やまぐち元気生活圏づくり総合推進事業(PDF:168KB)

平成 27 年度 主要事業の概要
新 やまぐち元気生活圏づくり総合推進事業
95,740 千円
(2月補正)
「やまぐち元気生活圏」の形成に向け、推進体制の強化を図るとともに、市町や地
域の主体的な取組を総合的に支援します。
《事業のポイント》
○
県と市町の実践的な連携・協働体制を一層強化するとともに、大学や関係団体
等を加え、新たに全県的な推進組織を設置。
○
「機能・サービスの拠点化」、
「集落間のネットワークの強化」及び「元気生活圏
を支える地域コミュニティ組織の育成」に向けた市町、地域の取組に対し、ソフ
ト・ハード両面からきめ細かな支援を総合的に実施。
○
地域づくりの新たな担い手を確保するため、市町における地域おこし協力隊の
積極的な導入・活用を促進。(県においても1名の導入を予定)
《事業概要》
◆推進体制の強化
区
分
全県的な
推進組織
の 設 置
事
業
内
容
○「やまぐち元気生活圏づくり推進会議」の設置・運営《5月20日(水)》
施策推進に係る合意形成や進行管理、情報共有、先行事例の研究、効果的な
課題解決手法の検討等の実施
【構成員】県、市町、大学、関係団体等
○市町職員スキルアップ研修の実施《6月7日(日)午前》
市町・地域
の人材力
の 強 化
元気生活圏づくりの実務に携わる市町職員への専門研修
【研修内容】地域の将来診断の実施や各種関連制度の活用
地域に対するファシリテイト等の能力向上支援
○地域づくりリーダー養成研修の実施《①7月中旬(土・日、東部・西部)》
地域づくりのリーダー群を養成するための実践的研修
【研修内容】①地域の合意形成に必要な手法(ワークショップ等)の習得
②地域住民アンケートや聞き取り調査等の手法の習得
③地域の会合等のまとめを住民へ効果的に伝える手法の取得
○「やまぐち元気生活圏ガイドブック」の作成
取組の手順や進め方、ケース別の対応方法等の提示
支援ツール
の 充 実
○集落動態調査・集落実態調査の実施
・集落動態調査:住基データを活用した人口動態の定期的捕捉
・集落実態調査:全集落(3,299集落)を対象とする集落点検の実施
○「やまぐち中山間地域づくり支援サイト」の充実
各地域の取組や先進事例、支援制度等に関する情報提供の充実
平成 27 年度
主要事業の概要
◆市町・地域の取組への支援
区
分
事
業
内
容
○コーディネート事業《6月7日(日)午後、情報交換会》
民間コーディネーターの幅広い知識と専門性を活かし、地域づくり支援員
(県民局職員等)との連携により、地域の取組を継続的に支援。
(1) コーディネーター派遣事業
【派遣地域】9地域
【派遣回数】年12回程度、派遣開始月から最長24月
(2) 先進地視察支援事業
【申請先】
【採択予定】3地域
やまぐち中山間地域づくりサポートセンター
【限 度 額】10万円
(山口県立大学附属地域共生センター)
計画策定
実践活動
支
援
【派遣時期】平成28年2月末日まで
○アドバイザー派遣事業
「地域の夢プラン」の作成・実践に取り組む地域に対し、アドバイザーの
派遣により、専門的な知識や技術、ノウハウ等を提供し、個別課題の解決を
支援。
【派遣地域】9地域
【派遣回数】1課題につき年3回
○地域おこし協力隊等導入促進事業
地域おこし協力隊等の積極的な導入・活用を進めるため、市町と連携し、
隊員の募集や活動・定住支援等に係る取組を強化。
・首都圏等における市町との合同募集説明会の実施
・隊員のスキルアップや起業・就業に向けた研修会等の開催
・地域おこし協力隊等活動推進員の設置(県サポートセンター) 等
○拠点化・ネットワーク化基盤整備支援事業
集落機能の維持と持続可能な地域運営・地域経営の確立に向けて、複数集
落からなる基礎集落圏内の日常生活機能の拠点化とネットワーク化を促進す
るため基盤整備を行う市町等を支援。
【補助事業者】市町
【事 業 主 体】市町、地域づくり団体・法人
【県費補助率】1/2以内(団体・法人の場合は1/3以内)
◇地域運営・交流等拠点整備事業
基盤整備
支
援
【対象事業】地域運営の生活店舗・生活支援サービス事業所、地域内外と
の交流施設等の整備 等
【補 助 額】[市 町] 上限 30,000千円 下限 1,000千円
(複合機能を有する施設の場合の上限は50,000千円)
《補 助 額》[団体等] 上限
3,500千円
下限
500千円
(複合機能を有する施設の場合の上限は10,000千円)
◇集落ネットワーク強化事業
【対象事業】生活交通に係る車両購入、情報ネットワーク整備
【補 助 額】[市 町] 上限 5,000千円 下限 1,000千円
《補 助 額》[団体等] 上限 3,500千円 下限
500千円
等
平成 27 年度 主要事業の概要
平成26年度の実績
【中山間地域づくりリーダー研修会】
実施日
場 所
内
容
参加人数
(うち市町職員)
講 師
7 月 26 日
(土)
周南市
熊毛公民館
島根県中山間地域
・地域づくりの流れづくりと参加
研究センター
体制づくり
有田研究員
・グループワーク
嶋渡研究員
32 人
(16 人)
8月 2日
(土)
美祢市
赤郷公民館
・地域づくりの流れづくりと参加 島根県中山間地域
体制づくり
研究センター
・グループワーク
安部研究員
44 人
( 9 人)
周南市 ホテル
サンルート徳山
・中国地方地域おこし協力隊研
修会
11 月 18 日
(火)
※中国地方知事会中山間地域振興部会主催
12 月 19 日
(金)
山口市徳地山村
開発センター
・協力隊成功のカギは、地元と
行政の受け皿づくり
・グループワーク(地元関係図
をつくる)
・先進自治体からの取組報告
3 月 20 日
(金)
周南市大道理夢
求の里
・あるもの探しの方法
・フィールドワーク
イデアパートナー
ズ(株)井手氏
150 人
島根県中山間地域
研究センター
藤山研究統括監
山口市・周南市、
地域おこし協力隊
43 人
(34 人)
NPO 法人
IINEOOASA 皆田氏
14 人
( 9 人)
【地域の夢プラン作成支援】
夢プランは現在 56 プランが作成されており、引き続き、夢プランづくりを支援
[地域別別夢プランの策定数]
(平成 27 年 3 月末現在)
地
域
プラン数
岩国
柳井
周南
山口
宇部
下関
萩・長門
計
10
4
10
4
17
4
7
56
※同一地区(範囲)での夢プラン再編についてはカウントから除外
[年次別夢プランの策定数]
年
度
プラン数
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
12
19
26
45
51
53
59
H29
(目標)
90
<夢プラン策定が検討されている地域>
岩国市(由西、美和)、柳井市(阿月)、平生町(大野、堅ヶ浜)、
周南市(和田、須々万)、山口市(小鯖)、下関市(吉田、蓋井島)
など
平成 27 年度
主要事業の概要
【コーディネート事業】
地域
岩国
柳井
柳井
派遣地域
コーディネーター
指導・助言内容
島根県中山間地域研究セン 地域の夢プランの実践内容の整理と
岩国市周東町 ター中山間地域支援スタッフ
着実な実現及び川越三地区の夢プラ
獺越地域
檜谷邦茂 氏
ンの連携に向けた指導・助言
平生町
大野地域
柳井市
平郡地域
山口県立大学附属地域共生 地域の課題を解決していくための組
センター教授
織体制づくり、地域の夢プランの作
坂本俊彦
氏
氏
H26
12
15
5
2
―
10
7
2
4
10
―
9
4
2
―
1
1
1
2
4
3
3
成に関する指導・助言
島根県中山間地域研究セン
地域の夢プランの作成・実践に向け
ター客員研究員
白石絢也
H25
た指導・助言
NPO 法人
周南
周南市
Ine Oasa(い~ね!おおあさ)加工品や農産物の販売等、地域の夢
大道理地域
プランの実践に向けた指導・助言
皆 田 潔 氏
山口
山口市
阿東地域
地福地区
山口
山口市
小鯖地域
宇部
宇部
美祢市
堀越地域
美祢市
植柳地域
下関
下関市
吉田地域
長門
長門市
通地域
萩
萩市
紫福地域
山口大学経済学部准教授
齋藤英智
氏
高齢者の生活動向分析等による経済
的活動の活性化研究及び実践に係る
指導・助言
山口県立大学附属地域共生 地域の夢プランの策定に向けた組織
センター教授
の設置、住民対象調査の実施、分析
坂本俊彦
氏
等の指導・助言
元山口6次産業化サポート 地域の夢プランの改定や、幅広い住
センター企画推進員
民参加の仕組みづくりに向けた指
西尾政恵
氏
導・助言
元山口6次産業化サポート 地域の活性化を進めるための住民ア
センター企画推進員
ンケートの実施方法、住民参加の仕
西尾政恵
氏
福岡大学経済学部教授
辰巳佳寿子 氏
組みづくり等に関する指導・助言
地域の課題を解決していくための組
織体制づくり、地域の夢プランの作
成に向けた指導・助言
はら経営(株)代表取締役
スーパーの撤退後、平成 25 年7月に
山口県中小企業診断協会会長 地域の有志が立ち上げた生活店舗の
原
義夫
氏
運営安定化に向けた指導・助言
NPO 法人ひろしまね理事長 農村民泊等の都市農村交流事業の取組
総務省過疎問題懇談会委員 促進と地域資源を活用した特産物の開
安藤周治
氏
発・販路開拓に向けた指導・助言
【アドバイザー派遣事業】
地域
派遣地域
岩国
岩国市
玖北地域
明治大学農学部教授
柳井
柳井市
阿月地域
島根県中山間地域研究センター研究統括監 住民計画の必要性、
「地域の夢プラン」の作
周南
アドバイザー
小田切徳美 氏
藤 山
浩
氏
周南市鹿野 全国町村会調査室長
大潮地域
坂 本 誠 氏
宇部
百姓倶楽部代表
美祢市
八代地域 他
井上正幸
下関
ライフスタイル協同組合代表理事
下関市
蓋井島地域
船崎美智子 氏
氏
指導・助言内容
回数
中山間地域の暮らしを守る方策に関するア
ドバイス
1
成手法、地域づくりの実践・成功事例
1
地域の担い手確保に向けた取組方向、出身
者へのUターン意向等の把握方法
2
地域づくりの実践・成功事例の紹介
1
夢プランの作成、島の特産品の販路開拓と
女性の雇用の場の創出、
2
平成 27 年度 主要事業の概要
【中山間地域づくり総合支援事業】
■市町への支援(補助率1/2)
事 業 名
大道理地区拠点施設整備事業(周南市)
事業概要
大道理地域において、休校となった小学校を改修し、地域の活性化や都
市との交流促進を図るための拠点施設を整備する。
事業期間
平成25~26年度 <補助額 47百万円:H26 37百万円>
事 業 名
厚狭地区複合施設整備事業(山陽小野田市)
事業概要
厚狭地域において、地域活性化のための交流拠点施設を整備する。
事業期間
平成 25~26 年度
事 業 名
美和地域生活交通整備事業(岩国市)
事業概要
美和地域において、既存の生活交通システムに必要な車両2台を購入す
る。(既存車両の更新)
事業期間
平成 26 年度
事 業 名
長門市公共交通待合施設整備事業(長門市)
事業概要
長門地域において、生活交通の待合い環境の改善等のための施設(トイ
レ、停留所)を整備する。
事業期間
平成26年度
事 業 名
見島ウシ経営基盤改善事業(萩市)
事業概要
「見島牛」の畜産経営基盤の改善と合わせ、牛糞堆肥による飼料作物等
の生産のために必要な営農機械車両を購入する。
事業期間
平成26年度
事 業 名
長門地域アワビ種苗中間育成推進事業(長門市)
事業概要
長門地域の水産業を活性化するため、アワビ種苗施設の再整備をする。
事業期間
平成26年度
事 業 名
俵山地域スポーツ交流活性化支援事業(長門市)
事業概要
俵山地域において、スローツーリズム活動活性化を図るため、国際的ス
ポーツイベントを基盤とする調査研究及び交流施設を整備する。
事業期間
平成26年度
事 業 名
福賀西台交流施設整備事業(阿武町)
事業概要
福賀西台地域において、地域活性化と都市交流促進を図るため、交流施
設(展望台等)を整備する。
事業期間
平成26年度
<補助額 66 百万円:H26 23 百万円>
<補助額
<補助額
4 百万円>
4百万円>
<補助額 1百万円>
<補助額
<補助額
<補助額
3百万円>
2百万円>
1百万円>
平成 27 年度
主要事業の概要
事 業 名
阿武町地域資源活用製造施設整備事業(阿武町)
事業概要
道の駅阿武町に地域の農林水産物を活用した食品加工施設を整備する。
事業期間
平成26年度
<補助額
3百万円>
■夢プラン実現への支援(補助率1/3)
事業主体
事
大道理をよく
する会
(周南市)
事業期間
事業期間
平成26年度
<補助額
事業期間
事業期間
平成26年度
<補助額
事業期間
事業期間
要
業
概
要
大津島において、観光交流人口の拡大を図るため、既設登山道の擬木階
段・手摺り等や空き家を改修した茶小屋を整備する。
平成26年度
<補助額
3百万円>
事
業
概
要
阿東地福地域において、地域住民のニーズに対応するため、生活店舗内
に加工所を整備する。
平成26年度
<補助額
3百万円>
事
業
概
要
川棚下小野地域において、地域活性化のため、クスの森隣接地に、農産
物直売所を整備する。
平成26年度
<補助額
事業主体
あぶらんど萩
農業協同組合
(萩市)
概
3百万円>
事
事業主体
下小野地域活
性化協議会
(下関市)
業
中須北地域において、地域の活性化に取り組むため、空き家を改修し農
家レストランを整備する。
事業主体
特定非営利活動
法人ほほえみの
郷トイトイ
(山口市)
要
2百万円>
事
事業主体
大津島地区コ
ミュニティ推
進協議会
(周南市)
概
大道理地域において、地域の活性化に向けた農産加工品の開発に取り組
むため、農産物加工所を整備する。
事業主体
棚田清流の会
(周南市)
業
1百万円>
事
業
概
要
見島において、生活車両や産業振興機材の整備と地域住民交流を兼ねた
施設を整備する。
平成26年度
<補助額
9百万円>