ちくちく・おしか ワークショップの内容 ヒゲクジラの一種である、 ミンククジラのヒゲを使っ てペンダントをつくります。 ヒゲクジラは、歯の代わり に口の中に生えた「ひげ」 で海水中のプランクトンを 濾しとって食べます。 この「 ひげ」 は、昔から、 や靴べ ら、紐や糸など様々な製品 に加工されてきました。 第3回ワークショップ ものがたりのある、ものづくり。 牡鹿半島ではじまります。 「くじらの浜のペンダントをつくる」 (写真) ミンククジラのヒゲ 自然の状態では板状のク ジラのヒゲを細く切り、お 湯でふやかして柔らかくし たものを編んだり、ガラス や貝殻に巻きつけて、世界 に一つのペンダントをつく ります。 2時間半のワークシ ョップで、 2種類のペンダン トが作れます。 * * * * * 2015 9.27 (日) (写真) クジラのヒゲと 貝殻のペンダント chikuchikuoshika ①【1回目】 10:30-13:00 ②【2回目】 14:00-16:30 ※午前と午後の2回、同じ内容で開催します。 (写真) クジラのヒゲを編んだペンダント * 日 時 * * 企画/ワークショップ講師: * * これつね * * 是恒さくら 1986年広島県出身、山形市在住。 2010年アラスカ州立大学フェアバンクス校卒業。同校在 学中、 アラスカ先住民芸術、絵画、彫刻を学ぶ。2015年よ り、東北芸術工科大学大学院デザイン工学研究科地域 デザイン領域に在籍。 主催: 一般社団法人はまのね 協力: 東北芸術工科大学宮本武典研究室 ちくちく・おしか facebook www.facebook.com/chikuchikuoshika 今回のワークショップでは、 ミンククジラの白黒2 色のヒゲと、貝殻やシーグラスなどの浜辺で拾え る宝物を組み合わせたペンダントをつくります。 会 場 募集人数 Cafeはまぐり堂隣 「高見」 (宮城県石巻市桃浦字蛤浜18) 各回5名 (申込先着順) 対 象 中学生以上 参加費 2,000円 申込・問合せ [email protected] ※お名前、参加人数、連絡先、参加希 望の回(①か②) を明記し、 メールにて ご連絡ください。 9.27 (日) 開催のお知らせ 「ちくちく ・おしか」 が目指すこと ものがたりに出会う。 鹿の毛皮や角、鯨の歯や髭、貝がら。木の枝、鳥の 羽、抜け殻。牡鹿半島の自然のおくりものはさまざ まです。ひとつひとつのおくりものが私たちの手に 入るまでには、いろいろなものがたりがあります。 周囲を海に囲まれ、山々がゆるやかに連なる牡 鹿半島は、海の自然・山の自然どちらも豊かな 場所です。 山では鹿が、海では季節ごとにさまざまな海産 物がとれ、漁業や牡蠣の養殖、そして捕鯨も行 われています。 そんな牡鹿半島の自然は、 さまざまな 「おくりも の」 であふれています。 ちくちく・おしかでは、牡 鹿半島の自然のおくりものを素材として使い、 それらが持つ「ものがたり」 を知りながら、 もの づくりのワークショップを毎月開催します。 ものづくりでつながる。 自然のおくりものを素材として手に取り、触っ てみます。 そして、 自分の手の中にある素材を どうやって使うのか、何ができるのかを考え ながら、 ものづくりをします。いつか、 どこかで 見たことのあるものも、 まだ誰も見たことが ないものもできるでしょう。 鹿の狩猟をする、猟師さん。漁業をする漁師さん。 捕鯨にかかわる人たち。地域の仕事を支えている たくさんの人たち。昔からずっと続けられてきた仕 事の昔話や、牡鹿半島で暮らしてきたひとりひとり の、思い出のものがたり。 人が見てきた、 自然のも のがたり。 牡鹿半島の自然のおくり ものを知ることは、牡鹿 半島のものがたりに出会 うことです。 ちくちく・おしかは、牡鹿 半島のものがたりをあつ めて、伝えていきたいと 願っています。 さまざまなものがたりを持つ牡鹿半島の自 然のおくりものから、自分のものづくりをす ることは、牡鹿半島のものがたりとつながる ことです。 そうしてできあがった品を、 ものが たりと一緒に持って帰ります。それは、自分 の宝物になったり、誰かへのおくりものにな るかもしれません。誰かにあげる時は、 もの がたりも一緒に伝えてください。 これつね 2015年6月 「ちくちく・おしか」企画 是恒さくら
© Copyright 2024 ExpyDoc