米国 Sequenom 社との NIPT(無侵襲的出生前遺伝学的検査

2015 年 2 月 13 日
株式会社エスアールエル
代表取締役社長 小川 眞史
米国 Sequenom 社との NIPT(無侵襲的出生前遺伝学的検査)に関する
ライセンス契約締結及び導入のお知らせ
株式会社エスアールエル(代表取締役社長:小川 眞史、本社:東京都新宿区、以下「エス
アールエル」
)は、このたび、無侵襲的出生前遺伝学的検査(以下、NIPT)に関するライセ
ンス契約を Sequenom, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、以下「Sequenom 社」
)と締結
し、国内で NIPT を実施する運びとなりましたのでお知らせいたします。
NIPT は、妊娠女性の血液中に存在する微量な胎児の DNA を次世代シーケンサーで解析す
る胎児の遺伝学的検査です。本検査は、日本国内の妊婦を対象に臨床研究として既に実施さ
れていますが、これまでは、国内で実施可能な検査センターがなかったため、検体は米国の
検査センターに輸送され、検査されていました。
エスアールエルは Sequenom 社から技術導入を行い、国内の登録衛生検査所において、検
体前処理からデータ解析までの検査サービスを提供すべく検査体制を整え、本検査を実施す
ることとなりました。
実施に当たっては、他の出生前検査と同様、NIPT を「マススクリーニング検査」として
扱わず、積極的な受託活動を行わないという基本姿勢に則り対応してまいります。加えて本
検査の倫理的考慮点に鑑み、下記の関連ガイドラインを遵守してまいります。
【関連ガイドライン】
「『母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査』の指針等について(周知依頼)
」
(厚生労働省課長通知 雇児母発0313第2号)
「『母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査』指針」
(公益社団法人日本産科婦人科学会倫理委員会 母体血を用いた出生前遺伝学的検査に
関する検討委員会)
「『母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査』についての共同声明」
(社団法人 日本医師会、日本医学会、公益社団法人 日本産科婦人科学会、
公益社団法人 日本産婦人科医会、一般社団法人 日本人類遺伝学会)
※エスアールエルは国際的な精度管理プログラムである「米国臨床病理医協会(CAP)
」や臨
床検査室の品質と能力に関する特定要求事項に関する国際規格「ISO15189」認定を取得し
ております。なお、
「ISO15189」認定範囲に NIPT は含まれておりません(注)。
(注)「ISO15189」認定範囲に NIPT が含まれないことを追記し、記載位置を変更いたしました。
本件に関する問い合わせ
・お電話でのお問い合わせ
大代表(総務部)TEL. 03-6279-0900
・Web からのお問い合わせ
http://www.srl-group.co.jp/sec/index.html
以 上