本気の 本気の 本気で 俺が や った ん ね ん

Contents
新シーズンに向けて 監督挨拶
新たなる想い
対談 (新主将 × 前主将)
(新主務 × 前主務)
WorkOut の鬼
What Do You Think
about Me ?
News
本気の本気の本気で
俺がやっ
たんねん
Gangsters Press no.1
2015.2.10.Tue
発行責任者 砂田優衣
昨年は創部以来初の入替戦に出場
するなど、皆様には多大なご心配を
おかけしました。このような結果と
なったことには、様々な要因があり
ます。戦力と戦術のミスマッチ、ター
ンオーバーを出さない練習ができて
いなかったこと、コーチ主導による
チーム作りが選手の主体性を阻害し
たことなど、反省はあげればきりが
ありません。しっかり反省を活かし、
新シーズンに臨みたいと考えており
ます。
ただ、見方を変えれば私自身もチームも様々なことを学んだシーズンとなりました。その中の一つとし
て「京都大学ギャングスターズとは、日本で最も激しくしつこくプレーをするチームである」とシーズン
の途中に定義し直せたことは大きかったと思っています。 戦績が厳しくなる中で、「京大ギャングスターズとは何ものなのか?」について深く考えました。これま
で「気持ちのフットボール」や「魂のフットボール」などと表すことがありましたが、具体的なものでは
ありませんでした。しかし、脈々と先輩たちが築き上げてきた京大のフットボールとは「当たりやタック
ルの激しさ」と「最後までプレー
をするしつこさ」という 2 つのシ
ンプルなことだという答えにたど
り着きました。まだまだ「日本で
最も」のレベルには程遠いですが、
進むべき方向性がはっきりしたこ
とで大きくチームは前進しました
し、今後もぶれることがなくなる
と考えています。
また、入替戦に出たことで「絶
対に負けられない」取り組みを身
を持って体験できたことは大き
かったと思います。この 10 年ほ
どは「何とかして関学・立命に勝とう」という取り組みだっ
たと思います。「何とか勝とう」の取り組みと「絶対に負け
られない」取り組みでは、準備・詰め方が全く違います。試
合前の恐怖も全く違います。改めて勝負に臨む姿勢を思い出
させていただいたと思っています。
さて、今年についてですが、京大フットボールを取り戻し、
もう一度日本一になることが目標です。戦力的には昨年度よ
り充実すると考えています。どのポジションも昨年経験を積
んだ若手のメンバーが多くチームに残るからです。また活き
のよい新 2 回生も多くいます。
今年からディフェンスコーディネーターにアダム・スワー
ドが就任することも大きな戦力アップになると思います。
NFL で 5 年プレーし、人間性にも優れたアダムが、このチー
ムのスタンダードを一気に変化させる起爆剤になるのではな
いかと思っています。
また、現在当部をめざしてくれている受験生も非常に優秀
な人材が多く、期待が持てます。QB が新スターターとなることが大きいですが、3 回生亀苔、2 回生田中・
山本とも運動能力は高いので、この冬に切磋琢磨する中で誰か一人が突き抜けてくれることを期待してい
ます。
ただ、昨年より戦力が充実するとはいえ、あくまで入替戦に出た昨年との比較なので、チーム全体とし
てこの冬にどれだけ成長できるかが勝負だと考えています。具体的な行動(練習、思考)を起こし、頂に
向け邁進する所存です。
今年こそ捲土重来、復活を目指し頑張りますので、応援の程よろしくお願い申し上げます。
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新たに主将となった添島と、昨年 1 年間主将をつとめてきた吉村にチームのこれからについて語っ
てもらいました。
----- 想いを伝える
ングしてる時もやっぱり、ディフェンス目線からアドバ
吉村:今年は 4 回生が多くて、一人一人が「俺がやる」っ
イスを言わないと。
ていう気持ちを感じにくいかもな、とは思う。4 回生全
吉村:オフェンスが相手ディフェンスのスカウティング
員でミーティングしても、喋らん人はいるやろ?
してると、意外と表面的なことしか見えてないと思う。
添島:やっぱりミーティングみたいな場では、喋りにく
例えばオフェンスが次の対戦相手のオフェンスを見れ
いのはあると思います。普段からそういうことを話せる
ば、もっと色んなことが見えてくるんちゃうかな。
ようにならないといけない。
吉村:食堂でご飯を食べてる時とか、真剣なことを話す
-----4 回生同士の関わり方
のはこっ恥ずかしい・・・・・みたいな雰囲気があるよな。
吉村:去年主将をやっていて思ったのは、自分と同じ目
俺も 4 回生の途中まで、「秘めておく美学」みたいなのを
線で見てくれる人は意外と少ない、ということ。結局夏
捨てきれなかったなと思う。京大生とか勉強できる奴ら
くらいからゾニー (2014 年度 4 回生 LB#3 鶴薗 ) が色々
は、そういう傾向にある。ギャング自体に、アツい夢と
チームに対して考えてくれるようになったけど、もっと
かを普通に語り合える、そういう文化を作りたいな。
早く、同じ目線で見てくれる人間を増やしておかないと。
添島:「不言実行」なんて言ってしまいますもんね。
添島:チームの方向性を相談する時とか、ですか?
吉村:確かにそれは日本人の美学かもしれんけど、この
部においては無い方が良いな、とは思う。
添島:そうですね。チームスポーツなんで。
吉村:
「仲良い」じゃないけど、お互いのアツい想いをぶ
つけ合えるチームでありたいと思う。俺が見てきた限り、
それが今のギャングには全くない。俺が 1 回生の時から、
4 回生は忌み嫌いあう、みたいな風習があるからな(笑)。
それがギャングの良い部分、というか厳しさであるとは
思うけど…。
添島:あと、オフェンス・ディフェンス・スペシャルチー
ムとかでギスギスするのは、僕は嫌ですね。結局俺らは
チーム。オフェンスがダメなのはディフェンスのせいで
もある。ディフェンスはオフェンスのことあんま考えて
ないのに、ちょっとやられただけで「ほんまオフェンス
あかん」みたいに言うのは嫌いです。そこに一体感がな
いと、良いチームとは言えない。オフェンスがスカウティ
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吉村:そう。ゾニーはさっき言ったみたいな「本心をしゃ
添島:そうですね。
べるのが恥ずかしい」みたいな気持ちが他の人より少な
吉村:そいつ自身も、自分がキャプテンやった場合とは、
いから、俺もゾニーには相談しやすかったな。
やっぱり色々違うと思う。背負うものも。でもキャプテ
添島:確かにゾニさんはそういう話できますよね。
ンと同じ目線で 1 年間おるべきやとも思う。キャプテンっ
吉村:向こうが心を開いてくれるから俺も言いやすかっ
てただの役職やから。周りの 4 回生とか、自分がキャプ
た、っていうのもあるから、自分からオープンにならな
テンじゃないことなんて忘れるべきやと思うし。一方
あかんな。
キャプテンはキャプテンで、自分がキャプテンっていう
自負を持っておらんとあかんと思うし。難しいな。
----- キャプテンの苦悩
添島:キャプテンをする中で、何が一番大変ですか?
----- どんなチームにしていきたいか
吉村:キャプテンから一プレーヤーに、試合でどうやっ
添島:今年のテーマの通り、「本気の本気の本気で俺が
て切り替えるか。俺はそこが大変やったかな。春の同志
やったんねん」。結局全員が本気にならないと勝てない。
社戦では、試合が今までと別物に見えた。今まで以上に
吉村:俺もずっとそれを言いたかった。「ギャングって
「負けたらどうしよう」って考えてしまうから。でもやっ
いう船に乗ってたら日本一に辿り着くかなー」っていう
ぱり自分がプレーヤーとして活躍しない限り勝てない。
気持ちじゃ日本一にならない。
「自分が」漕ぐか、船になっ
それ以外は、キャプテンになっても何も変わらない。
てみんなを乗せる、くらいの気持ちじゃないとあかん。
添島:そうですね。思ったほど変わってないです。
添島:だから今年のテーマも結局、去年のテーマの「エ
吉村:あとは、考えたことを部全体にどう伝えるか、っ
ゴ」と本質的に一緒なんです。
ていうのが難しいな。いざ「どういうチームにしたい」っ
て伝える時に、「仲良い」っていう言葉は言いたいニュ
----- 新主将へアドバイス
アンスと違う、みたいな。
吉村:部員 100 人以上の前に立って喋っても、結構真剣
添島:僕ら的には、それが「愛」だったんです。
に聞いてなくて、右から左に流してしまうから、やっぱ
吉村:そういう考えをチーム全員の前で喋るけど、ちゃ
り 4 回生で同じ目線でもがいて苦しんでくれる人が複数
んと聞いてる人間とそうじゃない人間がいるから、なか
おらなあかんな、と思う。毎日、何時間も 100 人の前で
なか全員には伝わらない。もっと、ご飯の時とかにコミュ
「こうしたい、こうしたい」ってアツく語っててもそん
ニケーションをとって、イメージを擦り合わせないと伝
なに心に残らんから、近くからハッキリさせていくべき。
わらないと思う。
自分の想いを部全体に広げるのも時間がかかるから、早
くからスタートを切っていかなあかんな、と思う。
----- 理想のリーダー
添島:ありがとうございました。
添島:僕が今まで見てきた 3 人のキャプテンが、嚴さ
ん (2012 年度主将 ) みたいにリーダーシップがあってカ
リスマ性もある人と、白石さん (2013 年度主将 ) みたい
に皆を巻き込んでいく接しやすい人と、吉村さんみたい
にプレーに圧倒的な実力がある人でした。僕はその中で
も、吉村さんみたいなキャプテンになりたいと思ってま
した。当時 3 回生だったのはあると思うんですけど。
ただ、吉村さんみたいに引っ張っていく時の問題は、人
が多すぎることです。人が多いと、吉村さんに近い人に
は吉村さんの想いとかが伝わってくると思うんですけ
ど、やっぱり下の学年になると伝わりにくいな…という
のがあって。それは 4 回生全員、それぞれのパートと
かでそういうのを発揮していくしかないな、と。
吉村:今年、はじめは違う人がキャプテンやるって言っ
てたよな。
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主将対談に続いて主務対談。チームを裏からまとめ、守っていくのが主務の役目。そんな主務の立場で一年
間戦ってきた中島と、今年度主務の貝塚にこれからのチームについて語ってもらいました。
-----「もっと考えんかい」
----- 抽象論と具体論
貝塚:今年一番意識していくのは、今年のチームテーマ
貝塚:部員と話してて、「それ抽象論じゃない?」みたい
の「本気の本気の本気で俺がやったんねん」というとこ
に言われること、結構多いじゃないですか。
ろです。その上で、4 回生の中で言っているのは「自分
中島:精神論みたいな?
だけのチームじゃない」ということです。「俺が勝ちたい
貝塚:はい。具体論だけで「あれやろう」って言ってたら
ねん」のベースに感謝や、周りに対する愛・想いがある。
結局まとまらない。抽象論と具体論の両輪が大事だと思う
それを背負ってやっていこう、と。そういう人の想いを
ので、抽象論を嫌いがちなこのチームは大丈夫かな、とずっ
背負っていたら、「当たり前のことを当たり前にするチー
と思ってます。
「具体的に考えろ」ってよく言われますけど、
ム」にしなきゃいけない。自分が当たり前のことを出来
具体的に考える素地はやっぱり抽象論なので、抽象論は大
ているか、一人一人が問いかけるチームにならないと、
事かなと思います。
何となく惰性でやってしまう。それが「もっと考えんかい」
中島:なるほど。
という言葉になりました。一人一人が自分に問いかけた
貝塚:抽象論というか、感情論というか。それを問いかけ
ら、当たり前のスタンダードが上がって色んなことに気
る前に「とにかく動いたらいいんじゃない?」って突っ走
づけるな、と。気づければ周りも見えてくるから、周り
る人ばっかりになると、少し不安です。
にもっと感謝できるようになって、感謝があるから当た
中島:
「勝つためにはこうするべきやから、こうするんや」っ
り前のことをするようになって…という風に上手いこと
て色々考えた末に決めて動き続けるのはいいと思うけど、
廻っていくと思っています。
常に「それで良いんか」ってのは、麟ちゃんが言う通り問
中島:うん、うちも最近のチームでは、その自分への問
い続けてほしいな。
いかけが圧倒的に少なくなっちゃってたんやと最近思っ
てる。卒論で、ギャング全盛期の 1983∼87 年の 5 年間と、
----- 監督の想いを伝える
1998 99 年・2001 02 年の中間期と、順位的に一番低い
貝塚 : 大介さんを心から信頼してる人が何人いるのか
2014 年までの 5 年間の低迷期、その 3 年代の『叡峰』(部
な、っていうのは個人的に思います。大介さんは、何とな
内で共有する部員の文集)を分析してん。そしたら、全
く現役部員から遠い存在ですから。最近大介さんとコミュ
盛期には多く見られた「もっと自分と闘おう」とか、「こ
ニケーションを取ることが多くなって実感したのは、「大
れで勝てるのか、もっと自分に問いかけろ」みたいな言
介さんも人間なんだ」ということ。大介さんは大介さんで
葉が低迷期には圧倒的に少なかってん。多分監督の影響
苦悩があって…。今まで見えてなかった部分がすごくデカ
が強いんやと思うんやけど、ほんまに勝ちたいって思っ
いです。
たらそれをすると思うし、そうやって上手くなろう、勝
中島 : なるほど。大介さんは私達の 2、3 倍も人生を、そ
たせる仕事をしようって全員がほんまの本気で考えてた
してアメフト界を生きていらっしゃる。だから大介さんの
ら、絶対にすごい力が出ると思う。
おっしゃることは、ほんまに色んなことを色んな角度から
考えた末の結論っていうことが多い。やからその方針や発
9
言に同意できないなら議論させていただいた方がいいけ
なんや。」って考えられるように、理由をつけて言うよう
ど、同意できるなら、大介さんのお考えのもっと細かいと
には意識してた。
ころを皆に分かりやすく伝えたり徹底させたりする、パイ
貝塚:だからだったんですね、毎回納得できてたのは。
プ役になるってことも大介さんに近い 4 回生やスタッフの
中島:ありがとう!なら良かった。
役割の一つやろうな、って思ってます。
貝塚:ただ、今の僕はちょっと甘すぎだと思うこともあ
ります。自分の方が仕事を知らない引け目が、どこかで
----- 誰とも違うリーダーに
あるからかもしれないです。それは捨てたいと思います。
貝塚:明日華さんと僕はリーダーとしての種類が決定的に
中島:捨てなあかんな。逆に、最初から MGR じゃなかっ
違います。僕はそんなに能力があるわけじゃないし、すご
たからこそ指摘してきてくれたこともあるんやし、誰に
く頼れるわけでもない。だから僕は、どこまでも泥臭く仕
も負けない「勝ちたい気持ち」があるなら引け目なんて
事や雑用をやって、助けられながらチームを回していく
一切感じなくていいと思う。勝つために、普段からちゃ
リーダーになりたいです。スタッフに転向して半年で、分
んと仕事して信頼されてたら何も思われへんし。
からないことの方がまだ多いから、どれだけ皆を巻き込め
るかが勝負になると思ってます。
----- 自分が勝ちたいから、それとも…
中島 : うん、そんなイメージやんね。麟ちゃん、
「PM 理論」っ
貝塚:この間、ある 4 回生選手が事務室に来たんです。
て聞いたことある?
その時に、「スタッフって毎日夜遅くまで、何でそんな頑
貝塚:いや、ないです。
張れんの?」って訊いてきました。もちろん悪い意味で
中島:P は Performance の頭文字で、仕事の能力のことや
はなく。それに対して僕は、「この仕事しなかったらチー
ねんね。M は Maintenance で対人関係構築能力。麟ちゃ
ムが終わるから、それが意気に感じられて頑張れる」っ
んが言ってるのは理論的に言うと M 重視型で、選手から
て答えました。きっと明日華さんだったら「私が勝ちた
転向してきた麟ちゃんの性質、特質を上手く使えるぴった
いから」と答えたと思うんですが…。明日華さんは 1 回
りの方針やと思う。
生の時からそういうマインドだったんですか?
中島:そうやな。それが入部動機やったしなぁ。でも、
----- 今、伝えたいこと
麟ちゃんの言ってることも考えないといけないとは思っ
中島:うちの一番の後悔が、厳しくなりきれなかったこと。
てて、4 回生になる前くらいからちょっとは考えてたか
さっき言ってた卒論で分析してたら、全盛期に多かった「厳
な。スタッフが仕事をしなかったら、練習とか以前に部
しさ」という言葉が、低迷期には全然入ってなくて、やっ
として存在できなくなる。だからちゃんとせなあかんし、
ぱりここなんかってびっくりした。知らず知らずのうちに
その仕事すること自体が勝つためになれるんやって。で
優しいというか甘い人間が多くなってもうてるんやと思
も自分のモチベーションは「自分が勝つこと」だった。
う。チームを勝たせるために、厳しく他人に要求できてる
そんな感情的な人間やから逆に、理屈を持てる人に憧れ
人がなかなかいない。アメフトを楽しむのもいいけど、勝
る(笑)。そこは、麟ちゃんのアドバンテージとして羨ま
つには、最初に言ってくれてた通り「本気で考える」こと
しいし、誇っていいと思う。
が必要で、そのためには他人に対する厳しさを持ってな
きゃいけない。ぜひ心に留めておいてくれたらと思います。
----- 超えたい。
貝塚 : 自分自身、他人に要求できていないことも多い。ただ、
貝塚:やっぱり明日華さんを超えなきゃいけないですね。
「こうしろ」って言ってしまうと、結果的に「やらされ」
目の前で言うことじゃないですけど(笑)。
になるとも思うので、難しいですね。上から指示されても、
中島:ありがとう。もう超えられてると思うけど、すぐ、
それが腑に落ちるような何かがないといけないな、とずっ
超えてな。春のうちに圧倒して、絶対に日本一になって
と考えてます。明日華さんは他人に要求するのがすごく上
ください。
手いと思うんですが、意識していたことはありますか?
貝塚:ありがとうございます。
中島:そうやな…「チームが勝つために、この仕事が必要
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試合のないこの期間、選手はフィジカルアップを合言葉に、日々トレーニングに取り組んでいます。このコー
ナーでは成長著しい 4 人の選手をピックアップし、彼らが目標数値を達成するまでの成長を数回にわたって
追いかけます。
体重
食事もトレーニングの一つ。1 日 3 食は当然のこと、補食も摂って、当たり負けない大きな身体をつくる。
ベンチプレス
重りのついたバーを持ち上げることで、上半身を鍛えるトレーニング。腕の振りが早くなり、ヒットのパ
ワーアップにつながる。
スクワット
重りのついたバーを肩に担ぎ、屈伸運動を行うことで、下半身を鍛えるトレーニング。アメフトの基本姿
勢であるフットボールスタンスの基礎をつくり、力強い動きを可能にする。
クリーン
身体の反動を使って重りのついたバーを持ち上げ、肩の前で受け止めるトレーニング。全身を使って爆発
的にパワーを発揮できるようになり、踏み出しの 1 歩やヒットに速さ・強さが備わる。
DL 齋賀 啓貴 (4 回生)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
目標は・・・
体重 2.6kg UP !!
ベンチプレス 10kg
UP !!
スクワット 12.5kg UP !!
クリーン 12.5kg UP !!
選手コメント
昨シーズンの悔しさからがむしゃらに突っ走ってきました。
胸を張れる『漢』になってフィールドに戻ってきます。
11
RB 關根 徳尚 (3 回生)
目標は・・・
体重 1.7kg UP !!
ベンチプレス 7.5kg
UP !!
スクワット 10kg UP !!
クリーン 12.5kg UP !!
選手コメント
やっと最近トレーニングの成果を実感できるようになりまし
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
た。この冬で得たフィジカルを武器に今シーズン活躍します!
TE 新澤 庸介 (2 回生)
目標は・・・
体重 2.9kg UP !!
ベンチプレス 10kg
UP !!
スクワット KEEP !!
クリーン 10kg UP !!
選手コメント
去年はフィジカルで負けてチームに迷惑をかけたので、
今年はフィジカルアップしてチームに貢献します!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
LB 助村 駿 (2 回生)
目標は・・・
体重 1.6kg UP !!
ベンチプレス 7.5kg
UP !!
スクワット 25kg UP !!
クリーン 10kg UP !!
選手コメント
今 年 は チ ー ム の 戦 力 に な る た め、こ の 冬 に 一 皮 む け て
フィールドで暴れまくるのでご期待ください!
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いつも一緒に過ごしている仲間をどう思っているか?ききます!
今回はオフェンスのポイントゲッターである RB と WR です。
愛称マック。本名、鈴木晴大。年
に 2,3 回しか本名で呼ばれること
はない。大学でサッカーをやろう
としていた元野球部という異色の
経歴の持ち主。真面目で怪我もせ
ず鉄人と呼ばれており、日々実力
と体脂肪率を上げている。単位も
鬼のようにとっており、まさに文
武両道であると言えるだろう。
伝統の 21 番を受け継いだ京大の
エース RB。相手を翻弄するよう
なカットバックと少々のタックル
では倒れないフィジカルの強さで
フィールドを駆け回る。滑舌が悪
く、みんなからいじられることが
よくある。また、誰もが認めるエ
ンターテイナーでもある。今年は、
自らの走りでチームを勝利に導い
てくれるだろう。
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今年度パートリーダー。体格は小さいが、
持ち前のクイックネスと地道な努力で昨年
の春からスターターに上り詰めた。オフの
日にもトレーニングを行い、そこで鍛えら
れたその肉体と熊野寮で育まれたその免疫
力の強さから、怪我や病気をほとんどせず、
常に練習に入り続ける。春からは 4 年間の
努力の集大成として、ボールも観客のハー
トも掴んでキャッチを連発してくれるだろ
う。1 万個のネタを持ち、十八番は『膝小僧』。
言わずと知れた長身フィジカルレシーバー。
その類稀なる身長とスピードで相手を圧倒。
あっけからんとした性格で、相手が誰であ
ろうと思ったことはズバズバ言う。3 回生
の頃から自分に厳しく、周りにも厳しく要
求するようになってきた。それ故に後輩か
ら怖がられることも・・・。しかしその反面、
オフにカフェ巡りをするなど、女子大生の
ような可愛い一面ももっている(笑)
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no.1
本年度のコーディネーター・幹部について
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本年度の戦術の指揮を執るコーディネーターが決定いたしました。
オフェンスコーディネーター 西村大介
ディフェンスコーディネーター アダム・スワード
スペシャルチームコーディネーター 三輪誠司
幹部は以下のとおりです。
主将 添島直希
主務 貝塚麟太郎
生まれ変わった農学部グラウンドで試合を楽しみましょう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨秋、京大農学部グラウンドにスタンドが新設されました。また、
オーロラビジョンが改修され約 3 メートルかさ上げされました。プ
レーもオーロラビジョンも見やすくなり、今春シーズンのホームゲー
ムから、よりいっそう試合観戦を楽しむことができます。
生まれ変わった農学部グラウンドでの観戦をお楽しみに!