過し ました。認定の更新には「看護実践及び自己研鑚の実績を実践し 5 年間で 50 ポイント以上獲得すること」と定められています。過去 5 年間で、全 国看護研究学会の発表や院内の研修会講師等の活動を行い、今年 1 月に更 新することができました。 回復期リハビリテーション病棟届出・累計数は、平成 26 年で 1282 病院 1603 病棟、全国の病院の うち 14.7%が回復期リハ病棟で、年々増加傾向です。脳血管疾患などや障害を持たれた患者さんが急 性期病院からの治療を終え、住み慣れた地域や自宅で自立した生活が送れるように、チームでリハビ リテーション医療を提供するのが回復期リハビリテーション医療です。 在宅復帰と ADL 向上による寝たきり防止を目的としたリハビリテーション医療は、チームアプロー チが重要です。チームの中でも、24 時間患者様に寄り添うのが看護師の役割です。チームアプローチ を実践するためには、様々な知識やコミュニケーション能力・情報収集能力が必要となります。看護 師個人・集団・組織に対するリスクマネジメントを行い、患者さんが楽しく安心してリハビリテーシ ョンができるように思いやりをもって関わっております。今後とも患者さんへよりよい看護が提供出 来るよう自己研鑚に励み、回復期リハビリテーション病棟の活性化につなげていきたいです。 <平成 26 年 3 月のお楽しみ会> <みんなで桜の花作り> <たくさんの花が咲きました✿>
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