講義の概要(スライドのPDF版)

情報科学1(G1)
2015年度
講義の目標
•  目標 –  プログラムとはどのようなものかを知る. –  プログラムをどのように作成/実行するかを知る. –  簡単なプログラムを自分で考え,作れるようになる. •  ともかくやってみよう! –  講義を聴いただけではプログラムは作れない. –  答えは1つではない. –  自分なりのノートを作る. 講義の達成目標 (シラバスより)
•  エディタでプログラムの作成、ターミナル上での
プログラムのコンパイル、実行という一連の操作
が出来るようになる
•  コンピュータにおけるプログラム実行の過程につ
いて理解し、アルゴリズムの役割を理解する。
•  Cの変数、式、および、制御構造について、その
概念および基本的な使い方を理解する。
•  与えられた問題についてアルゴリズムを考え、C
でプログラムを作成できるようになる。 成績評価
•  演習や試験により達成目標への到達度を評価する. •  最後に試験を行なう. –  演習問題:3割ぐらい,試験:7割ぐらい テキスト
書名:C言語によるプログラミング 基礎編 第2版、
著者:内田智史 監修、システム計画研究所 編、出版社:
オーム社、
ISBN:978-­‐4-­‐274-­‐06440-­‐9
情報科学1」の範囲は第1章から第4章まで。
テキストおよび資料
•  C言語によるプログラミング[基礎編] –  システム計画研究所 (オーム社)
•  講義の際に資料を配布する. •  資料の置き場所 h5p://www.ele.kochi-­‐tech.ac.jp/tacibana –  私の担当するすべての講義に関わる資料が置
いてある。 –  現在、改装中なので必ずここからたどってほしい。 –  アドレスの最後が tacibana であることに注意。 h5p://www.ele.kochi-­‐tech.ac.jp/tacibana
システム工学群 プログラミング関係の講義
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コンピュータリテラシィ 情報処理概論
情報科学1〜3 データ構造とアルゴリズム プログラミング演習 その他 履修の前提となる科目
•  コンピュータリテラシー – コンピュータの基本的な操作 •  ログイン/ログアウト •  Webブラウザの扱い. •  ファイルを見る/印刷する. 履修してほしい科目
•  情報処理概論
講義(予定)(1)
•  15回の講義を3つにわけて考える •  第1回〜第4回 導入、教科書1章〜2章 –  エディタでプログラムの作成、ターミナル上で
のプログラムのコンパイル、実行という一連の
操作が出来るようになる。 講義(予定)(2)
•  第5回〜第10回 教科書3章〜4章 –  コンピュータにおけるプログラム実行の過程に
ついて理解し、アルゴリズムの役割を理解する。
–  Cの変数、式、および、制御構造について、そ
の概念および基本的な使い方を理解する。 講義(予定)(3)
•  第11回〜第15回 主に演習 –  与えられた問題についてアルゴリズムを考え、
Cでプログラムを作成できるようになる。 •  第16回 試験 •  タイピング –  タッチタイピングの練習. –  講義開始前に5分程度. –  Speed Challenge 講義の目標
•  目標 –  プログラムとはどのようなものかを知る. –  プログラムをどのように作成/実行するかを知る. –  簡単なプログラムを自分で考え,作れるようになる. •  ともかくやってみよう! –  講義を聴いただけではプログラムは作れない. –  答えは1つではない. –  自分なりのノートを作る. プログラムとは何だろう?
•  処理の手順の記述 – コンピュータは書かれていることを順に実
行する • これしか出来ない. •  扱うデータの構造の記述 – 情報科学1では,単純な数値のみを扱う プログラムをつくるためには?
•  処理の手順を考える – Algorithm •  扱うデータを考える – Data Structure •  プログラム言語で記述する –  処理の手順やデータを考える時間のほうが長い Program = Algorithm + Data Structure 必要なもの/こと
•  考えるための知識/道具 –  プログラムとはなんだ? –  紙と鉛筆 •  作るための知識 –  コンピュータの動作/構造に関する知識 –  コンピュータの操作方法 –  プログラム言語(C)の文法と意味 •  作るための道具 –  コンピュータとソフトウェア •  エディタ/コンパイラ/ターミナルコマンド プログラムにおける処理
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入力 出力 式の計算 変数への代入(値の書き換え) 条件分岐 繰り返し まとまった処理に名前をつけて呼び出す. プログラムにおける処理
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入力 出力 第1章〜第2章
式の計算 変数への代入(値の書き換え) 条件分岐 第4章
繰り返し 第5章
まとまった処理に名前をつけて呼び出す データの構造
•  (単純)変数/定数 –  数値(整数/実数) –  文字,文字の並び(文字列) •  配列 –  同じ種類のデータをまとめて扱う •  構造体 –  異なる種類のデータをまとめて扱う •  ポインタ –  異なるデータを結びつけ複雑な構造を表現
する データの構造
•  (単純)変数/定数 第3章
–  数値(整数/実数) –  文字,文字の並び(文字列) •  配列 –  同じ種類のデータをまとめて扱う •  構造体 –  異なる種類のデータをまとめて扱う •  ポインタ –  異なるデータを結びつけ複雑な構造を表現
する