講義の概要(スライド)(6/9)

情報科学1(G1)
2016年度
講義の目標
• 目標
– プログラムとはどのようなものかを知る.
– プログラムをどのように作成/実行するかを知る.
– 簡単なプログラムを自分で考え,作れるようになる.
• ともかくやってみよう!
– 講義を聴いただけではプログラムは作れない.
– 答えは1つではない.
– 自分なりのノートを作る.
講義の達成目標
(シラバスより)
• エディタでプログラムの作成、ターミナル上での
プログラムのコンパイル、実行という一連の操作
が出来るようになる
• コンピュータにおけるプログラム実行の過程につ
いて理解し、アルゴリズムの役割を理解する。
• Cの変数、式、および、制御構造について、その
概念および基本的な使い方を理解する。
• 与えられた問題についてアルゴリズムを考え、C
でプログラムを作成できるようになる。
成績評価
• 演習や試験により達成目標への到達度を評価する.
• 最後に試験を行なう.
– 演習問題:20%ぐらい,試験:80%ぐらい
テキスト
書名:C言語によるプログラミング 基礎編 第2版、
著者:内田智史 監修、システム計画研究所 編、出版社:
オーム社、
ISBN:978-4-274-06440-9
情報科学1」の範囲は第1章から第4章まで。
テキストおよび資料
• C言語によるプログラミング[基礎編]
– システム計画研究所 (オーム社)
• 講義の際に資料を配布する.
• 資料の置き場所
http://www.ele.kochi-tech.ac.jp/tacibana
– 私の担当するすべての講義に関わる資料が置
いてある。
– 現在、改装中なので必ずここからたどってほしい。
– アドレスの最後が tacibana であることに注意。
演習の提出
• 期限:
講義中に連絡
• 提出場所:
A棟4F電子事務室前のメイルボックス
「情報科学1(G1)」というラベルの所
• これ以外の場所では受け取らない!
• 少々おくれても受け付けるの必ず提出する
こと.
システム工学群
プログラミング関係の講義
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コンピュータリテラシィ
情報処理概論
情報科学1〜3
データ構造とアルゴリズム
プログラミング演習
その他
履修の前提となる科目
• コンピュータリテラシー
– コンピュータの基本的な操作
• ログイン/ログアウト
• Webブラウザの扱い.
• ファイルを見る/印刷する.
履修してほしい科目
• 情報処理概論
講義(予定)(1)
• 15回の講義を3つにわけて考える
• 第1回〜第3回 導入、教科書1章〜2章
– Visual Studioでのプログラムの作成、プログラ
ムのコンパイル、実行という一連の操作が出
来るようになる。
講義(予定)(2)
• 第4回〜第10回 教科書3章〜4章
– コンピュータにおけるプログラム実行の過程に
ついて理解し、アルゴリズムの役割を理解する。
– Cの変数、式、および、制御構造について、そ
の概念および基本的な使い方を理解する。
講義(予定)(3)
• 第11回〜第15回 主に演習
– 与えられた問題についてアルゴリズムを考え、
Cでプログラムを作成できるようになる。
• 第16回 試験
• タイピング
– タッチタイピングの練習.
– Speed Challenge
講義の目標
• 目標
– プログラムとはどのようなものかを知る.
– プログラムをどのように作成/実行するかを知る.
– 簡単なプログラムを自分で考え,作れるようになる.
• ともかくやってみよう!
– 講義を聴いただけではプログラムは作れない.
– 答えは1つではない.
– 自分なりのノートを作る.
プログラムとは何だろう?
• 処理の手順の記述
– コンピュータは書かれていることを順に実
行する
• これしか出来ない.
• 扱うデータの構造の記述
– 情報科学1では,単純な数値のみを扱う
必要なもの/こと
• 考えるための知識/道具
– プログラムとはなんだ?
– 紙と鉛筆
• 作るための知識
– コンピュータの動作/構造に関する知識
– コンピュータの操作方法
– プログラム言語(C)の文法と意味
• 作るための道具
– コンピュータとソフトウェア
• プログラム開発統合環境(Visual Studio)
– エディタ/コンパイラ/ターミナル
プログラムをつくるためには?
• 処理の手順を考える
– Algorithm
• 扱うデータを考える
– Data Structure
• プログラム言語で記述する
– 処理の手順やデータを考える時間のほうが長い
Program = Algorithm + Data Structure
プログラムにおける処理
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入力
出力
式の計算
変数への代入(値の書き換え)
条件分岐
繰り返し
まとまった処理に名前をつけて呼び出す.
プログラムにおける処理
•
•
•
•
•
•
•
入力
出力
第1章〜第2章
式の計算
変数への代入(値の書き換え)
条件分岐
第4章
繰り返し
第5章
まとまった処理に名前をつけて呼び出す
データの構造
• (単純)変数/定数
– 数値(整数/実数)
– 文字,文字の並び(文字列)
• 配列
– 同じ種類のデータをまとめて扱う
• 構造体
– 異なる種類のデータをまとめて扱う
• ポインタ
– 異なるデータを結びつけ複雑な構造を表現
する
データの構造
• (単純)変数/定数
第3章
– 数値(整数/実数)
– 文字,文字の並び(文字列)
• 配列
– 同じ種類のデータをまとめて扱う
• 構造体
– 異なる種類のデータをまとめて扱う
• ポインタ
– 異なるデータを結びつけ複雑な構造を表現
する