平成27年度 学校経営案

平成 27 年度学校経営計画
2015 年 4 月 1 日
興譲館高等学校の教育
全国でも類い希なる歴史と伝統を誇る興譲館に脈々と受け継がれてきた伝承の校訓『白鹿洞書院掲示』
は、
『修己治人の学』であり、江戸時代、昌平黌から全国に発信された我が国の精神的支柱ともいうべき、
人間教育の指針である。
本校がめざす教育は、時代を超えてこの崇高な教えを具現化し、よりよい生き方在り方を追求する生
徒を育成することに他ならない。則ち、高い志、豊かな教養、礼の精神を備え、
『伝統の品格』漂う生徒
を輩出し、地域や日本の未来を拓いていくことこそ本校の使命であると考える。
1,「伝統の品格」を備えた生徒の育成
(1) 高い学力と豊かな教養を備え、志を持って時代を切り拓くリーダーの育成。
(2) 礼の精神を備え、よりよい生き方在り方を追求する生徒の育成。
(3) 生命、自然への畏敬の念を持つ生徒の育成。
2, 「文武不岐」の実現
(1) 文武両道で自己実現をめざす生徒の育成。
(2) 自主的主体的に高次元で文武を融合させようとする誇り高き生徒の育成。
(3) 知的好奇心、向上心が旺盛で、自ら課題を設定しその解決に向かう生徒の育成。
3, 「郷校発の伝統校 興譲館」の存在意義の明確化
(1) 古典、歴史に通じ、先人の知恵、文化遺産を次世代につなぐ生徒の育成。
(2) 地域の教育力向上に向けて一模範となる生徒の育成。
(3) 一市民として地域の明るい未来の為に尽力する生徒の育成。
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平成 27 年度学校経営計画
2015 年 4 月 1 日
平成 29 年度末の目標到達に向けた平成 27 年度の課題追求
27 年度テーマ
伝統の品格 = 知性×気迫
【まず、チームで戦える「型」を練り上げる。そして、実践しながら修正を加えてよりよいものにする。】
「学力向上」への取り組みを充実させ、それを支える志の教育、品格教育の3方向から、年間計画を
協働体制の下に練り上げ、実施の結果から分析、修正、洗練を継続する。
① 単元の重点化、② 教科内の系統化、③ 教科間の関連づけを図る
1, 競い合い高めあう学習集団を形成する。
■4 年制大学進学率 90%、うち 25%国公立大学、25%難関私立大学を目標とする。
■知的好奇心を喚起し、学びの質を高め、主体的に学習に向かう習慣を形成する。
■弛みなく授業改善に努力し、教師、生徒共に言い分けなく「学業優先の文化」を校内に醸
成する。
■教科部の活性と教科間、教師間のベクトル合わせを強力に推進する。
■「考える、表現する」など 21 世紀型学力観を基盤とした授業へ改善する。
【具体行動】
(1) 各教科部を活性化(職員室の常駐)し、情報交換、目標への到達方法の検討を日常化する。
(2) 授業研究、授業観察、研究協議を習慣化し、実践記録の集積を図る。
(3) 「共に学び、共に高め合う」学校文化の醸成に向けて、アクティブラーニングの積極的導入など日々、授
業改善に向かう。
(4) 特に重点単元を明確にし、診断テスト、形成テスト、総括テストを確実に行うと共に必要に応じてフィード
バックする計画など、学習成果を確実に上げるための「授業研究」に時間を費やす。
(5) 各教科担当と担任の「学力向上」と「進学指導向上」の意識を高めるための情報交換を習慣化する。
(6) 進学指導用の資料集積とデータ分析を継続するとともに、それを共有し、活用する体制をつくる。
(7) 各教科特性に応じた「学び方」の定着と授業と家庭学習の関連を図る。
(8) 年間計画一覧を常備し、日々、実践後に修正を加え、改善を図り続けて洗練された計画を完成する。
(9) 評定と評価の違いを踏まえ、早急に「各教科における評価の正常化」に取り組む。
(10) 単元毎に即活用できる教材教具、演習プリントを共有できる整理棚をつくる。
★教頭、主幹、学年主任、進路部長、学力向上委員長は、上記の点について日々点検し、相互に声をかけ
あい、刺激し合う「勝つチーム」を形成する。特に、若年層教員の力量形成に向けて、研修を継続する。
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平成 27 年度学校経営計画
2015 年 4 月 1 日
2, 徹底した品格教育を実践する。
■凛とした空気が流れる校内、颯爽溌剌とした淀みない生徒の姿に高める。
■常に相手を大切にする気遣い心配りに溢れ、温かい雰囲気の中で生徒が安心感安堵感を
持って学習に向かう事ができる人間関係を築く。
■全生徒が、自主的主体的に美しい姿、美しい言葉、美しい行動、美しい習慣を目指す文化
を創る。
■全教職員が「品格教育」(character education)を理解し、生徒が主体的に目標に向かう具
体的な指導の手立てを構築する。
■保護者を巻き込み、保護者の意識を高めることで効果を上げる。
【具体行動】
(1) コアカリキュラム(論語・人間学)との関連、LHR、総合的な学習からのアプローチを明確にした年間指導
計画の立案とその実践、修正、改善のマネジメントサイクルを確立する。
(2) 学年別、項目別に到達目標を示し、系統的指導を展開できる計画を作成する。
(3) 訓育問題「0」の実現と校則と賞罰の簡略化、「よりよい行動」基準と家庭での取り組みの明確化。
(4) ①読書推進、②清掃徹底、③言語への意識高揚を重点とした学年到達目標の設定。
(5) 「賢明」で「善良」な市民に向かう徳の形成について、全教職員が理解し実践できる方法の具体化。
(6) 挨拶、挨拶の次の一言、下足箱、自転車置き場、傘立て、教室内環境(特に下校時、移動時)気付いた
ゴミを拾うなど、具体的視点の明確化と生徒会、HR を中心に主体的活動に実践に導く方法の検討。
(7) 「生徒必携」の効果的活用方法と「徳目」の具体化と徹底事項。
(8) 品格教育の視点からの評価と意識の高揚の関連づけ。
(9) 登下校時の交通マナー、廊下歩行時のマナーなどの意識化を図る主体的、具体的な取り組みの開始。
(10) 心の在り方、所作、表情など運命を拓く要素を高める習慣づくりへの取り組みと保護者への啓発。
★中心となる「有信会」の活動とそれを支える全教職員の日々の意識づけ、評価観点の設定によって 「徳
を土台とした、学力の向上」という仮説を実証していく営みが、品格教育委員会設置の目的である。
3,徹底した志の教育を実践する。
■高い志を持ち、一生通して意欲的に学び続ける生徒を育成する。
■文武共に「人格を高める」上で不可欠であることを理解し、高次元で両立するとともにそこ
に誇りを持つ生徒を育成する。
■自己の存在を、社会と関連付けてとらえ、学校、地域、我が国の未来のために「自分が為
すべきこと」を明らかにする。
■全教職員が、『白鹿洞書院掲示』の教えを熟知し、「修己治人」の学を日常生活の中で具
体的に指導することができる。
■「進学」に対する保護者の意識高揚に取り組む。(大学の価値)
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2015 年 4 月 1 日
【具体行動】
(1) コアカリキュラム(論語・人間学)と各教科の関連、LHR、総合的な学習からのアプローチを明確にした年
間指導計画の立案とその実践、修正、改善のサイクルを確立する。
(2) 学年別、項目別に到達目標を示し、系統的指導を展開できる計画を作成する。
(3) キャリア教育、シチズンシップ教育、新教科「公共」を研究し、それらを構造化するとともに、各教科の年
間計画に位置づける。
(4) ICT、アクティブラーニングを積極的に取り入れた授業を展開する。
(5) 世界に目を向けた学習を展開するとともに国内国外留学を積極的に推奨する方策を検討する。
(6) 生徒会、HR を中心として自主性主体性にグローバルな活動を展開する計画を立案する。
(7) コアカリキュラムと関連付けて各教科の授業を展開するための方策を検討する。
(8) 課題を解決し、「志」に買うためには、「地図」となる「知」を手に入れることが不可欠であることを断続的に
体感させる授業を展開する教師の意識高揚を図る。
(9) 「志の教育」の視点からの学習活動と評価観点を作成する。
(10) 「品格教育」「志の教育」とのねらい・目的、アプローチの重複と独自性を明確にする。
★「学習に向かう向上心」をキャリア教育の側面から涵養することが主なねらいとなる。
「感動の共有」や「小さな成功体験」の積み重ねが達成できるプログラムを発案し、「総合的な学習」を中
心に年間計画に位置付ける。
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