僕がいなくなっても 作詞/作曲 伊藤俊吾 僕らは流れる日々の中を 悩み込んだり 時計を止めたくなったり いろんな風に流されながら 投げ出したり 自分を終えたくなったり 不安や期待が 渦を巻く度に 聞こえてくるのは 刻み続けてる 僕の中の鼓動 強く激しい愛が途絶えても 涙に今日が染まっても 世界は回り続ける 刻んでく いつか僕の心臓が止まっても 僕がここにいなくなっても 世界は変わらず進む それでも明日は続く 暗闇つづく眠れない夜 もう自分は孤独に違いないと 思い込んで やがて朝が訪れ いつのまにか 笑って また日が暮れる 黄昏 夕日が沈みゆく度に 生まれたあの日から ずっと変わらない 美しい世界 青く眩しい夏が過ぎ去っても 冷たい冬に戦いても 季節は変わり続ける 刻んでく いつか僕の心臓が止まっても もう二度と会えなくなっても 世界は変わらず進む 何度も明日は続く 不安や期待が 僕を育てたら 聞こえてくるのは 今までと違う 僕の中の鼓動 強く激しい愛が途絶えても 涙に今日が染まっても 世界は回り続ける 刻んでく いつか僕の心臓が止まっても 僕がここにいなくなっても 世界は変わらず進む それでも明日は続く 今も 明日も ふかみどり 作詞/作曲 伊藤俊吾 季節変わって 逃げ水の夢を見れば 目の覚めるような ざわめきの木々に潜む 緑の魔法 朝は湿った 遊歩道 ひときわ鮮やか ヒマワリの咲く川沿いの道を歩く 夜明け 流れ出した 蝉の歌声は 私の長い命と引き替えのようだ 影が上がって 蜃気楼 ひときわ鮮やか 溶け出すような 誰かの眼に魅せられた 蝉時雨 時は止まって 蓮の花の 色の歌には 浮かんで消える 何千の時に映る 浮き雲 流れ出した 蝉の歌声が 時の長さに命が途絶えた頃には 雨が上がって 夕立の静けさの中 音無く揺れる 何もかも流して行く 夜風 真夏の夢が消える頃 作詞/作曲 伊藤俊吾 涙があふれてきそうだから ウソみたいに笑ってみる 涙がこぼれてきそうだから バカみたいに声をからして歌う 情けない日々でも 嗚呼 何故かしら愛おしい 僕がここまで 歩いた距離だけの 意味があると信じてみたい 真夏の夜中に吹く風 思い切り身体になびかせ 思い出とか悲しみまでが 夏の夜にとろけだす 車もまばらな大通り 空を見れば まばらな星 誰もがすやすや眠る頃 夢の中できっと星を見つける あきらめた日々でも 嗚呼 何故かしら愛おしい 僕が今日までなくした数だけの 意味があると信じてみたい 明日の方から吹く風 少しづつ明るくなる空 夜の星が消える頃には 明日がはじまるのです 僕が今日まで失った数だけの 意味があると信じてみたい 明日の方から吹く風 少しづつ明るくなる空 僕の夢が消える頃には なにかがはじまるのです 僕の夢が消える頃には なにかがはじまるのです
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