2 ご あいさつ 日頃より、エースをお引き立ていただきまして誠にありがとうございます。皆様のご 支援 のおかげで 2014 年度も良好な結果を残すことができました。 2014 年 度 に エース・グル ープ はグ ロ ーバ ルで 非 常 に優 秀 な 業 績 を 残 すことが で き、 2013 年度の業 績を上回る記 録的な財務実績を達 成しました。営業 純利益は 33 億ドルを 超え、前年を 5%上回り、コンバインド・レシオは 87.7%という素晴らしい結果となりまし た。そしてエース・グループは時価総額で世界第 5 位の損害保険会社に成長しました。この ように保険事業で有機的な成長を続けるとともに、M&A による成長も続けています。昨年 はブラジルで 最 大の保 険事 業を扱うイタウ・ウニバンコ S. A . から P&C 事 業を、米国では アリアンツから富裕層を対象とした消防基金の個人保険事業を買収しました。 エース・ジャパンでは、2014 年度の保険引受利益は 6 億円、純利益は 4 億 8,800 万円と 前年を1 億 1,400 万円上回る良好な結果を残すことができました。ソルベンシー・マージン 比率は、1043.3%と引き続き健全な水準を保ち、当社の資本 基盤と保険金支払い能力の 堅調さを裏付けています。このように良 好な財務実績を収めることにより更なる能 力向上 のために人材や商品、システムへの投 資を可能にし、将 来の成 長やビジネスチャンスへと つなげることができるようになりました。 当社は日本全国に支 社を持ち、主 要ラインの保 険を手 掛ける数 少ないグローバル 損害 保険会社のひとつです。グローバル企業としての資源を活用することで業 界トップクラスの 引受 知 識や商品能力を持ち、業務効率化を推 進することができます。こうした強みと国内 マーケットについての深い知識、さらにお客様やディストリビューション・パートナーとの間に 築いてきた強い絆により、保険市場においての優位性と差別化が図られていると考えます。 当社の現在と将来を担う社員の様子を皆様にご紹介したく、今回は業務に打ち込む社員 の様子をご紹介するページを設けました。エース・チームのメンバーは常に自己研鑚に励み、 当社がより良い保 険 会 社になるための機 会を得るための 努力を怠りません。当社の前身 会社が日本に進出してからもうすぐ百年になります。これからも世界に通用する商品および サービスを提供し、ディストリビューション・パートナーやお客 様へより良い価値を提 供し 続ける会社となることを誓います。 今後とも皆様の温かいご 支援、お引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 エース損害保険株式会社 代表取締役社長 兼 CEO エース・ファー・イースト リージョナル・プレジデント ジェフ・ヘイガー 3
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