セミナーガイドブック デロイト トーマツ アジアビジネスセミナー 2015 攻めのASEAN企業戦略を考える 開催のご案内 ご挨拶 デロイト トーマツ アジアビジネスセミナー2015開催にあたり 各セッションを担当する講師陣は、東南アジアにおいて日本企業をサ ポートしている専門家です。東南アジア地域での攻めの地域統括会社 に関するセッション、アジア地域CFOの役割および現地で生じる不祥事 への対応策等、何れも日本企業が抱える課題を解消させるための新た な視点を提供いたします。さらに外部講師の方にはグローバルでの環 境変化についての視座をご提供いただきます。貴社の状況や課題に応 じてご関心の高いセッションを選んでいただければ幸いです。 トーマツグループは2015年4月1日にグループ名称を「デロイト トーマ ツ グループ」と改め、これまで以上に「グローバル総合プロフェッショナ ルファーム」として国内外問わず、各ファンクションの専門家と連携を強 めることで日本企業の成長をご支援する体制を整えています。特に東 南アジアにおいては、横断的な専門部隊としてアジアビジネスサポート グループ(ABSG)が中心となり、現地駐在員・専門家と協働でのサービ ス提供を進めております。 今回ご案内する「デロイト トーマツ アジアビジネスセミナー 2015」 はそ の活動の一環であり、当グループの駐在員を中心とした専門家が日本 企業が挑む次なる成長のための施策についての提言をさせていただく 所存です。微力ながら、貴社のビジネスの成長に貢献させていただきた く、ぜひ、ご参加をお願い申し上げます。 日本企業を取り巻くグローバルレベルでの環境変化を知ることは、 企業経営を行う上で最も重要な事項と考えられます。多くの日本 企業が進出する東南アジア(ASEAN)地域では、豊富で安価な労 働力および潜在的な巨大マーケットとして注目を集めており、進出 は今後も続くと予想されますが、一方で賃金の高騰や政治に不安 定要素を抱えるなど、日本企業が現地のビジネスを推進する上で 対処すべき課題も増えています。 今回ご案内をする「デロイト トーマツ アジアビジネスセミナー 2015」は副題に「攻めのASEAN企業戦略を考える」を掲げました。 日本企業がASEANで継続的な企業経営を行うにあたり、過去や 現在ではなく、将来をどのように捉えるのか、今後の企業戦略策 定にあたって資するセッションを複数ご提供いたします。 【開催概要】 デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 地域統括担当 アジア太平洋地域代表 有限責任監査法人トーマツ Deputy CEO 会 期 : 2015年8月26日(水)10:00 ~ 16:00(受付開始 9:30) 会 場 : 東京コンファレンスセンター・品川 〒108-0075 東京都港区港南 1-9-36 アレア品川 3F-5F 品川駅港南口(東口)より徒歩2分 主 催 : デロイト トーマツ グループ 参加対象 : 一般事業会社及び金融機関の経営企画部門、海外事業部門 または財務・経理部門等のご担当者の皆様 参加費用 : 無料(事前登録制) 定 : 300 名 ※セッションにより定員が異なります。80~250名/8セッション 員 【プログラム】 時 間 統合セッション 10:00 ~ 10:05 開会の挨拶 10:05 ~ 11:05 統合セッション① 【基調講演】アジア半球の時代をどう生き抜くか 手嶋 龍一 氏 11:15 ~ 12:15 統合セッション② ASEAN フォーサイト 2025 邉見 伸弘 12:15 ~ 13:15 ネットワーキングランチ(ビュッフェスタイル) ※デロイト トーマツ グループの駐在経験者が多数参加します。ぜひお立ち寄りいただき、現地最新情報の入手にお役立てください。 Breakoutセッション 時 間 1 2 3 13:15 ~ 14:30 A 攻めのASEAN地域統括 アジア通商ルールを 経営戦略の中心に据える 海外拠点を取り巻く ステークホルダーが関与する 不正・不祥事への対応策 14:45 ~ 16:00 B 「ここ」を変えたら、 経理業務・不正リスク管理 ・在庫管理が進化した グローバル経営に資する アジアCFO機能の役割 フィリピン経済の 現在と将来の可能性 2 申込方法 【受付開始日】 2015 年 7 月 13 日 (月) 13:00 ~ 【締 切 日】 8 月 20 日(木) ※定員になり次第、申込締切とさせていただきます。 お申込みは web サイトからとなり、ユーザー登録(無料)をお願いしております。 デロイト トーマツ アジア ビジネスセミナー 2015 お申込み URL へアクセス www.deloitte.com/jp/dtabs2015 申し込む ボタンをクリックしてください。 新規ユーザー登録の必要な方 ユーザー登録がお済の方 過去、当グループ会社各社のセミナーにお申込みいただき、 ID・パスワードをお持ちの方はご設定済みのID・パスワード で簡単にお申込みいただけます。 新規ユーザー登録はこちら ボタンをクリックし、 お申込者情報のご登録をお願いいたします。 設定済みのID・パスワードを入力し ご登録いただいたID・パスワードは今後もご利用いただけます ので大事に保管願います。 ログイン ボタンをクリックしてください。 セッション選択 ご受講希望セッションを選択し、 登録する ボタンをクリックしてください。 お申込みは 1 名様ずつのご登録が必要となります。 お申込み多数の場合は抽選となりますので、ご希望のセッションにご参加いただけない場合がございます。 ご受講確定 「受講票ダウンロード開始のお知らせ」をeメールにてお送りいたします。 1 マイページ * の受講票欄から 受講票を出力 ボタンをクリックし、受講票をダウンロードしてください。 ※配信予定日: 8 月 21 日 (金) 頃 ご来場 ダウンロードした受講票をA4サイズにてプリントアウトのうえ、お名刺と共に当日会場受付にご提示願います。 *1 マイページについて 本セミナーへお申込み後、「マイページ」より以下サービスをご利用いただけます。 受講票のダウンロード ID・パスワードの変更 登録個人情報の確認・変更 お申込み内容の確認・キャンセル 「マイページ」は当グループ会社各社Webサイトのセミナー一覧にある マイページへログイン より ご覧いただけます。<デロイト トーマツ グループセミナー一覧> https://tohmatsu.smartseminar.jp/ 【ご注意】 • 同時間帯セッションの重複したお申込みはできませ んので予めご了承願います。 • 本セミナーは、一般企業の方を対象としております。 デロイト トーマツと同業界もしくは、それに準ずる法人 様か らのお申込みはお断りさせていただく場合がござ い ます。 • ご受講の確定は、受講票の送付をもってご案内いた します。 ご提供いただいた個人情報については、当法人及び関連グループからの情報提供やお問合せに際してのご連絡やご回答等に利用させていただく ことがあります。なお、有限責任監査法人トーマツの個人情報保護方針については、以下のURLをご参照ください。 www.deloitte.com/jp/privacy 3 デロイト トーマツ アジアビジネスセミナー2015 2015 年 8 月 26 日(水) 10:05 ~ 11:00 基調講演 統合セッション① アジア半球の時代をどう生き抜くか ~武器としてのインテリジェンス いまや「アジア半球」こそ世界経済を牽引するエンジンであり、アジア経済圏は世界経済を動かす原動力です。その一方で東 アジアは動乱の兆しに満ちています。とりわけ、「海洋強国」を呼号する中国は、尖閣諸島を抱える東シナ海で、南沙諸島の 領有を争って南シナ海で攻勢を強め、近隣諸国と衝突を繰り返しつつあります。こうした情勢下で、超大国アメリカは、「イスラ ム国」とウクライナ問題を抱えて、東アジアに軸足を移しきれずにいます。日米同盟の行方には暗い影が差しつつあります。 本セッションでは、錯綜する国際情報を精査する「インテリジェンス」の視点からアジア半球と世界の明日を読み解いていきま す。 手嶋 龍一 【外部講師】 氏 Ryuichi Teshima NHKの政治部記者として首相官邸、外務省、自民党を担当。ワシントン特派員としてアメリカに赴任し、冷 戦の終焉に立ち会う。湾岸戦争では最前線へ。その後、ハーバード大学CFIA・国際問題研究所に招聘され る。その後、ボン支局長としてドイツに赴任し、続いてワシントン支局長を8年間にわたって務める。この間、 ブッシュ大統領をはじめ、重要閣僚の単独インタビューを数多くこなした。2001年9.11の同時多発テロ事件 に際しては、11日間の昼夜連続の中継放送を担い、冷静で的確な報告で視聴者の圧倒的な支持を得た。 2005年NHKから独立し、日本で初めてのインテリジェンス小説『ウルトラ・ダラー』を発表。姉妹篇『スギハ ラ・ダラー』とあわせて50万部の大ヒットに。2001年の同時多発テロから2011年の福島原発事故までの十 年間を検証し、日米両国の指導者の有りようを描いた『ブラックスワン降臨』(後に新潮文庫として『宰相のイ ンテリジェンス』)を発表。また佐藤優氏とのインテリジェンス対論の三部作『動乱のインテリジェンス』『知の 武装~救国のインテリジェンス~』『賢者の戦略~生き残るためのインテリジェンス~』(新潮新書)はベスト セラーに。 11:15 ~ 12:15 統合セッション② ASEAN フォーサイト 2025 ~ASEANの今と未来をどう読むか <本講演はASEANの中長期的なビューを提供するもので、2015年2月開催のデロイト トーマツ ビジネスセミナーで好評を 博した講演をベースにしています。参加者には冊子『ASEAN Foresight』をお配りします> 日系企業が数多く進出し、新興市場の中でも安定した成長を続けてきたASEAN。日本からの海外直接投資も巨額であり、重 要市場となっています。他方で、ASEAN各国の経済発展ステージは異なり、多様です。また、域内市場に与える影響も複雑 さを増しています。今後の事業の成否には、各国特性だけでなく、市場の見方を多面的なレンズで捉えることが必要となって います。「ASEANの今と将来シナリオ」をどう読み解くのか。グローバルのメガトレンド分析・新興国参入戦略などに従事した インテリジェンス専門家が、その要点と示唆を解説します。 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 執行役員 パートナー、国際ビジネスインテリジェンス リーダー 邉見 伸弘 国際協力銀行(JBIC)入行後、国際金融の分野でカントリーリスク分析、プロジェクトファイナンス、アジア 債券市場育成構想等に加え、北東アジア等地域の政治・経済情勢分析に従事。その後、米国系戦略コン サルティングファームにて、メガトレンド分析・新興国参入戦略・M&A支援について海外オフィスで多国籍 のチームを率いる(ベルリン/アムステルダム/上海/シンガポール/サンパウロ等)。デロイト トーマツ グルー プへ参画後は、グローバルでの地域横断、産業・業界横断型のコンサルティングをリードしている。また、 国際金融・グローバルコンサルティングで培った見識を軸に国際ビジネスインテリジェンスチームのリー ダーとして、政府・企業エグゼクティブ向けASEAN地域の将来シナリオ予測・参入戦略等の助言を行って いる。Deloitte Global Economist Communityメンバー。『不確実性の世界を生き抜くためのビジネスイン テリジェンス』(Think!東洋経済)、『地政学とビジネス:ASEAN Foresight2025』(ハーバードビジネスオン ライン)などの執筆や講演多数。 4 Nobuhiro Hemmi お申込み URL : www.deloitte.com/jp/dtabs2015 13:15 ~ 14:40 Breakoutセッション① A-1 パネルディスカッション 攻めのASEAN地域統括 ~東南アジアの地域統括会社の課題や取組みおよび各国の最新制度から、地域統括会社の必要性、 最適な設置国・機能についての検討 2015年中に予定されているASEAN経済共同体の創設、カンボジア・ラオス・ミャンマーの急速な発展等により、ASEANの経 済成長は加速しており、日本企業の進出や事業拡大が加速しています。ただし、東南アジアには国ごとに多様性や不確実性 があり、また変化のスピードも速いため、日系企業がASEANで勝ち残るためには、地域視点での事業運営の強化が必要とな ります。そのような状況の中、シンガポール・タイ・マレーシアの各国も地域統括会社を誘致するべく、タイの国際地域統括本 部(IHQ)やマレーシアのPrincipal Hubなど従来と比較してより魅力的な恩典を付与する制度を導入しています。 そこで今回は実際にタイ・マレーシアに駐在し、多数の統括会社の事例に携わっている専門家および現地駐在経験者であり、 現在日本から統括会社をサポートしている専門家より、各国の最新の状況のアップデート、日系企業の直面している課題等 について複数の事例を交えながら解説いたします。 既に東南アジアに地域統括会社を設置している会社、あるいは、これから地域統括会社の設置を検討されている会社の皆さ まにお役に立てるものと存じます。 【ファシリテーター】 有限責任監査法人トーマツ 中山 一郎 パートナー、アジアビジネスサポートグループ(ABSG)(AEC・地域統括担当) 2006年から2010年デロイト タイに駐在し、在タイ日系企業向けに提供する会計監査、税務・法務サービス等の各 部門を横断的に取りまとめる日系企業サービスグループの責任者として従事する。現在、日本企業並びに在日外 資系企業の向け会計監査を担当するとともに、東南アジアに進出する企業に対するアドバイスを実施している。 公認会計士。 【パネリスト】シンガポール 【パネリスト】マレーシア 有限責任監査法人トーマツ 有限責任監査法人トーマツ パートナー アジアビジネスサポートグループ(ABSG) (地域統括会社関連サービス・新興国担当) シニアマネジャー アジアビジネスサポートグループ(ABSG) (マレーシア担当) 土畠 真嗣 平岡 康治 2009 年より2013 年までデロイト シンガポール に駐在。400社を超える日系企業に対する監査、 税務、内部統制、コンサルティング等の各種業 務のコーディネーションを担当した。現在は、統 括会社設立サポート、各国への進出支援、ミャ ンマー・カンボジア・ラオス等の新興国を担当。 公認会計士。 2011年より2015年まで、デロイト マレーシア に駐在。現地日系企業サービスグループにお いて、会計監査、内部監査・内部統制業務、 税務及び各種コンサルティングのコーディ ネーション業務に従事。財務諸表監査のほか、 M&Aにおけるデューデリジェンス、IFRS関連 サービス、内部統制導入支援などにも関与。 公認会計士。 【パネリスト】タイ 【パネリスト】タイ 有限責任監査法人トーマツ デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 シニアマネジャー アジアビジネスサポートグループ(ABSG) (タイ担当) シニアマネジャー 2010年より2014年までデロイト タイに駐在。グ ローバル展開している日系企業の監査、 アドバイザリー業務に従事している他、ラオス、 ミャンマー、カンボジアへの進出支援等をサ ポート。グローバル展開する製造業の監査を担 当。共著「新興国ビジネスのための会計・税務 ミャンマー」(税務経理協会)。公認会計士。 隅田 拓也 大塚 泰之 日本企業の海外進出ならびに海外進出企業 の戦略~制度設計~オペレーション構築支 援を多数実施。特に総合商社・小売業・消費 財メーカーへのサービスが豊富。2015年3月 までデロイト タイに駐在。 5 13:15 ~ 14:40 Breakoutセッション① A-2 アジア通商ルールを経営戦略の中心に据える ~ AEC・TPP・RCEPなどによる関税コスト削減および基準・規制変化への対応 2015年はアジアを中心とした国際通商ルール(FTA・EPA)の大転換点です。「TPP」「RCEP」等の大型経済連携交渉が妥結 を迎える見通しであることに加え、ASEAN経済共同体(AEC)も2015年末の実現が予定されており、これらが複雑に絡み合 いながら広範な分野のルールを形成します。国際通商ルールへの対応の巧拙が、日々のマーケティングやコスト低減活動を 大きく上回るビジネスインパクトやリスク増減につながる重要な論点となってきます。本セッションでは、これら国際通商に関す る「ルール対応」として関税コスト削減の目に見えるアクションをご紹介するとともに、規制・基準に関する「ルール形成」の実 践的な考え方を論じます。 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 執行役員 パートナー レギュラトリストラテジー リーダー 羽生田 慶介 経済産業省(アジアFTA・EPA交渉を担当)、大手精密機器メーカー(経営企画にてグループ中期経営計画、M&A を担当)、米国系戦略コンサルティングファームを経てデロイト トーマツ コンサルティングに参画。 経営戦略・事業戦略の豊富なコンサルティング経験と規制・制度に関する深い理解を背景に、官民のルール形成 やロビイング支援に注力している。特にアジアの事業環境・通商動向に精通。著書に『最強のシナリオプランニン グ』(共著:東洋経済新報社)がある他、メディアへ寄稿、セミナー講演多数。 A-3 海外拠点を取り巻くステークホルダーが関与する不正・不祥事への対応策 ~ 典型的不正スキームの事例研究を交えて 成長可能性のある有望な消費市場への進出、安価な労働力による製造コスト削減を企図した製造拠点の移設、そしてこれら の目的達成に向けた現地企業とのパートナーシップなど、近年アジアでは様々な目的や形態による投資活動が活発化してい ます。また、既に長年現地法人や子会社として拠点を有してきた日本企業にとっても、アジアビジネスの重要性が年々高まり、 現地での更なる市場規模拡大に向けた変革や、場合によっては事業再構築が求められる時代となってきています。このよう にアジア各国での拠点数や事業規模や重要性が変わる中で、現地拠点を取り巻くステークホルダーとの関係も重要性を増し てきています。しかしながら、昨今、現地事業パートナーや取引先、現地経営者といった各種ステークホルダーが関与する不 正や汚職など、企業イメージや現地での事業活動存続に重大な影響を与える不正・不祥事の発覚といった事例がしばしば見 受けられます。本セッションでは、そうした企業投資を取り巻くステークホルダーが関係する諸問題発覚の可能性も見据えた 事前対応の必要性や買収後の管理においての留意点について、長年、不正腐敗調査や紛争解決に関する調査・コンサル ティングを提供しているフォレンジック専門家が事例を交えてわかりやすく解説します。 デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 フォレンジックサービス ディレクター シニアヴァイスプレジデント プレボスト 真由美 フォレンジックを専門分野とする米国公認会計 士としてニューヨーク事務所で、フォレンジック& ディスピュートサービス部門において19年以上 の経験を有し、上場および非上場企業に対し多 種多様な財務調査の実務経験がある。また、 FCPAを含む汚職防止コンプライアンス監査・調 査については10年以上の経験を有している。 6 クロスボーダーM&Aやグループ内組織再編など 様々な領域で数多くのアドバイザリー業務を手 掛ける。2011年から3年6ヶ月の間デロイト シン ガポール事務所に在籍し、日本企業の東南アジ ア企業への投資をアドバイザーとして支援。現 在はDTFAアジア太平洋地域担当として引き続 き日本企業の東南アジア戦略実行を支援してい る。公認会計士。 秋山 順 お申込み URL : www.deloitte.com/jp/dtabs2015 14:45 ~ 16:00 Breakoutセッション② B-1 「ここ」を変えたら、経理業務・不正リスク管理・在庫管理が進化した ~ASEAN現地法人における管理体制強化プロジェクトの現場から グローバルでのさらなる成長を志向する企業が増え、 ASEAN現地法人における経営管理の重要性はま すます高まっています。しかし、ASEANにおいて日 本と同様の管理水準を実現するためには、組織や 文化を背景として多くの困難があり、その実施は容 易ではありません。何を変えれば経営管理をレベル アップさせることができるのか、どのような課題があ り、対応はどうすべきか。実際に、現地法人で行わ れた経理業務・不正リスク管理・在庫管理の強化プ ロジェクトに基づき解説します。 有限責任監査法人トーマツ (タイ駐在) シニアマネジャー 松本 淳 東南アジア域内におけるアドバイザリー業務専 任担当。現地において、現地および日本の専門 家による共同チームを率い、日本人マネジメン トとナショナルスタッフの両面にアプローチする 経営管理体制強化サービスを提供中であり、特 に、経理業務改善、業績管理・在庫管理の強化 に関するプロジェクト多数。2012年からインドネ シア、2014年からタイに駐在中。公認会計士。 B-2 グローバル経営に資するアジアCFO機能の役割 ~ BEPSを契機としたビジネス・モデル最適化及び経営基盤の強化 グローバル経済の進展により、日系企業のグロー バルベースでの事業拡大が進んでいます。一方で、 事業拡大は獲得利益と経営資源の分散をもたらし、 経営上の非効率性の他、有事の企業価値毀損リス クを拡散させます。本セッションでは、BEPS(Base Erosion and Profit Shifting)等、グローバルでの企 業活動に影響を与える枠組み作りを考慮しながら、 経済成長著しいアジアにおいて、どのようにビジネ ス・モデルを最適化し、経営資源の統合管理を可能 にする経営基盤を構築していくべきかについて解説 します。 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 (シンガポール駐在) シニアマネジャー 香川 彰 デロイト トーマツ コンサルティングにてCFO組織 改革をテーマとしたコンサルティングサービスの リーダーを務め、CFO組織ビジョニング、グローバ ル経営管理、SSC・BPO含む業務改革等の取り 組みを通じ、本社のグローバル化を支援。近年で は活動の主軸を海外に移し、2014年6月よりシン ガポールに駐在。現地から、グローバル経営に資 するCFO組織の構築を支援。 B-3 フィリピン経済の現在と将来の可能性 ~ Asia’s Next Tiger? 日本から一番近い東南アジアの国でありながら、こ れまで日本では投資先としてあまり注目されること がなかったフィリピンですが、ここ数年見直す動きが 徐々に広がりつつあります。本セッション前半では、 まだあまり知られていないフィリピンの現状について 紹介し、さらにその将来性について探ります。セッ ション後半では、フィリピン税務の概要に触れ、外資 規制・法的形態・インセンティブなどについても解説 します。 Deloitte Philippines ディレクター 花岡 広之 2004年デロイト グアム事務所入所。2008年より デロイト マレーシア事務所に勤務。監査マネジャー として数十社の日系企業現地法人の監査を担当。 2011年よりデロイト フィリピン事務所勤務。日系企 業の進出ならびに会計・税務に関するサポートに 従事。 デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 シニアヴァイスプレジデント 秋山 順 (略歴はBreakoutセッションA-3をご参照ください。) 7 デロイト トーマツ アジアビジネスセミナー2015 事務局 (有限責任監査法人トーマツ内) 〒 108-6221 東京都港区港南2-15-3 品川インターシティ C棟 Tel:03-6720-8341 Eメール:[email protected] 会 期 : 2015 年 8 月 26 日 (水) 10:00 ~ 16:00 (受付開始 9:30) 会 場 : 東京コンファレンスセンター・品川 〒108-0075 東京都港区港南 1-9-36 アレア品川 3F-5F 品川駅港南口(東口)より徒歩2分 デロイト トーマツ グループは日本におけるデロイト トウシュ トーマツ リミテッド(英国の法令に基づく保証有限責任会社)のメンバーファームおよびそ のグループ法人(有限責任監査法人 トーマツ、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同 会社、税理士法人トーマツおよびDT弁護士法人を含む)の総称です。デロイト トーマツ グループは日本で最大級のビジネスプロフェッショナルグ ループのひとつであり、各法人がそれぞれの適用法令に従い、監査、税務、法務、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー等を提供してい ます。また、国内約40都市に約7,900名の専門家(公認会計士、税理士、弁護士、コンサルタントなど)を擁し、多国籍企業や主要な日本企業をクライ アントとしています。詳細はデロイト トーマツ グループWebサイト(www.deloitte.com/jp)をご覧ください。 Deloitte(デロイト)は、監査、コンサルティング、ファイナンシャル アドバイザリーサービス、リスクマネジメント、税務およびこれらに関連するサービス を、さまざまな業種にわたる上場・非上場のクライアントに提供しています。全世界150を超える国・地域のメンバーファームのネットワークを通じ、デロ イトは、高度に複合化されたビジネスに取り組むクライアントに向けて、深い洞察に基づき、世界最高水準の陣容をもって高品質なサービスを提供し ています。デロイトの約210,000名を超える人材は、“standard of excellence”となることを目指しています。 Deloitte(デロイト)とは、英国の法令に基づく保証有限責任会社であるデロイト トウシュ トーマツ リミテッド(“DTTL”)ならびにそのネットワーク組織を 構成するメンバーファームおよびその関係会社のひとつまたは複数を指します。DTTLおよび各メンバーファームはそれぞれ法的に独立した別個の 組織体です。DTTL(または“Deloitte Global”)はクライアントへのサービス提供を行いません。DTTLおよびそのメンバーファームについての詳細は www.deloitte.com/jp/about をご覧ください。 © 2015. 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