外国人労働者 直接雇用における雇用主責任 雇用者責任 雇用条件明示書 注意点 事業主は外国人労働者との労働契約に際し、賃金、労働時間等、主要な労働条件について 当該外国人労働者が理解できるよう、その内容を明らかにした書面を交付するものとする。 (厚生労働省: 「外国人労働者の雇用労働条件に関する指針」) 就業規則 基本的には日本語のみで対応可能。ただし、外国人労働者から内容確認の要望があった際は 説明責任が発生します。 雇用労務責任者の選任 外国人労働者を10名以上雇用する場合、管理責任者を選任する努力義務が発生します。 在留期限の更新確認 更新については各個人に任せるのではなく、雇用主としても管理することが必要です。 必要事項 雇用契約について書面交付義務はありますが、労働者の母国語にて通知する規定はありま せん。しかし、労使双方の思い違いが多く、それが原因で労使トラブルにも繋がります。1人 ひとりの理解(同意)を得るためには母国語の雇用条件明示書が必要になります。 ※労働基準監督署によっては、母国語で書いた雇用条件明示書の作成を指導する場合があります。 外国人労働者向けに就業規則にルビなどを付けてわかりやすくしている事例もあります。 特に資格は必要ありません。窓口担当として選任をしてください。 確認を怠ったり、期限を越えて就業していた場合、不法就労と見なされ、強制退却となる 場合があります。 雇用保険 外国人雇用届出 外国人登録証へ 新しい就業先の記載 最寄りの市町村役場へ提出しなければいけません。 提出期限 被保険者 雇い入れの場合…翌月10日まで 離職の場合…退職日翌日から起算して10日以内 加入対象外 専用届出様式に ①氏名 ②在留資格 ③在留期限 ④生年月日 ⑤性別 ⑥国籍 等 を記載し職業安定所に届け出る。 雇い入れ・離職共に翌月末日まで 入退社時に外国人雇用状況届出を職業安定所に届け出ることが義務づけられています。 外国人登録証明示の裏面へ新しい就業先を記載し就業開始後2週間以内に 届出方法 雇用保険被保険者資格の取得届又は 喪失届の備考欄に ①在留資格 ②在留期限 ③国籍 等を 記載して届け出る。 在籍証明書などは特に必要ありません。就業先の企業名・住所の正式名称がわかるものを持 参してください(例:名刺、封筒など)。 ※日本人と同じ仕事ができる資格者は届出は必要ありません。その他の資格者に届出の義務があります。 加入期間 外国人労働者が帰国する際、今まで加入していた社会保険期間によって脱退一時金として、一部 脱退一時金 保険料が戻ってきます。 日本の年金は25年以上加入していなければ老齢年金の受給権は発生しま せん。 このことを受けて、 外国人労働者の中には社会保険の加入を拒む方がいます。 雇用主責任と 必要事項 して、 どのような理由があろうと加入条件を満たす労働者には加入させなければなりません。 寮管理 送迎 現社宅規定を外国人労働者向けに変更する必要があります。 運行を適正に行うため、規則(ルール)の周知徹底が必要不可欠です。 支給額 6ヶ月以上12ヶ月未満 平均標準報酬額×0.4 12ヶ月以上18ヶ月未満 平均標準報酬額×0.8 18ヶ月以上24ヶ月未満 平均標準報酬額×1.2 24ヶ月以上30ヶ月未満 平均標準報酬額×1.6 30ヶ月以上36ヶ月未満 平均標準報酬額×2.0 36ヶ月以上 平均標準報酬額×2.4 派遣社員から直接雇用に切り替わった場合、物件の契約の見直し、又はそれに伴う説明が 必要です。 事前に誓約書等を取り交わし、各自に意識付けてください。 (cam/foreigner/02)
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