白馬岳

山行記
白馬岳
【山 行 日】
【集合出発】
【交
通】
【メンバー】
2015年8月8~9日
小山市役所 4:00AM
車1台とタクシーの送り迎え
CL 仙石、計 8 名
8月8日 1 日目
小山市役所駐車場 4:00=桐生太田 IC=長野 IC=白馬駅前観光タクシー7:45=
タクシーに分乗猿倉へ 8:50~9:10-白馬尻小屋 9:55~10:15-大雪渓末端 10:35~10:50-
葱平 14:00-村営小屋 15:45-白馬山荘 16:10
朝4時に小山を出発して、長野白馬駅に7時30分ごろ到着。そこから、タクシーに乗って白馬の登山口
の猿倉山荘まで行きます。そこで行動食を食べてから、登り始めました。
少し登ると、白馬の代表の残雪が残る斜面が一面に見えます。そこを一列に並んで登って行く人たちが、
蟻の行列のように見えました。私も、早速、初めてのアイゼンを装着準備しました。残雪を登り始める前に、
仙石さんから、
「足元の雪だけでなく、周りの斜面は落石があるので、左右にも気をつけて登るように」と注
意がありました。私は、歩き方が悪かったせいか、3回も滑ってしまいました。残雪の斜面は結構急な斜面
で、そこを抜けるのに3時間もかかりました。
残雪を抜けて、13 時ごろ狭い場所を見つけ、昼食になりました。そこから山小屋まで急登なので、最後の
方は、
「早くこの登りが終わらないかなぁー」と、思いながら登って行きました。山小屋が近くになると、キ
ンポウゲや、ミソガワ草、トリカブト 黄色、白、ピンク、紫など、色とりどりの花が沢山咲いていました。
歩き始めて7時間になるので、疲れが出て、すごくきれいな花畑もゆっくり観察できませんでした。
泊まった白馬山荘は、学校のような大きな三階建の建物で、1,000 人も宿泊出来るところでした。私は初
めての山小屋体験でしたが、とても快適で、水道があり、トイレなどもきれいで良かったです。夕食は温か
いハンバーグ定食で、朝もちゃんと用意してくれ、食事も想像したものと違っていたので、驚きました。寝
る所は、1つの布団に2人で一緒に寝るのにはびっくりしましたが、今回は、隣を借りられたので、1人1
つの布団に寝ることが出来、ゆっくり休めました。
夜,星を観に外に出てみると北斗七星やさそり座、北極星がすぐわかり、星が大きくはっきり観えました。
一日目は夜まで天気がよく良かったです。
高木
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8月9日 第2日目
3:30 起床 ご来光 4:47
6:30 出発-白馬岳山頂 6:55~7:00-三国境 7:50-小蓮華岳 8:45~8:55-白馬大池 10:27~11:18-
乗鞍岳 12:00~12:05-天狗原 13:20~13:25-栂池ロープウェイ 14:50~15:00=ゴンドラ=栂池高原=
タクシー=白馬駅前 16:00=温泉 16:13~16:55=A コープ~17:10=小山 22:00
昨夜の澄んだ星空、きれいなお月様 快晴間違いなし。 さぁ~日の出を見よう。 3時30分起床、早々
と身支度し、ヘッドライトをつけ山頂へと向かいます。 山頂は大勢の登山者でいっぱいとのことで、途中で
待つこと20分。暗闇の中、ついに右側の黒い雲の周りが徐々に赤くなり、日がさしてきました。ご来光で
す(4時47分) 太陽が出てきました。みんなカメラ撮影に夢中です。
【ありがとう!】と手を合わせ感謝。次
第に周りが明るくなり、360°の大パノラマの山々、大雪渓、雲海など。絶叫。大きな深呼吸する。ヤッタ
ー最高だよ、
、
、
、
。
幸せ気分を残し山荘へ戻り、出発の準備を済ませます。朝食を取り山荘の前で記念写真を一枚。いよいよ
下山スタートです。 先ほど降りてきた道を登り始めました。たくさんの登山者との挨拶。
「おはよう」
、
「い
ってらっしゃい」
。白馬岳山頂ついに登ったぞ!
先に見える、細~く長い岩道を延々と歩きます。(まだ、話す余裕あり) 途中に可愛い高山植物を発見、
お花の名前を教えてもらいました。コマクサ,イワカガミ、チングルマ、ハクサンフウロ、等。 暫くすると、
「後ろを見て、
、
、
」と大町さんの声がします。振り返るとここまで歩いた道のりが遠くに見え、登山者の姿も
小さく、雄大な山々を見下ろしています。ちょと深呼吸。
どの位歩いたでしょうか。今度は雷鳥を発見、静かにジッとしているのでビックリ。そして、次は親子で、
砂あびをしている光景を見ました。こんなにはっきり見られるのは珍しいそうです。とてもラッキーでした
よ。いつまでも元気でね。
小休憩(水分補給)を取りながら、三国境→小蓮華山→船越ノ頭で写真を撮り、大池山荘に。一歩一歩前に
進んでゆくと、はるか遠くに大池山荘の赤い屋根やカラフルなテントが見え始めましたが、樹林の中の道を
かなり歩き、やっと池が見えて到着しました。日差しがとても強いので簡易テントを作り、早い昼食を取る
ことにし、ゆっくりと休みました。
大池を後に後半戦に入りました。これからが試練の連続になるとは。すぐに大きな岩があり、岩の上を登
っていきます。食後すぐなのですごく苦しかったです。ゴロゴロと鋭い岩もあり、大町さんのサポートでな
んとか前に進むことができました。ありがとうございました。岩がなくなったら残雪が見え始め、アイゼン
無しで横断しました。緊張しました。印象に残っているのは、冷たくて美味しかった湧き水です。生き返っ
た魚の心境です。
休憩も終わり、又歩きはじめましたが、体力は限界、足は上がらず、なかなか進まない。
「一歩歩けば、
一歩前に進む」 こんなふうな言葉を耳にし、踏ん張って、頑張って、頑張って しんどいよぉ~ 頑張れ~と
心の中で叫びながら前に前にと進みました。
栂池山荘の屋根が遠くに見えるのですが、まだ遠く、なかなかたどり着きません。後 10 分ぐらいが非常
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にきつかったのを覚えています。
いざ到着と思いきや、
ここからロープウェイ駅までさらに 5 分歩きました。
ロープウェイ→ゴンドラに乗り換え 20 分の空中散策。白馬岳を背に、町へと降りてゆきます。栂池高原
駅からタクシーに乗り、白馬駅に戻ります。その後、駐車場でタクシーの運転手さんから頂いた温泉のサー
ビス券を使い、疲れた体を癒しました。夕暮れも近く、早々と高速に乗り家路につきました。
入会したばかりで、まだ未熟で不安なところがありつつの参加でしたが、こんな素晴らしい北アルプスに
来られたこと、大雪渓を登り、白馬岳山頂制覇できたのは、参加されたみなさんのお陰と思っております。
ありがとうございました。お疲れ様でした。ぜひ又、参加したいなぁと思います。
次回は、少し余裕のある登山にしたいですね。私の課題になります。 そして、往復の運転をしていただ
いた、仙石リーダー大変お疲れ様でした。ありがとうございました。
H.Y
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