演題:「頭部打撲の落とし穴」 - 徳洲会グループ 奄美ブロック

第 51 回奄美ブロック研修医勉強会
演題:「頭部打撲の落とし穴」
与論徳洲会病院 初期研修医
湘南鎌倉総合病院二年次 鉢呂 康平
抄録;
37 歳女性
◯月 8 日に職場の福岡から与論島の実家に帰省されていました。◯月 12 日に飲酒後 2m
下の川に転落し、前頭部打撲を主訴に当院救急外来受診となりました。入院の上抗生剤
開始され、前頭部挫創に対して当直医により洗浄・縫合行われ翌日の◯月 13 日に退院と
なりました。
しかし、退院翌日の◯月 14 日に再度当院外来を受診されました。その理由とは?
飲酒後の頭部打撲を主訴に外来受診される方は多いですが、今回比較的まれですが誰も
が経験しうる少し変わった症例を経験しましたので「頭部打撲の落とし穴」というタイ
トルのもと皆で共有できればと存じます。