2015 年 10 月 28 日 学会員各位 中等社会科教育学会 会長 江口 勇治 中等社会科教育学会 第34回 全国研究大会のご案内 紅葉の候, ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。 この度, 中等社会科教育学会第 34 回全国研究大会を下記の通り 開催いたします。学会員の皆様はもとより, 社会科教育に関心 をお持ちの方々も広くお誘いいただき, 多数ご参会くださいま すよう, ご案内申し上げます。 大正大学に会場が変更になりました。ご注意ください。 記 1. 期日: 2015 年 11 月 22 日(日) 2. 会場: 大正大学 2号館 5階 9 時半~ 受付開始 (住所:東京都豊島区西巣鴨 3-20-1) 3. 時配: 9:30 10:00 受付 12:00 13:00 自由研究発表 14:15 14:30 大学院生による 模擬授業 シンポジウム 1 16:45 17:30 18:00 20:00 総会 懇親会 ◆自由研究発表─第 1 分科会 会場 251 教室(10:00~12:00) 司会:館 潤二 (大正大学) (1) 社会心理学の研究を活かした経済教育の可能性 高橋 信博 (筑波大学大学院) (2) 政治思想を用いて社会問題を考える倫理の教材開発―公民科倫理での法教育― 小貫 篤 (東京都立雪谷高等学校) (3) 模擬安保理で学ぶ国際政治 華井 和代 (東京大学) (4) 法的思考を培うジレンマ教材開発の可能性―中学校社会科公民的分野の実践を通して― 寺本 誠 (お茶の水女子大学附属中学校) ◆自由研究発表─第2分科会 会場 252 教室 (10:00~12:00) 司会:竹田 和夫 (新潟県立新発田高等学校) (1) 水道水の硝酸性窒素による汚染 綿谷 聡(筑波大学大学院) (2) 韓国雲山高校での「東アジア史」授業実践―第 7 回歴史教師海外交換訪問授業に参加して― 石川 航平・永池 航太郎 (筑波大学大学院) (3) 身近な地域をテーマにした中学社会歴史的分野における授業実践への取り組み 大導寺 宏昭 (専修大学松戸中学校) (4) 本校地歴科の実践報告と課題(仮) 金田 啓珠 (山形県立長井高等学校) 2 ◆大学院生による模擬授業(13:00~14:15) 筑波大学大学院修士課程教育研究科では,平成 18-19 年度の 2 ヵ年にわたり,文部科学省より「資 質の高い教員養成推進プログラム」の補助金支援を受け, 「高度な授業力育成のための授業開発」 を展開しました。このプログラムでは,大学教員(教科教育教員と教科専門教員)と附属学校(附 属高校・附属駒場高校・附属坂戸高校)教員の協力指導の下,大学院生に附属学校で実験授業を実 施させ,高度な授業力を身に付けさせることを目的としました。文部科学省の補助金支援は平成 19 年度で終わりましたが,その教育効果は大きいと考え,以降も引き続き,大学院生が現場で実験授 業を行う取り組みを,社会科教育コースでは実施しています。今回はその事前授業に加えて, 韓国 の高校で行った授業を取り上げ, 実際に大学院生に模擬授業を行ってもらいます。 模擬授業① 会場 251 教室(13:00~14:15) 単元名 :平安時代における人口減少問題に対する施策(仮) 授業の要旨 :人口減少は現代における諸問題の根幹を成しており, そのため自身の問題として捉え る必要がある。本実践では平安時代に起きた人口減少を事例に, 絵画資料と統計資料 を用いて社会の変化や人々の行動を分析する。 「行き詰った」社会を打開してきた歴 史から, 現代を生きる自身の行動によって社会が変化する展望を生徒に持たせたい。 授業者 :内田光 上村洸 羽賀翠 福田誠 模擬授業② 会場 252 教室(13:00~14:15) 単元名 :東アジアの平和に向けた共通の歴史認識―江戸初期の朝鮮通信使を事例に― 授業の趣旨 :本授業は, 『第 7 回歴史教師海外派遣公開訪問授業』において, 「東アジアの平和に 向けた共通の歴史認識」をテーマに掲げ, このテーマを韓国の高校生と考えるために, 日韓交流の歴史として「朝鮮通信使」を事例(指定テーマ)とする。また授業方法と して, 史資料を用いて, そこから学習者は歴史的な事象に関して理解を深めていくよ うつとめるものである。今日, 日韓関係において「善隣外交」や「平和外交」として 通信使が取りあげられる中で, 史資料をもとに, 当時の状況の中で, 通信使の目的や 人々の行動はどのようなものだったのかを学習者は読み解いていく。 授業者 :石川 航平 ◆シンポジウム テーマ 会場 251 教室(14:30~16:45) :今求められる授業・教材のあり方をめぐって-社会系教科・科目の価値の探究を基に- シンポジスト :藤井 剛氏(明治大学) 野口 剛氏(帝京大学) 金 玹辰氏 (北海道教育大学旭川校) ※都合により変更になりました コーディネーター:江口勇治(筑波大学) シンポジウム趣旨: 社会系教科・科目のそれ自体の教育的価値を現在において明確にし,学習者のそれらの固有な価値や 意義についての理解と判断を重視する姿勢を堅持するとともに, 社会系の教科の教育としての固有性 に着目して, もっとこれらの論点が議論され, いろいろな立場からその価値が広く共有されることが 大切であるということから, 議論を行う。 3 ◆総 会 会場 251 教室 (17:00~17:30) ◆懇親会 会場 未定 (18:00~20:00) 《大会参加要項》 1.参加費:ご参加の方には, 参加費として 500 円いただきます。 2.懇親会 :18:00 より大正大学周辺で行います。お誘い合わせのうえ, ご参会ください。懇親会のみご出 席される場合は, 事前にご連絡をお願いします。なお, 会費はお一人様につき一般会員 4,000 円を予定しております。 3. 昼食 :近くのコンビニや飲食店をご利用ください。 4.学会費 :今年度の学会費を未納の方は, 学会費のお支払い(一般会員 3,000 円)を当日お願い申し 上げます。 5.お問合せ:〒305-8572 茨城県つくば市天王台 1-1-1 筑波大学人間系 中等社会科教育学会事 務局 Tel&Fax 029-853-6729 E-mail: [email protected] 《大正大学までの交通アクセス》 都営地下鉄三田線・・・・西巣鴨駅下車 JR 埼京線・・・・板橋駅東口下車 徒歩 2 分 徒歩 10 分 都電荒川線・・・新庚申塚駅又は庚申塚駅下車 徒歩 7 分 学会員執筆の本が刊行!!! 『中等社会科 21 世紀型の授業実践-中学校・高等学校の授業改善への提言-』 21 名の中等社会科教育学会学会員の執筆により先日刊行いたしました『中等社会科 21 世紀型の授業 実践』(学事出版)を, 当日,学会員の方に 2 割引きで販売いたします。すでに学事出版社や Amazon な どでは売り切れとなっております。ぜひこの機会に大会会場でお求めください。 郵送販売も致しております。申し込みはメールでも OK ですので、学会 HP を参照ください。 4
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