情報科学1(G1) 2016年度 講義の目標 • 目標 – プログラムとはどのようなものかを知る. – プログラムをどのように作成/実行するかを知る. – 簡単なプログラムを自分で考え,作れるようになる. • ともかくやってみよう! – 講義を聴いただけではプログラムは作れない. – 答えは1つではない. – 自分なりのノートを作る. 講義の達成目標 (シラバスより) • エディタでプログラムの作成、ターミナル上での プログラムのコンパイル、実行という一連の操作 が出来るようになる • コンピュータにおけるプログラム実行の過程につ いて理解し、アルゴリズムの役割を理解する。 • Cの変数、式、および、制御構造について、その 概念および基本的な使い方を理解する。 • 与えられた問題についてアルゴリズムを考え、C でプログラムを作成できるようになる。 成績評価 • 演習や試験により達成目標への到達度を評価する. • 最後に試験を行なう. – 演習問題:20%ぐらい,試験:80%ぐらい テキスト 書名:C言語によるプログラミング 基礎編 第2版、 著者:内田智史 監修、システム計画研究所 編、出版社: オーム社、 ISBN:978-4-274-06440-9 情報科学1」の範囲は第1章から第4章まで。 テキストおよび資料 • C言語によるプログラミング[基礎編] – システム計画研究所 (オーム社) • 講義の際に資料を配布する. • 資料の置き場所 http://www.ele.kochi-tech.ac.jp/tacibana – 私の担当するすべての講義に関わる資料が置 いてある。 – 現在、改装中なので必ずここからたどってほしい。 – アドレスの最後が tacibana であることに注意。 演習の提出 • 期限: 講義中に連絡 • 提出場所: A棟4F電子事務室前のメイルボックス 「情報科学1(G1)」というラベルの所 • これ以外の場所では受け取らない! • 少々おくれても受け付けるの必ず提出する こと. システム工学群 プログラミング関係の講義 • • • • • • コンピュータリテラシィ 情報処理概論 情報科学1〜3 データ構造とアルゴリズム プログラミング演習 その他 履修の前提となる科目 • コンピュータリテラシー – コンピュータの基本的な操作 • ログイン/ログアウト • Webブラウザの扱い. • ファイルを見る/印刷する. 履修してほしい科目 • 情報処理概論 講義(予定)(1) • 15回の講義を3つにわけて考える • 第1回〜第3回 導入、教科書1章〜2章 – Visual Studioでのプログラムの作成、プログラ ムのコンパイル、実行という一連の操作が出 来るようになる。 講義(予定)(2) • 第4回〜第10回 教科書3章〜4章 – コンピュータにおけるプログラム実行の過程に ついて理解し、アルゴリズムの役割を理解する。 – Cの変数、式、および、制御構造について、そ の概念および基本的な使い方を理解する。 講義(予定)(3) • 第11回〜第15回 主に演習 – 与えられた問題についてアルゴリズムを考え、 Cでプログラムを作成できるようになる。 • 第16回 試験 • タイピング – タッチタイピングの練習. – Speed Challenge 講義の目標 • 目標 – プログラムとはどのようなものかを知る. – プログラムをどのように作成/実行するかを知る. – 簡単なプログラムを自分で考え,作れるようになる. • ともかくやってみよう! – 講義を聴いただけではプログラムは作れない. – 答えは1つではない. – 自分なりのノートを作る. プログラムとは何だろう? • 処理の手順の記述 – コンピュータは書かれていることを順に実 行する • これしか出来ない. • 扱うデータの構造の記述 – 情報科学1では,単純な数値のみを扱う 必要なもの/こと • 考えるための知識/道具 – プログラムとはなんだ? – 紙と鉛筆 • 作るための知識 – コンピュータの動作/構造に関する知識 – コンピュータの操作方法 – プログラム言語(C)の文法と意味 • 作るための道具 – コンピュータとソフトウェア • プログラム開発統合環境(Visual Studio) – エディタ/コンパイラ/ターミナル プログラムをつくるためには? • 処理の手順を考える – Algorithm • 扱うデータを考える – Data Structure • プログラム言語で記述する – 処理の手順やデータを考える時間のほうが長い Program = Algorithm + Data Structure プログラムにおける処理 • • • • • • • 入力 出力 式の計算 変数への代入(値の書き換え) 条件分岐 繰り返し まとまった処理に名前をつけて呼び出す. プログラムにおける処理 • • • • • • • 入力 出力 第1章〜第2章 式の計算 変数への代入(値の書き換え) 条件分岐 第4章 繰り返し 第5章 まとまった処理に名前をつけて呼び出す データの構造 • (単純)変数/定数 – 数値(整数/実数) – 文字,文字の並び(文字列) • 配列 – 同じ種類のデータをまとめて扱う • 構造体 – 異なる種類のデータをまとめて扱う • ポインタ – 異なるデータを結びつけ複雑な構造を表現 する データの構造 • (単純)変数/定数 第3章 – 数値(整数/実数) – 文字,文字の並び(文字列) • 配列 – 同じ種類のデータをまとめて扱う • 構造体 – 異なる種類のデータをまとめて扱う • ポインタ – 異なるデータを結びつけ複雑な構造を表現 する
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