環境目標 - 伊藤園

2016年度中期環境目標・2015年度短期環境目標 および2014年度短期環境目標実績
評価基準
★★★
★★
★
伊藤園では、環境保全や自然との共生に貢献するため、3ヵ年の中期目標と単年の短期目標を定め、PDCAサイクルにより環境負荷の低減を進めています。
2014年度は中期目標の2年目にあたり、全ての部署がISO14001の仕組みに基づき、目標達成に向けて取り組みました。
・・・・目標達成
・・・・目標ほぼ達成
・・・・目標未達成
■伊藤園グループ環境方針
【環境基本理念】
伊藤園グループは、「お客様第一主義」に基づき、人類共有の地球環境を守り、次世代に継承することが最重要課題であることを強く認識しています。そのため、あらゆる事業活動において法規制を遵守し、バリューチェーン全体に配慮しながら自主的・継続的に環境保全に取組みます。
また人と自然との共生、自然資本の保持と適正な利用、および自然と調和した食文化の発展への努力と、社会の課題解決と伊藤園グループの成長を両立する「共有価値の創造(CSV)」により、社会・環境の持続的発展およびグリーンエコノミーに貢献します。
【環境行動指針】
1.グループ全体の事業活動が地球環境・社会に与える影響について認識し、極小化に努めます。
2.活動・製品・サービスにかかわる法規制や協定を遵守し、環境汚染の予防に取り組み、
環境マネジメントシステムの強化を図ります。
3.省資源、排出物の抑制・適正処分・リサイクルを推進します。
4.環境に配慮した製品開発、製品製造、研究を推進します。
5.環境に配慮した調達と仕組みづくりを推進します。
重点課題
環境マネジメントシステ
1.
ムの強化
2.
3.
2016年度中期環境目標
2014年度環境目標
2014年度結果
本業に即した改正ISO14001※への対応と運用
※2015年改正
ISO14001の各部署・拠点の本業に即した有益で効果的な運用
各部署・拠点内部環境監査の実施、年間50件以上
19拠点で実施
バリューチェーン(製造委託先)の環境関連法令遵守状況の把握 ※3
バリューチェーン(製造委託先)の廃棄物関連法令遵守状況の把握
10社確認
その他国内グループ企業への認証拡大
伊藤園関西茶業でのISO14001取得の支援
取得に向け準備継続
全社へのBCPの浸透強化:災害時におけるBCP対応
(安否確認・緊急連絡)の社員への意識浸透
全社へのBCPの浸透強化:災害時におけるBCP対応
(安否確認・緊急連絡)の社員への意識浸透
安全・エコドライブの推進 強化
車輌事故削減 強化
評価
★
★★★
★★
2015年度短期環境目標
改正ISO14001の運用導入準備
各部署・拠点内部環境監査の実施、年間50件以上
バリューチェーン(製造委託先)のISO14001取得状況
および子会社の環境法令に関する情報共有体制の構築
伊藤園関西茶業でのISO14001取得の支援
-
全社へのBCPの浸透強化:災害時におけるBCP対応
(安否確認・緊急連絡)の社員への意識浸透
年間実績+13件増
★
車輌事故削減強化(車輌事故削減2014年度以下)
全社の電力使用量削減2013年度比 -2%[原単位]
2013年度比 1.25%
★
全社の電力使用量削減2014年度比 -2%[原単位]
沖縄名護工場の電力使用量 2013年度比 -1%[原単位]
2013年度比 -1.1%
沖縄名護工場の電力使用量 2013年度比 -2%[原単位]
法令に基づく廃棄物の管理強化と再資源化率向上(グループ企業含む)
廃棄物処理委託会社現地視察 50社以上
55社視察
★★★
★★★
食品リサイクル率の向上
食品リサイクル率90%以上
リサイクル率91.5%
★★★
食品リサイクル率90%以上
緑茶包装工場の再資源化率100%維持
緑茶包装工場の再資源化率100%維持
再資源化率100%
★★★
緑茶包装工場の再資源化率100%維持
生産由来の動植物性残渣有価売却の推進 有価率60%
生産由来の動植物性残渣有価売却の推進 有価率57%
有価率52.0%
生産由来の動植物性残渣有価売却の推進 有価率57%
生産由来の雑紙等有価売却の推進 有価率95%
生産由来の雑紙等有価売却の推進 有価率93%
有価率93.6%
棚卸資産廃却損額 2016年度売上比1%未満
棚卸資産廃却損削減:2010年度以下 ※金額ベース
2010年度比-0.1%
★★
★★★
★★★
500ml:-10.5%
2リットル:-27.0%
500mlペットボトルの軽量化:-10.0%
2リットルペットボトルの軽量化:-23.0%
★★★
500ml:-12.5%
2リットル:-28.5%
環境を配慮した製品開発の推進
エコ容器製品の販売拡大
500ml:-12.3%
2リットル:-28.3%
アルミレス紙飲料容器製
品の販売拡大
★★★
エコ容器製品の販売拡大
新産地事業における荒茶生産量:1,065t
新産地事業における荒茶生産量目標:871t
省資源・省エネルギーの 全社の電力使用量削減2013年度比 -4%[原単位]
推進
沖縄名護工場の電気使用量 2013年度比 -3%[原単位]
排出物の抑制・適正処
分・リサイクルの推進
6.地球温暖化の防止に努めます。
7. 水資源の保全に努めます。
8. 生物多様性の保護に努めます。
9. 地球環境への認識を高め、「ESD(持続可能な開発のための教育)」の考え方を取り入れ、環境に貢献できる人材を育成し、一人ひとりが環境保全を意識して行動します。
10.ステークホルダーとのコミュニケーションを強化し、環境保全の活動を推進します。
環境に配慮した製品開 茶園における温室ガス収支の調査
4. 発・製品製造・研究の推
進
新産地の農薬の使用・管理に関する定期監査
効率的施肥・管理技術の普及
環境に配慮した防除体系の運用
-
生産量825t
★★
廃棄物処理委託会社現地視察 50社以上
生産由来の雑紙等有価売却の推進 有価率94%
棚卸資産廃却損削減:2015年度目標達成拠点50%以上
新産地事業における荒茶生産量目標:881t
約3割削減
※2014年度で終了
栽培試験2件
※2014年度で終了
★★★
茶園における温室ガス収支の調査
★★★
新産地の農薬の使用・管理に関する定期監査
茶殻関連製品の開発
製品化:5件
製品化:7件
★★★
製品化:5件
茶殻再利用量:1,050t以上
茶殻再利用量:950t以上
茶殻再利用量961t
★★★
茶殻再利用量:1,050t以上
4,800万ケース(PET500mlに加え2リットルでも実施)
4,600万ケース(お~いお茶PET500mlに加え2リットルでも実施)
4,920万ケース
★★★
5,000万ケース
重点課題
5.
環境に配慮した調達と
仕組みづくりの推進
6. 地球温暖化の防止
2016年度中期環境目標
2014年度環境目標
2014年度結果
評価
生産関連企業への環境に関する供給者評価の実施
評価対象とする企業への評価実施100%
100%実施
★★★
評価対象とする企業への評価実施100%
広告・PR・販促物のグリーン素材使用率 100%
広告・PR・販促物のグリーン素材使用率 100%
使用率100%
★★★
広告・PR・販促物のグリーン素材使用率 100%
ヒートポンプ式自動販売機稼動比率 88%
ヒートポンプ式自動販売機稼動比率 80%
稼動比率83.9%
★★★
ヒートポンプ式自動販売機稼動比率 85%
CSR調達の推進
飲料原料調達先への説明会実施
説明会実施
★★★
国内調達先のCSR調達状況調査実施
フロン排出抑制法改正に伴う空調機及び車輌の点検管理
省エネルギー車両の積極採用 低公害車稼働比率 85%
稼動比率87.8%
★★★
フロン排出抑制法改正に伴う空調機及び車輌の点検管理
車両燃費向上2012年度比 +1%
車両燃費向上2012年度比 ±0%
2012年度比±0%
★★
-
積載効率向上推進 6.0t/1台(パレット配送)
実績:5.63t/1台
★★★
※営業政策によって変動するため、環境目標から除外
飲料製品の物流効率向上(ブロック生産比率70%以上)
飲料製品の物流効率向上(ブロック生産比率70%以上)
ブロック生産比率71.7%
★★★
飲料製品の物流効率向上(ブロック生産比率70%以上)
全社CO2排出量削減 2009年度比 -8%[原単位]
全社CO2排出量削減 2009年度比 -8%[原単位]
2009年度比-9.5%
★★★
全社CO2排出量削減 2009年度比 -8%[原単位]
製造部門のCO2排出量削減 2013年度比 -3%[原単位]
製造部門のCO2排出量削減 2013年度比 -1%[原単位]
2013年度比+5.2%
★
バリューチェーンにおける数値把握対象の拡大
バリューチェーン(飲料製造委託先)のデータ(CO2排出量)精度向上
CO2排出量の把握
・国内製造委託先における推計方法の検討
数値を把握し、CSR報告
書で一部公表
★★★
・国内製造委託先
バリューチェーン(国内原料調達先)のデータ(CO2排出量)の調査実施
・国内原料調達先
・国内原料調達先への実態調査及び調査手法の確立
実態調査の実施及び調
査手法を確立
★★★
・海外原料調達先への実態調査
7. 水資源の保全
2015年度短期環境目標
車両燃費向上2012年度比 ±0%
製造部門のCO2排出量削減 2013年度比 -1%[原単位]
バリューチェーン(飲料製造委託先)のデータ(CO2排出量)精度向上
・国内製造委託先における推計方法の検討
バリューチェーン(国内原料調達先)のデータ(CO2排出量)の調査実施
・国内原料調達先への実態調査及び調査手法の確立
バリューチェーンにおける数値把握対象の拡大
バリューチェーン(飲料製造委託先)の水資源に関する実態調査実施
水使用量・排水量管理/排水の浄化処理の管理/取水地の水源涵養
・水使用量・排水量管理/排水の浄化処理の管理/取水地の水源涵養
・国内製造委託先
バリューチェーン(国内原料調達先)の水資源に関する実態調査実施
・国内原料調達先
・水使用量・排水量管理/排水の浄化処理の管理/取水地の水源涵養
実態を調査し、CSR報告
書で一部公表
★★★
実態調査の実施及び調
査手法を確立
★★★
バリューチェーン(飲料製造委託先)の水資源に関する実態調査実施
・水使用量・排水量管理/排水の浄化処理の管理/取水地の水源涵養
バリューチェーン(国内原料調達先)の水資源に関する実態調査実施
・水使用量・排水量管理/排水の浄化処理の管理/取水地の水源涵養
・海外原料調達先への実態調査
茶産地育成事業の新産地における益虫モニタリング
茶産地育成事業の新産地における益虫モニタリング
定期的に実施
(茶葉摘採時期のみ)
★★★
茶産地育成事業の新産地における益虫モニタリング
生物多様性に関するステークホルダーとの協働活動の充実
生物多様性に関するステークホルダーとの協働活動の実施と活動内容の公開
外部団体と各地で実施
★★★
外部顕彰制度受賞による活動内容の公開
各部署・拠点内におけるCSR教育の定着と定例化
社内におけるCSR教育機会の拡大と充実
管理職者教育等実施
★★★
8. 生物多様性の保護
環境に貢献できる人材
9.
の育成
環境法規制及び拠点対象の廃棄物管理教育の拡大と充実
環境法規制全般の教育の実施
拠点対象の廃棄物管理教育の実施
ステークホルダーとの
10. コミュニケーションの
強化
社内におけるCSR教育機会の拡大と充実
CSR/CVS/ESDに関わる定期的な社内向け情報発信
ISOに関する実地監査と
指導実施(14拠点)
拠点管理職、業務担当
者の教育実施
★★★
ISOに関する実地監査と指導等を実施
★★★
拠点対象の廃棄物管理教育の実施
地域ステークホルダーとのコミュニケーションの充実
地域課題解決に向けた、地域ステークホルダーコミュニケーション
外部団体と各地で実施
★★★
地域課題解決に向けた、地域ステークホルダーコミュニケーション
ステークホルダーダイアログの実施
ステークホルダーダイアログの実施
3回実施
★★★
ステークホルダーダイアログの実施
[原単位] :生産関連は生産量、それ以外は売上高