第4次 地域福祉活動計画 in 所沢 ところWITHプラン ウ ィ ズ 平成27(2015)年度~平成32(2020)年度 富岡 新所沢東 新所沢 三ヶ島 小手指 所沢 山口 柳瀬 並木 松井 吾妻 所沢市社会福祉協議会 地 域 福 祉 活 動 推 進 会 議 社会福祉法人 はじめに 所沢市社会福祉協議会は、多くの市民の皆様のご協力により、第4次地域福祉活 動計画in所沢「ところWITHプラン」をここに策定いたしました。 この計画を策定するにあたり、第3次計画の基本理念を踏襲しつつ、住民懇談会 や福祉に関するアンケート調査などにより新たな福祉ニーズの洗い出しを行いまし た。また、所沢市が策定した第2次所沢市地域福祉計画と一層の連携を図り、所沢 市の地域福祉の推進を目指すものとなっております。 近年、身近な地域の中にある社会的孤立、生活困窮などの生活課題を制度だけで 解決していくことは、非常に困難な時代となっています。こうした中においては、 これまで以上に、市民参加による "ふくしのまちづくり″が強く求められるものと実感しております。 なお、この計画を推進していくにあたりまして、市民の皆様一人ひとりのご理解とご協力なくしては、実現 が難しいことから、皆様のさらなるご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。 結びにあたり、計画策定にたいへんご尽力をいただきました地域福祉活動推進会議委員の皆様方をはじめ、 ご協力いただいたすべての皆様方に対しこの場をお借りし感謝申し上げ、第4次地域福祉活動計画in所沢「と ころWITHプラン」策定のご報告とさせていただきます。 社会福祉法人所沢市社会福祉協議会 会長 本橋 栄三 第4次地域福祉活動計画「ところWITHプラン」策定にあたって 皆さんのお手元に「ところWITHプラン」(第4次地域福祉活動計画in 所沢)を お届します。 WITH(ウイズ)は、「一緒に」「共に」という意味ですが、4つの柱を表現 しています。詳しくは、計画内容をご覧ください。8本の実施計画と16項目の具 体的行動計画を定めましたが、とてもシンプルになっています。 本計画の策定では、11地区のすべてで住民懇談会を開かせていただきました。 また、子どもたちを含む、様々な住民にもアンケート調査で協力いただきまし た。それらの意見や要望を本計画では最初に表現しました。住民のニーズを基本 に委員会ではその具体化のために何が必要なのかを議論してきました。本計画ではできるだけ読みやすくし たい想いから、図やイラスト、写真を掲載したり、用語の説明をしたりもしました。ぜひ、皆さんが手元に 置き、じっくり読んで頂けることを希望します。 なお、本計画は、平成27(2015)年度から平成32(2020)年度の6か年計画です。今回は、所沢市 (行政)が策定した「第2次地域福祉計画」と期間を合わせることにより、行政との連携を一層図りながら 所沢市の地域福祉を推進していきます。 地域福祉活動推進会議 委員長 田中 英樹 も く じ 計画の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2~ 6 計画の体系図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7~ 8 実施計画 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9~16 参考資料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17~21 委員名簿 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 *計画書に出てくる言葉について ■「地区」…市内11の行政区 ■(地域)住民…地域に居住する人 ■市民…住民だけでなく、所沢市と関連があり、積極的に地域を担っていこうとするすべて(団体、企業含む) 。 ■固有の名称を除き、 「障害」を「障がい」と表記しています。 1 計画の概要 ウ ィ ズ ●「ところWITHプラン」名称について 「地域福祉活動計画in所沢」が市民の方に親しみのある計画になるようにと、「ところWITH(ウィズ) プラン」という名前をつけました。 「WITH(ウィズ) 」は、 「一緒に」「ともに」を意味する言葉です。支え合いのまちづくりを、市民が主 役となり一緒につくっていくという意味が込められています。さらに、「WITH」の一文字一文字は、4 つのキーワード(「健やかに」「自分らしく」「支え合う」「心やさしい」)の福祉プランを意味する英単語 の頭文字としています。 Well-being(ウェルビーイング)…健やかに ( 「幸福」「健康」「福利」の意味) Ⅰndependent(インディペンデント) …自分らしく ( 「自立」「自主的」「自由」の意味) Together(トゥギャザー)…支え合う ( 「一緒に」「協力して」の意味) Heart(ハート)…心やさしい ( 「やさしい心」の意味) ● 地域福祉とは? 地域のみんながしあわせになるために、住民が抱える生活課題を地域全体の課題としてと らえます。障がい・病気の有無などにかかわらず、赤ちゃんから高齢者まで誰もが安心して 暮らせるように、住民、行政、社会福祉関係者、ボランティア、NPO、企業等がお互いに 協力してとりくむ …という考え方です。 「ふくし」は、 「ふだんの くらしの しあわせ」 と覚えてくださいね。 2 計画の概要 み ん な で つ く る 地 域 福 祉 の イ メ ー ジ みんなの願い 地域でだれもが安心して健康で 幸せに暮らしたい いま、地域では… だから…地域福祉 所沢の住民みんなが地域で安心して暮らせるように、 地域内の住民、団体、組織、機関、企業が連携し、地域 づくりや支え合い活動への取り組み いのちや暮らしを大切にするまちづくり ・ひとり暮らしの高齢者がいる ・虐待を受ける恐れのある幼児や 高齢者がいる ・体の不自由な人がいる ・家に閉じこもっている人がいる ・生活課題を抱える人がいる いま、地域では… ・人や地域の役に立ちたいと 思う人がいる ・豊富な知識や貴重な経験を 持った人がいる ・地域をなんとかしたいと 思う人がいる ・共に活動したいと願う人がいる 関連専門機関 (医療など) 企業 学校・ 教育機関 NPO・ ボランティア 関係団体 (更生保護など) 誰もが人として尊重され、安心して暮らせる潤いの あるまちをめざして地域住民が一緒になってみんなで 考え、みんなで支え合い、みんなで助け合える 地域をつくりましょう 商店街 地域住民 地域福祉 サポーター 隣同士のつき合いや近隣同士の助け合いといった 場面も少なくなり、地域社会の「まとまり」や「つ ながり」が弱まっています。 みんなで知恵を出し合えば… みんなで力を出し合えば… さらに暮らしやすい地域ができるはず 地域社会における市民連携・協働 当事者 行政機関 住民組織 (自治会など) 民生委員 児童委員 福祉施設 ・機関 社会福祉 協議会 市民が一緒につくる! 健やかに 自分らしく暮らせる 支え合う 心やさしいまち 3 計画の概要 ●「地域福祉」や地域福祉活動計画策定の背景 《計画策定の背景》 ・近年、少子・超高齢社会の進展、ライフスタイルの多様化などにより、地域社会を取り巻く環境は大き く変化しています。また、子育てや高齢者の介護、社会的孤立、生活困窮など、住民一人ひとりが抱え る生活課題は複雑化し、福祉に関するニーズは多岐にわたるものとなっています。 ・地域の暮らしの中で、こうした住民一人ひとりの生活課題や問題を地域全体の課題として認識し、だれ もが地域で自分らしく安心して暮らしていくためには、自らが生活課題を解決していこうとする主体性 (自助)、身近な地域住民同士の支え合いや助け合い(共助)、行政による公的サービス(公助)がお互 いに補い合い、連携・協働し合っていくことが求められます。 《地域福祉活動計画とは》 ・ 「だれもが地域で自分らしく安心して暮らせる」ように、地域福祉の中核を担う社会福祉協議会(以下 「社協」という。)が呼びかけて、地域住民や多様な機関・団体などが参加・協力して策定する、地域福 祉を推進するための民間計画です。暮らしの中で生じる様々な生活課題に対し、地域住民、ボランティ ア団体・NPO、行政、社協などが連携・協働しながら課題解決に向けた地域福祉活動にとりくんでい きます。 ・また、この計画は、所沢市が策定した「第2次所沢市地域福祉計画」(行政計画)と、お互いに連携し あいながら、所沢市の地域福祉の推進に取組む関係にあります。 地域福祉活動計画と地域福祉計画の関係 第2次所沢市地域福祉計画 第4次地域福祉活動計画in所沢 ・民間の柔軟な取り組み (分野横断的・開発的事業) ・市民・地域・社会福祉協議会 の具体的な取り組み 連携 ・人づくり・地域づくり ・福祉サービス利用環境の整備 ・セーフティネットの整備 ・理念や仕組みの構築 ・市民・地域・市の取り組 みと連携の方向性 ・市が取り組む施策 共有 地域福祉のめざす姿、地域課題、社会的資源など 地域福祉の推進 《計画策定の経過》 この計画を策定するにあたり、市民のみなさんからの声を計画に反映させるために、地区別の住民懇談 会、地域福祉に関するアンケート調査などを行いました。また、市民公募の委員を含め多様な領域の委員 (定数20名)で構成された「所沢市社会福祉協議会地域福祉活動推進会議」を開催し、検討を行いました。 地域福祉活動推進会議(作業部会の設置) 第4次地域福祉活動計画 など 計画書(案) アンケート調査 意見募集 地区別の住民懇談会 計画(素案) 福祉課題の把握 4 地域福祉活動計画の進行管理 計画の進行管理について ■ 所沢市社会福祉協議会地域福祉活動推進会議において計画の進行管理を行っていきます。 計画 ◎市 民参加による地域福祉活動 計画を策定する。 見直し ◎評 価を受け、事 業・活動の改 善点を探る。また、新たな福 祉ニーズへの対応を検討する。 実施 ◎計 画に沿った取り組みを、地 域の特性にあわせ実施する。 評価 ◎市 民・福祉関係 者などの声を 聞き、地域福祉推進会議にお いて評価する。 *計画の期間:平成27年度から平成32年度の6年間 年度 社協 所沢市 22 23 (H19~)第2次 24 25 26 第3次地域福祉活動計画 27 28 29 30 31 32 第4次地域福祉活動計画 中間見直し (H17~)地域福祉計画 第2次地域福祉計画 ◇こ の計画は、平成27(2015)年度から平成32(2020)年度の6か年計画です。所沢市(行政)が策 定した「第2次地域福祉計画」と期間を合わせることにより、行政との連携を一層図りながら所沢市 の地域福祉を推進していきます。 ◇6 年の計画期間を前期(平成27年度から29年度)、後期(平成30年度から平成32年度)とし、3年を めどに計画の中間見直しに取り組むことにしています。 計画における所沢市社協の役割について ■計画を積極的に推進する体制の整備 ・実施計画の具体的な取り組みの実現に向けた事業展開 ・所沢市社会福祉協議会地域福祉活動推進会議の事務局 ・ 「所沢市社会福祉協議会 発展・強化計画※」との連携 ※【発展・強化計画】 社協の事業運営(経営)方針にかかるビジョンや目標を示し、その実現に向けた事業、組織、財務等に関する具体 的な取り組みを明示するもの。 社協は、市民が地域の生活課題を自らの課題としてとらえ、共に考え、行動することができる ふくし のまちづくり を推進・応援しています。 5 計画書の見方 ■P9からP16までは実施計画ごとの具体的な取り組みなどが記載されて います。ページの構成は、以下を参照下さい。 【基本目標】 「 WITH」の各文字に対応した基 本目標を示しています。 【地域住民の声】 計 画 策 定に伴 い 実 施した住 民 懇 談会やアンケート調査などから、 地域の方々の声をまとめたもの。 【実施計画】 4つの基 本目標ごとに、2 つの実 施 計画を 位置づけ ています。 【具体的な取り組み】 1から8の実施計画に対する、具体 的な取り組み内容を示しています。 We ll-being 誰もが健やかに安心して暮らせるまちづくり 実施計画1 実施計画2 安心のまちを支える人づくり 気軽に相談できる場づくり 地域住民の声 地域住民の声 ● 「時々」 、 「ちょっとしたこと」の手伝いを頼める人が身近にいてほしい。 ● 困った時にいつ、どこに、だれに、何を相談すればよいかわからない。 ● 福祉制度(介護保険サービス、障害者総合支援等)だけでは足りない部分を支えて ● 相談先が遠くて相談に行きたがらない人がいる。 くれる人がいてほしい。 【ボランティアセンター】 福祉に関するボランティア活動 の相談や情報の発信など、ボラ ンティア活動を支援するところ。 この計画では、所沢社協に常設 されたものを指します。 ◆◆◆ 【ボランティアコーディネート】 ボランティア活動をしたい方と ボランティアをお願いしたい・ 依頼したい方を結び付ける(マッ チング)役割のこと。また、こ のような役割を担う人をボラン ティアコーディネーターといい ます。 ◆◆◆ 【災害ボランティアセンター】 所沢市で大きな災害が発生した 場合、所沢社協は臨時的に災害 ボランティアセンターを立ち上 げ、早期の復興に向けた支援活 動にとりくみます。 ● 身近な地域で気軽に相談できる場を増やしてほしい。 ● 身近にボランティアをしたい人とお願いしたい人を結びつける仕組み(ボランティ アコーディネート)がほしい。 具体的なとりくみ ① 住民のボランティア活動を支援 ● 地域福祉の担い手としてのボランティア活動を支援します。 ● ボランティア同士のつながりの機会を作ります。 ● 人材育成や相談・調整などボランティアセンターの機能を充実していきます。 ② ボランティアコーディネーターの育成(災害時を含む) ● ボランティアコーディネートの方法や役割等を学ぶ研修を開催します。 ● ボランティアコーディネーターと共にボランティア活動をサポートします。 ● 災害ボランティアセンターの運営補助を行う市民スタッフの育成を進めます。 する。 ● ボランティアに関する研修会・講習会などに参加する。 ● すでに活動している方は、ボランティアの輪を広げる。 ◆◆◆ ③ 地域の中で気軽に相談できる場や機会の拡充 ● 地域の関係機関・団体と協力し、気軽に相談できる場を増やしていきます。 ● 身近な地域に相談できる場や機会(人・機関)があることについて広くPRします。 ● 「 (仮称)所沢市こどもと福祉の未来館」における「福祉の総合相談窓口」と連携し 相談内容の充実に努めます。 ④ いつでも相談できる「福祉相談窓口」の展開 ● どこに、誰に相談したらいいかわからない時に、いつでも相談できる窓口の展開を 目指します。 ● 地域福祉活動など様々な場面に、福祉相談の機会を提供していきます。 のかたち 地域・市民の協働 はじめてみよう こんなことから、 のかたち 地域・市民の協働 はじめてみよう こんなことから、 ● 地域福祉の担い手として、自らの知識や経験を活かしボランティア活動に参加 【協働】 立場の異なる様々な組織や団体 が、 同 じ 目 的 を 達 成 す る た め、 対等な立場で協力し合うこと。 ● 相談内容の秘密は守ってほしい。 具体的なとりくみ ● 地域の福祉課題への関心を高める。 ● 民生委員・児童委員や相談機関など、相談できる人や場所を身近につくり、自分 が困ったときや誰かが困っているときにいつでも気軽に相談できるようにする。 ● 相談窓口があることを、近所の人たちでお互いに知らせ合う。 実現すると… 実現すると… ● ボランティア活動に参加することにより、新たな出会いや発 こんな地域に なっている。 見が生まれている。 ● 地域の中でボランティア活動を行なう人が増え、安心して暮 ● 困ったときに、いつでも相談できるところがあり安心して生 こんな地域に なっている。 らせる地域になっている。 【 「 (仮称)所沢市こどもと福祉の 未来館」】 所沢市が地域福祉の中心的な役 割を担う拠点として、平成28 年度供用開始に向け整備を進め ている。子育て支援機能や子ど もの発達支援機能も併せ持つ複 合施設。 ◆◆◆ 【民生委員・児童委員】 民生委員は、自らも地域住民の 一 員 と し て、 担 当 す る 区 域 で、 住民の生活上の相談に応じ、適 切な支援やサービスへの「つな ぎ役」として社会福祉の増進に 努める、厚生労働大臣から委嘱 された非常勤の地方公務員。児 童委員を兼ねています。 活できる。 ● 様々な場面で気軽に相談することができる体制が展開されて いる。 9 10 用語 の説 明や 考え 方、事例紹介などを 示しています。 【地 域・市民 の 協 働のかたち・こ んなことから、はじめてみよう】 計画を推進するうえで、地域・市民 の 皆 さん のできること、できそう なこと、考え方。 【実現すると…】 計画が 実 現され、「 所 沢 がこ んな 地 域になっているといい な」が示されています。 6 第4次地域福祉活動計画 in 所沢ところ W 市民が一 緒につくる! 基本理念 W I T H 健やかに 自分らしく暮らせる W I 支 地域福祉を基盤に市民参加のまちづくりをすすめる4 つの 《基本目標》 W 《実施計画》 誰もが健やかに 安心して暮らせる まちづくり ウ ェ ル 1 安心のまちを支える人づくり 2 気軽に相談できる場づくり ビ ー イ ン グ Well-being:健やかに(「幸福」「健康」「福利」の意味) I 誰もが自分らしく 暮らせるまちづくり イ ン デ ィ ペ ン デ ン 3 誰にもわかりやすい福祉情報 4 一人ひとりを大切にする の提 支援 ト Independent:自分らしく(「自立」「自主的」「自由」の意味) T H 7 誰もが参加できる 支え合いのまちづくり ト ゥ ギ ャ ザ 5 地域福祉活動を推進する 6 社会 支え合いの地域づくり ー Together:支え合う(「一緒に」「協力して」の意味) 誰にも心やさしい まちづくり ハ ー ト 7 福祉課題の理解と福祉の心(ふくし 8 身近な暮らしの場における活動 Heart:心やさしい(「やさしい心」の意味) マイン 拠点の ころ WITHプラン 体系 る 支え合う 心やさしいまち T H る4 つの基本目標に対する実施計画と具体的なとりくみ 《具体的なとりくみ》 ①住民のボランティア活動を支援 ②ボランティアコーディネーターの育成(災害時を含む) り ③地域の中で気軽に相談できる場や機会の拡充 ④いつでも相談できる「福祉相談窓口」の展開 くり 情報 の提供 ⑤ふくし掲示板の設置の推進 ⑥インターネットなどによる福祉情報の発信と活用 する 支援 ⑦生活困窮者や社会的孤立への支援 ⑧日常生活自立支援事業・成年後見制度の活用 する 社会資源の開発 ⑨地域福祉サポーターの育成と活動の強化 ⑩地元の商店や企業などによる地域貢献活動の促進 ⑪地区社会福祉協議会(地区社協)をはじめとした地域福祉推進の組織づくり ⑫コミュニティソーシャルワーカー(CSW)の配置 くり ふくし マインド)の醸成 ⑬参加型交流体験ができるふくし学習プログラムの開発 ⑭ふくし学習の場や機会の拡充 る活動 拠点の増設 ⑮地域サロンをはじめとする活動拠点の開拓 ⑯空き家・空き店舗の活用 8 We ll-being 実施計画1 安心のまちを支える人づくり 地域住民の声 ● ● 「時々」 、「ちょっとしたこと」の手伝いを頼める人が身近にいてほしい。 ●●福祉制度(介護保険サービス、障害者総合支援等)だけでは足りない部分を支えて くれる人がいてほしい。 【ボランティアセンター】 福祉に関するボランティア活動 の相談や情報の発信など、ボラ ンティア活動を支援するところ。 この計画では、所沢社協に常設 されたものを指します。 ◆◆◆ 【ボランティアコーディネート】 ボランティア活動をしたい方と ボランティアをお願いしたい・ 依頼したい方を結び付ける(マッ チング)役割のこと。また、こ のような役割を担う人をボラン ティアコーディネーターといい ます。 ◆◆◆ 【災害ボランティアセンター】 所沢市で大きな災害が発生した 場合、所沢社協は臨時的に災害 ボランティアセンターを立ち上 げ、早期の復興に向けた支援活 動にとりくみます。 ●●身近にボランティアをしたい人とお願いしたい人を結びつける仕組み(ボランティ アコーディネート)がほしい。 具体的なとりくみ ① 住民のボランティア活動を支援 ●●地域福祉の担い手としてのボランティア活動を支援します。 ●●ボランティア同士のつながりの機会を作ります。 ●●人材育成や相談・調整などボランティアセンターの機能を充実していきます。 ② ボランティアコーディネーターの育成(災害時を含む) ●●ボランティアコーディネートの方法や役割等を学ぶ研修を開催します。 ●●ボランティアコーディネーターと共にボランティア活動をサポートします。 ●●災害ボランティアセンターの運営補助を行う市民スタッフの育成を進めます。 のかたち 地 域・市民の協働 はじめてみよう こんなことから、 ●●地域福祉の担い手として、自らの知識や経験を活かしボランティア活動に参加 する。 ●●ボランティアに関する研修会・講習会などに参加する。 ●●すでに活動している方は、ボランティアの輪を広げる。 ◆◆◆ 【協働】 立場の異なる様々な組織や団体 が、 同 じ 目 的 を 達 成 す る た め、 対等な立場で協力し合うこと。 9 実現すると… ●●ボランティア活動に参加することにより、新たな出会いや発 こんな地域に なっている。 見が生まれている。 ●●地域の中でボランティア活動を行なう人が増え、安心して暮 らせる地域になっている。 誰もが健やかに安心して暮らせるまちづくり 実施計画2 気軽に相談できる場づくり 地域住民の声 ●●困った時にいつ、どこに、だれに、何を相談すればよいかわからない。 ●●相談先が遠くて相談に行きたがらない人がいる。 ●●身近な地域で気軽に相談できる場を増やしてほしい。 ●●相談内容の秘密は守ってほしい。 具体的なとりくみ ③ 地域の中で気軽に相談できる場や機会の拡充 ●●地域の関係機関・団体と協力し、気軽に相談できる場を増やしていきます。 ●●身近な地域に相談できる場や機会(人・機関)があることについて広くPRします。 ● ●(仮称)所沢市こどもと福祉の未来館」における「福祉の総合相談窓口」と連携し 「 相談内容の充実に努めます。 ④ いつでも相談できる「福祉相談窓口」の展開 ●●どこに、誰に相談したらいいかわからない時に、いつでも相談できる窓口の展開を 目指します。 ●●地域福祉活動など様々な場面に、福祉相談の機会を提供していきます。 のかたち 地 域・市民の協働 はじめてみよう こんなことから、 ●●地域の福祉課題への関心を高める。 ●●民生委員・児童委員や相談機関など、相談できる人や場所を身近につくり、自分 が困ったときや誰かが困っているときにいつでも気軽に相談できるようにする。 ●●相談窓口があることを、近所の人たちでお互いに知らせ合う。 実現すると… ●●困ったときに、いつでも相談できるところがあり安心して生 こんな地域に なっている。 【「(仮称)所沢市こどもと福祉の 未来館」】 所沢市が地域福祉の中心的な役 割を担う拠点として、平成28 年度供用開始に向け整備を進め ている。子育て支援機能や子ど もの発達支援機能も併せ持つ複 合施設。 ◆◆◆ 【民生委員・児童委員】 民生委員は、自らも地域住民の 一 員 と し て、 担 当 す る 区 域 で、 住民の生活上の相談に応じ、適 切な支援やサービスへの「つな ぎ役」として社会福祉の増進に 努める、厚生労働大臣から委嘱 された非常勤の地方公務員。児 童委員を兼ねています。 活できる。 ●●様々な場面で気軽に相談することができる体制が展開されて いる。 10 I n dependent 実施計画3 誰にもわかりやすい福祉情報の提供 地域住民の声 ●●誰にもわかりやすい情報を提供してほしい。 ●●福祉の制度やしくみを知っている人と知らない人がいる。 ●●福祉情報の必要な人に必要な情報を届けてほしい。 ●●身近なところで福祉の情報を知りたい。 具体的なとりくみ ⑤ ふくし掲示板の設置の推進 ●●地域の福祉情報に特化した掲示板を住民などの協力を得て設置し、地域の人が身近 【SNS:Social Networking Serviceの略】 インターネットを介し利用者同 士が交流できるサービスの総称。 ◆◆◆ 【住民懇談会】 地域における生活課題等を把握 するため、地域住民の皆さんに 参加して頂き、直接声をお聞き する懇談会のこと。 なところで福祉情報を得られるようにします。 ●●自治会・町内会の掲示板との併設・連携により地域の力で福祉情報を積極的に発信 していきます。 ⑥ インターネットなどによる福祉情報の発信と活用 ●●地域の福祉サービスや福祉活動の情報をホームページで積極的に発信します。 ●●SNSを活用した、地域住民との双方向の情報活用を行います。 ●●住民懇談会などお互いに顔の見える福祉情報交換の機会を設けます。 のかたち 地 域・市民の協働 はじめてみよう こんなことから、 ●●ふくし掲示板の設置及び掲示物の更新に協力する。 ●●自らも福祉情報の発信者となり、地域の福祉課題へ関心をもってもらう。 ●●インターネットから得た情報を、インターネットが苦手な地域の方へ伝達する。 実現すると… こんな地域に なっている。 11 ●●生活の身近なところで福祉情報を得ることができる。 ●●自分に合った福祉情報をいつでも、どこでも知ることできる。 誰もが自分らしく暮らせるまちづくり 実施計画4 一人ひとりを大切にする支援 地域住民の声 ●●権利擁護に関する考え方や取り組みを十分に周知してほしい。 ●●認知症、精神・知的障がい等の方でも、地域で安心して生活できる仕組みを充実し てほしい。 ●●個人の尊厳や権利を守るとりくみを進めてほしい。 ◆◆◆ 具体的なとりくみ ⑦ 生活困窮者や社会的孤立への支援 ●●生活困窮状態から自立できるよう支援します。 ●●生活困窮世帯における、いわゆる「貧困の連鎖」の解消に向けてとりくみます。 ●●社会から孤立していたり、支援を拒んでいたり、制度の狭間に埋もれている人への 支援に努めます。 ●●日常生活自立支援事業や成年後見制度の利用促進を図ります。 のかたち 地 域・市民の協働 はじめてみよう こんなことから、 ●●地域で孤立した人がでないように日頃からあいさつや声かけなどに心がける。 ●●困窮や孤立している人たちが地域にいることを知り、何ができるか考える。 ● ● 「なんか変だなぁ」 「いつもとちがうなぁ」に気づいたら、迷わず相談する。 正しい 実現すると… こんな地域に なっている。 ◆◆◆ ◆◆◆ ●●日常生活自立支援事業から成年後見制度への切れ目無い支援を行います。 理解に努める。 【生活困窮者・社会的孤立】 社会の中で活動の場やつながり が無かったり、経済的に困って いたり、普段の生活が自分だけ では立ち行かなくなっている人。 【貧困の連鎖】 親の貧困が次世代の子どもを貧 困に陥らせてしまうこと。 ⑧ 日常生活自立支援事業・成年後見制度の活用 ●●日常生活自立支援事業や成年後見制度に関する講座や相談会に参加し、 【権利擁護】 人として社会で生きていく基本 的な人権を守ること。認知症や 精神・知的障がい等により、自 己の権利を充分に行使すること ができない人の権利を代弁する こと。 【 日 常 生 活 自 立 支 援 事 業( 福 祉 サービス利用援助事業)】 認知症や精神・知的障がい等に よ り 判 断 能 力 が 不 十 分 な 方 が、 地域で安心して生活ができるよ うに、利用者との契約に基づき、 福祉サービスの利用手続きや日 常的な金銭管理などの支援を行 う事業。 ◆◆◆ 【成年後見制度】 認知症や精神・知的障がい等に よ り 判 断 能 力 が 不 十 分 な 方 が、 財産侵害を受けたり、人間とし ての尊厳が損なわれたりしない ように、法律面や生活面で支援 する制度。 ●●自分らしさが大切にされ、健康的な社会生活が送れる。 ● ● 「本人の意思」 、「自己決定」が尊重され、不当に財産を奪わ れたりせず、自分らしく暮らしていける。 12 T o gether 実施計画5 地域福祉活動を推進する社会資源の開発 地域住民の声 ●●福祉サービスの利用だけでは、地域とのつながりが薄れてしまう。 ●●地域のボランティア活動への理解が進むようにしてほしい。 ●●自治会・町内会の役員やボランティア活動者が高齢化しているので、若い世代や企 業の参加が進むとよい。 【地域福祉サポーター】 所沢市の地域福祉を推進するた め、地域における福祉課題の解 決に向けて、関係者と連携を図 りながら自発的な意志のもとに 活動する人。 具体的なとりくみ ⑨ 地域福祉サポーターの育成と活動の強化 ●●地域福祉サポーターを増やし、地域福祉活動につなげていきます。 ●●若い人も参加できるような、団体同士の活動のつながりをすすめます。 ●●地域福祉サポーターの活動報告会を実施していきます。 ⑩ 地元の商店や企業などによる地域貢献活動の促進 ●●企業や他団体の社会的貢献を広げられるように働きかけていきます。 ●●お金に限らない寄付メニューの検討を進めます。 ●●地域の活動団体とつながり、あらたな支え合いの仕組み(協働)をつくります。 【企業(店舗)を活用した コミュニティスペース】 のかたち 地 域・市民の協働 はじめてみよう こんなことから、 ●●地域福祉サポーターの講座に参加しサポーターになる。 ●●地域福祉サポーターの存在を知り、一緒に活動する。 ●●地域貢献活動をしている商店や企業を利用する。 ●●地元の商店や企業などによる地域貢献活動に関心を持つ。 実現すると… こんな地域に なっている。 13 ●●地域の中で人と人とのつながりが増え、地域貢献活動をとお して新たな福祉活動団体や社会資源が生まれ、地域が元気に なる。 誰もが参加できる支え合いのまちづくり 実施計画6 支え合いの地域づくり 地域住民の声 ●●近くに何でも相談できる場がほしい。 ●●地域の中で協働するとりくみが減っている。 ●●高齢者支援、障がい者支援、子ども・子育て支援の各分野で、それぞれのネットワー クがバラバラなので連携をとってほしい。 具体的なとりくみ ⑪ 地区社会福祉協議会(地区社協)をはじめとした 地域福祉推進の組織づくり ●●地域のさまざまな世代が身近に参加できる、ネットワークづくりや組織活動を支援 します。 ●●自治会・町内会活動のとりくみを応援します。 ●●地域で活動している組織・団体等と連携していきます。 ⑫ コミュニティソーシャルワーカー(CSW)の配置 ●●地域福祉活動や地域づくりを進める専門職を配置し、生活の困りごと・悩みを受け 止め、 地域住民と共に生活課題の解決を支援していきます。 ●●地域福祉サポーター、各種団体、行政等との連携を図りながら地域で活動します。 【地区社協】 各地区(市内11の行政区)の地 域福祉の推進を図ることを目的 とした団体。 ◆◆◆ 【CSW:コミュニティソーシャ ルワーカー】 個別の支援を行いながら、ニー ズの共通性に着目し、地域の生 活課題解決に向け、住民と協働 して新しい仕組みづくりに、と りくむ専門職。 のかたち 地 域・市民の協働 はじめてみよう こんなことから、 ●●自治会・町内会へ加入し、活動に参加してみる。 ●●気になることがあったら、 地域の関係者(自治会・町内会長、民生委員・児童委員、 社協・CSWなど)に連絡を入れる。 ●●隣近所の見守り・声掛けを行う。 ●●住民懇談会などに参加してみる。 実現すると… ●●身近なところで地域の生活課題を発見・共有し、解決に向け こんな地域に なっている。 た住民参加の支え合いの輪が広がり、住民が安心して生活で きる。 14 H e art 実施計画7 福祉課題の理解と福祉の心(ふくしマインド)の醸成 【ふくしマインド・ふくし学習】 「福祉(ふくし)」は、幸せを意 味する言葉です。高齢者や障が い者など、特定の分野にとらわ れることなく、「福祉(ふくし)」 を、より身近に感じてもらいた いとの考えから、ひらがなで表 記しました。 ◆◆◆ 【学習障がい】 全般的な知的発達に遅れはない のに、聞く、話す、読む、書く、 計算する、推論するなどの特定 の能力を学んだり、行ったりす ることに著しい困難がある状態。 地域住民の声 ●●子どもが自然に地域の住民と関われる機会を増やしてほしい。 ●●学習障がいを地域で理解してほしい。 ●●地域福祉=高齢者ではない、子どもも含めたすべての住民の 「住みやすさ」 への意 識改革をしてほしい。 具体的なとりくみ ⑬ 参加型交流体験ができるふくし学習プログラムの開発 ●●障がい者スポーツなど、新たなニーズにあったプログラムを展開していきます。 ●●総合的に(地域・学校・企業など)共有できるプログラムの開発にとりくみます。 ⑭ ふくし学習の場や機会の拡充 ●●ふくし学習プログラムを高校・短大・大学等とも連携して、学校や地域の様々な場 面で展開します。 ●●地域でとりくまれている防災訓練等の行事に、ふくし学習の要素も盛り込んでもら うように働きかけます。 【出前講座】 社協職員や市職員が地域に出向 き、市民が知りたいこと、聞い てみたいことなどについてお話 をする講座。 のかたち 地 域・市民の協働 はじめてみよう こんなことから、 ●●ふくし学習プログラムへ参加してみる。 ●●自治会・町内会の集会所を活用し、社協や行政の出前講座を地域で主催する。 ●●親子での話し合い・家庭でできることを考える。 ●●PTA・サークル活動・企業研修などをとおして学習の機会を広める。 実現すると… こんな地域に なっている。 15 ●●地域はいろいろな人がいて成り立っていることを知り、福祉 の課題を感じたり、“ふくしマインド”が育まれたりするこ とにより、誰に対してもやさしいまちになっている。 誰にも心やさしいまちづくり 実施計画8 身近な暮らしの場における活動拠点の増設 地域住民の声 ●●子どもから高齢者まで、誰もが気軽に集まれる場所がほしい。 ●●情報を収集できる場所、心を開ける場所があるといい。 ●●歩いて行ける距離に福祉活動(ボランティアも含む)をする拠点が必要。 ●●集まれる場所が少ない(地域の空き家・空き店舗を活用して「居場所」をつくりたい) 。 【地域サロン】 地域の高齢者や子育てママ等が 身 近 な と こ ろ で 気 軽 に 集 ま り、 出会い、交流し、仲間づくりを 行う「場」。 具体的なとりくみ ⑮ 地域サロンをはじめとする活動拠点の開拓 ●●子どもから大人まで気軽に集えるサロンの開設・運営を応援します。 ●●地域サロンを支援する企業・団体等を開拓します。 ●●活動のための施設など、拠点の整備を進めます。 ⑯ 空き家・空き店舗の活用 ●●空き家・空き店舗活用プロジェクトを立ち上げます。 ●●店舗や福祉施設・事業所等と連携した協働事業の開発(協働パートナー)に努めます。 のかたち 地 域・市民の協働 はじめてみよう こんなことから、 ●●拠点となりうる場所の開拓に協力する。 ●●活動拠点として既存の公共施設等を有効活用する。 ●●空き家・空き店舗活用プロジェクトに参加する。 実現すると… こんな地域に なっている。 ●●地域の中に、地域サロンなどの活動ができる身近な居場所が あって、住民・団体が相互に交流できる心やさしいまちに なっている。 16 参 考 資 料 各種統計まとめ 事項 総数 所沢 松井 富岡 小手指 山口 総人口 343,083 31,415 43,444 23,014 48,664 29,299 37, 男性 170,744 15,503 21,952 11,392 24,286 14,601 18, 女性 172,339 15,912 21,492 11,622 24,378 14,698 18, 世帯数 152,262 15,264 18,655 9,312 21,127 12,338 16, 自治会・町内会数 278 14 47 18 69 36 自治会加入世帯数 97,054 11,392 11,287 6,257 12,926 7,146 494 51 55 32 67 39 年少人口(0 ~ 14) 42,875 3,737 5,807 2,824 6,641 3,466 4, 高齢者人口 82,569 6,155 9,863 6,635 11,044 7,899 8, 高齢化率 24.07% 19.59% 22.70% 28.83% 22.69% 26.96% 高齢者単身世帯(65 歳以上) 10,669 991 1,205 626 1,393 859 高齢者のみ世帯の高齢者数 26,073 1,556 3,077 2,050 3,669 2,638 1,433 98 131 80 147 121 510 49 62 37 60 61 歩行できる認知症高齢者 1,167 109 114 85 138 117 介護保険認定者数(要支援) (推定) 3,971 352 485 293 477 348 介護保険認定者数(要介護) (推定) 8,379 764 903 763 977 697 外国籍住民人口 4,124 620 423 210 521 265 10,444 ― ― ― ― ― 精神障害者保健福祉手帳保持者数 2,294 ― ― ― ― ― 生活保護世帯数 3,442 437 373 103 419 275 地域包括支援センター 14 1 2 1 2 1 特別養護老人ホーム(地域密着含) 14 0 0 5 1 0 7 0 0 3 1 0 104 11 11 11 22 5 障がい児者関係施設 49 4 4 7 3 1 相談支援事業所数 11 1 0 0 0 1 地域子育て支援センター 22 5 3 1 1 0 保育園(認可) 56 7 6 4 8 4 幼稚園 21 3 3 1 2 1 2 1 0 0 0 0 児童館 11 1 1 1 1 1 小学校 32 2 4 4 4 2 中学校 15 0 2 1 2 2 民生委員・児童委員数(定数) 虚弱な日中単身高齢者 寝たきりの高齢者 障害者手帳保持者数 介護老人保健施設 デイサービス 認定こども園 その他 2(大学、特 1(高校) 別支援学校) *参考* ・高齢者関係統計:平成26年7月 ・人口・世帯数・自治会数・自治会加入世帯数・民生委員数・障害者手帳/精神障害者保健福祉手帳保持者数 ・施設関係:平成27年1月 17 吾 11, 22.5 2, 1(高校 参 考 資 料 口 吾妻 柳瀬 三ヶ島 新所沢 新所沢東 並木 事項 299 37,370 19,049 41,889 28,380 16,066 24,493 総人口 601 18,521 9,917 20,782 13,823 8,125 11,842 男性 698 18,849 9,132 21,107 14,557 7,941 12,651 女性 338 16,877 8,242 18,150 12,823 7,664 11,810 世帯数 36 11 19 17 18 8 21 146 11,533 3,494 12,166 8,376 5,066 7,411 39 48 25 61 44 28 44 466 4,573 2,643 4,824 3,704 1,984 2,672 年少人口(0 ~ 14) 899 8,424 3,239 11,859 6,360 3,583 7,508 高齢者人口 96% 22.54% 17.00% 28.31% 22.41% 22.30% 30.65% 高齢化率 859 944 383 1,405 1,057 549 1,257 高齢者単身世帯(65 歳以上) 638 2,557 736 3,688 2,090 1,236 2,776 高齢者のみ世帯の高齢者数 121 247 28 248 121 81 131 61 39 17 103 39 17 26 寝たきりの高齢者 117 121 71 183 97 42 90 歩行できる認知症高齢者 348 338 132 596 386 201 363 介護保険認定者数(要支援) (推定) 697 856 413 1,297 658 350 702 介護保険認定者数(要介護) (推定) 265 408 371 274 382 245 405 外国籍住民人口 ― ― ― ― ― ― ― 障害者手帳保持者数 ― ― ― ― ― ― ― 精神障害者保健福祉手帳保持者数 275 316 207 480 328 242 262 1 1 1 2 1 1 1 地域包括支援センター 0 1 2 4 0 0 1 特別養護老人ホーム(地域密着含) 0 0 0 3 0 0 0 介護老人保健施設 5 9 4 16 3 3 9 デイサービス 1 3 4 5 5 2 11 障がい児者関係施設 1 2 1 1 3 1 1 障がい児者関係施設 0 1 2 5 2 0 2 地域子育て支援センター 4 3 4 10 4 2 4 保育園(認可) 1 1 0 3 3 2 2 幼稚園 0 0 0 0 0 0 1 認定こども園 1 1 1 2 1(1) 0 1 児童館 2 3 2 4 2 1 4 小学校 2 1 1 2 2 1 1 中学校 1(特別支援 学校) 3(高校2、 大学1) 1(高校) 1(短大) 1(高校) 自治会数 自治会加入世帯数 民生委員・児童委員数 虚弱な日中単身高齢者 生活保護世帯数 2(高校、大学) その他 ※1 第2種無低宿泊施設居住者除く 18 参 考 資 料 第4次地域福祉活動計画の策定にあたり 市民対象に行ったアンケート調査の結果 ご近所で困っている方がいるとき、あなたが現在できること 平成23年調査 平成26年調査 日常の安否確認と声かけ(見守り) 災害時の助け合い 趣味や世間話の話し相手 コンビニやス 子育て、介護など日常生活のお手伝い ちょっとした買い物やごみ出し 図書 電球の取替えなど、家の中の簡単な作業 公共施設 家の掃除や洗濯、料理を作ってあげること 短時間の子どもの預かり お金の出し入れやいろいろ手続きの援助 登 通院など外出の介助、援助 特にできることはない その他 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0% ご近所の方に手助けしてほしいこと 平成23年調査 平成26年調査 日常の安否確認と声かけ(見守り) 災害時の助け合い 趣味や世間話の話し相手 子育て、介護など日常生活のお手伝い 笑顔 ちょっとした買い物やごみ出し 子ども 障がい者 電球の取替えなど、家の中の簡単な作業 高齢者 家の掃除や洗濯、料理を作ってもらうこと 悪い 短時間の子どもの預かり 危 お金の出し入れやいろいろ手続きの援助 交 通院など外出の介助、援助 遊び場所のた 特にしてもらいたいことはない 友だ その他 0.0% 19 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 参 考 資 料 第4次地域福祉活動計画の策定にあたり 小・中学生に行ったアンケート調査の結果 あなたの地域の“よいところ”は?(複数回答) 26年調査 平成23年調査 平成26年調査 公園や広場など遊べる場所が多い 林や川の自然や古いお寺やまちなみがある コンビニやスーパーなどが近くにあり買い物が便利である 家から学校が近くて便利である 図書館や児童館などの文化施設がととのっている 駅などが近く、交通が便利である 公共施設や交通機関などのバリアフリーが進んでいる 近所に遊べる友だちがいる 近所の人どうし仲がよい 登下校時に見守り活動をしてくれる大人がいる 祭りなど地域の行事やイベントがある その他 90.0% 0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 12.0% 14.0% 16.0% 18.0% 20.0% 安心して暮らせるために必要なことは?(複数回答) 26年調査 平成23年調査 平成26年調査 平和なまち 暴力のないまち 安全なまち 緑豊かなまち 笑顔の絶えないまち 子どもにやさしいまち 障がい者にやさしいまち 高齢者にやさしいまち 悪い人のいないまち 犯罪のないまち 危険の少ないまち 交通の便利なまち 遊び場所のたくさんあるまち 友だちと遊べるまち その他 60.0% 0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 12.0% 14.0% 16.0% 18.0% 20.0% 20 参 考 資 料 人口の動向 今後、所沢市の総人口は減少していきますが、65歳以上の人口は増加し続け、その一方で、0~14歳の人口 は減少する予測となっています。 ●将来人口推計 400,000 350,000 300,000 (人) 70,656 86,480 94,673 97,321 100,277 104,617 250,000 110,636 200,000 150,000 227,697 215,709 208,318 203,678 195,780 183,215 100,000 167,262 50,000 0 43,571 41,833 39,027 35,672 32,588 30,744 29,340 H22 H27 H32 H37 H42 H47 H52 0~14歳 15~64歳 65歳以上 資料:国立社会保障・人口問題研究所(平成25年3月時点) 出生数・出生率の状況 所沢市の出生数・出生率は減少傾向にあり、平成24年の出生率(人口千人対)は、7.8‰(パーミル)と なっています。 ●出生数・出生率の推移 出生数 人 3,500 2,500 ‰ 9.4 9.2 8.9 3,000 出生率 3,084 2,995 9.2 9.0 8.8 2,929 3,035 9.0 8.9 8.7 2,933 3,017 8.8 2,867 2,815 8.4 8.6 2,786 2,683 8.4 8.2 8.0 8.1 2,000 8.4 7.8 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 7.8 7.6 資料:埼玉県保健統計年報 「出生率」とは…人口1000人あたりにおける出生数のことです。 21 地域福祉活動推進会議 委員名簿 任期:平成24年8月1日~平成27年7月31日(3年) 敬称略 № 氏 名 役 職 主な所属(役職等) 備 考 1 ○田中 英樹 委員長 早稲田大学人間科学学術院 教授 2 ○神武 恭子 副委員長 3 中島 修 委 員 文京学院大学 准教授 H25.11月から 4 小林 正雄 委 員 所沢市自治連合会 理事 H25.1月まで 5 清水 吉男 委 員 所沢市自治連合会 H25.6月まで 6 道又 正秀 委 員 所沢市自治連合会 H26.8月から 7 鈴木 公子 委 員 所沢市民生委員児童委員連合会 8 ○岡村 英雄 委 員 特定非営利活動法人 日本地域福祉研究所 9 植村 文彦 委 員 所沢市ボランティア連絡協議会 副会長 10 ○磯 竹栄 委 員 ときめきらいふクラブ 会長 11 小林 宏治 委 員 "所沢市自立支援協議会 所沢しいのき会 所沢どんぐり" 12 ○深浦 友子 委 員 ファミリーサポートセンター援助会員 13 鈴木 隆雄 委 員 自立生活センター 所沢ファントム 事務局長 14 清水 あゆ美 委 員 所沢市介護保険サービス事業者連絡協議会 15 飯ケ浜 英子 委 員 市民公募 H26.2月まで 16 ○伊藤 博 委 員 市民公募 H25.4月から 17 ○田中 美光 委 員 市民公募 H25.4月から 18 ○中村 俊明 委 員 市民公募 19 原田 稔 委 員 市民公募 H25.4月から 20 美甘 寿規 委 員 所沢市 保健福祉部福祉総務課 課長 H25.3月まで 21 北田 裕司 委 員 所沢市 福祉部福祉総務課 課長 H25.4月から 22 梅崎 恭子 委 員 所沢市 市民部コミュニティ推進課 課長 H26.3月まで 23 市川 博章 委 員 所沢市 市民部コミュニティ推進課 課長 H26.4月から 24 浅見 仙隆 委 員 所沢市 こども未来部こども支援課 課長 NPOカフェ・ところざわ 事務局長 ○:作業部会委員 22 所沢市民のみなさまへ この計画は、 “市民が一緒につくる! 健やかに 自分らしく暮らせる 支え合う 心やさしいまち” を、基本理念としています。 市民一人ひとりの生活課題を身近な地域課題 としてとらえることで、地域住民自らが解決へ の取り組みに参加し、 ふくしのまちづくり を みんなで推進していきましょう。 第4次 地域福祉活動計画 in 所沢 平成27年 3月 事務局:所沢市社会福祉協議会・地域福祉推進課 連絡先:〒359-1143 所沢市宮本町1-1-2 T e l:04-2925-0041/Fax.04-2925-3419 E-mail:0041m@toko-shakyo.or.jp http://www.toko-shakyo.or.jp/
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