防衛省防衛研究所主催 平成27年度 戦争史研究国際フォーラム 「歴史から見た戦争の終結」 戦争史研究国際フォーラムは、戦争史に関して多国間で比較研究することで、戦 争史を多角的な視点から再検討すると同時に、関係国との相互理解を深め、国家間 の信頼関係の増進に寄与することを目的としています。 平成27(2015)年は第二次世界大戦終結70周年に当たり、内外の関心も 高まっています。この機会に19世紀以降におけるいくつかの主要な戦争の終結の 事例を取り上げ、その様相を比較するとともに、戦争終結に係る意思決定の要因、 理論について、政治、外交、軍事の様々な側面から検討し、戦争終結のあり方、ひ いては戦争そのものの本質への理解を深めることを目的としています。 基調講演 ヒュー・ストローン セント・アンドリューズ大学教授 第一次世界大戦史、英国軍事行政研究の世界的権威。英国防 参謀総長戦略諮問委員、帝国戦争博物館理事等を歴任。『第 一次世界大戦』、『クラウゼヴィッツの「戦争論」』、『戦 いの終わり方―降伏の歴史』(編著)等、著書・論文多数。 プログラム(調整中) 09:30-09:45 オープニング・セッション 開会挨拶/防衛省代表挨拶/議長からの趣旨説明、基調講演者・発表者の紹介 09:45-10:25 基調講演 ヒュー・ストローン(セント・アンドリューズ大学教授)「戦争はいかにして終わるのか―勝利と敗北の問題」 10:40-11:55 第1セッション:「世界大戦」 ホルガー・H・ハーウィッグ(カルガリー大学教授)「歴史から見た戦争の終結―ドイツ帝国 1918年」 リチャード・B・フランク(米国国立第二次世界大戦博物館評議会議長)「アジア・太平洋戦争の終結-新たな局面-」 庄司 潤一郎(防衛研究所戦史研究センター長)「第二次世界大戦における日本の戦争終結―『終戦』の意味と要因」 13:30-14:45 第2セッション:「地域紛争」 平野 龍二(防衛研究所戦史研究センター所員)「日清・日露戦争終結に向けた政戦略」 堀本 武功(放送大学客員教授)「インドの戦争-印パ戦争と印中国境紛争-」 アン・チェン・ガン(南洋理工大学准教授)「戦争の終結―カンボジア紛争(1978~1991年)」 15:00-16:15 第3セッション:「戦争終結の理論と要素」 クリストファー・タック(ロンドン大学キングズ・カレッジ上級講師)「戦争終結に係る問題への理論的視座」 ブライアン・ファレル(シンガポール国立大学教授)「問題を抱えて生きる-終わりの見えない戦争を管理する-」 小谷 賢(防衛研究所戦史研究センター主任研究官)「第二次世界大戦の終結とインテリジェンス組織」 16:30-17:35 ファイナル・セッション 総合討議・質疑応答/閉会挨拶 〔日 〔会 時〕 平成27年9月30日(水) 9:30 ~ 17:35 (開場8:50) 場〕 ホテル椿山荘東京 ホテル棟1階 ボールルーム 東京都文京区関口2-10-8 アクセス:http://hotel-chinzanso-tokyo.jp/access 〔定 員〕 300名 〔入 場 料〕 無料 ※ 午後のみ等の部分的な聴講もできます。 戦争史研究国際フォーラム 聴講お申し込み方法 【インターネットによるお申し込み】 防衛研究所ウェブページ(http://www.nids.go.jp/event)からお申し込みください。 【はがきによるお申し込み】 はがきに、①郵便番号・住所、②氏名(ふりがな)、③電話番号(もしくはFAX番号)、④Eメール・アドレス(Eメールに よる聴講券の送付を希望する場合)、⑤勤務先・所属をご記入の上、下記のあて先までお送りください。 (※③④⑤は任意項目です。) <あて先>〒100-8779 日本郵便株式会社 銀座郵便局 留置 「平成27年度戦争史研究国際フォーラム応募事務局」 ※ お申し込み受付後、聴講券(Eメールまたははがき)を返送いたしますので、当日ご持参ください。 (Eメールまたははがき1通で1名様のみ有効です。) ※ お申し込み多数の場合は先着の方を優先させていただきますので、あらかじめご了承ください。 ――お申し込み期限:9月16日(水)(必着)――
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