平成27年度農業・園芸総合研究所主催研修会 開催要領 「機能性表示食品制度を利用した産地活性化に向けて」 1 開催趣旨 東日本大震災より5年が経過し,本県農業は復旧から発展への転換期を迎えている。一方で攻 めの農業を目指す農政の転換も進められており,生産技術の革新とともに,消費者に訴求しうる 地域ブランド力の向上も大きな課題である。そのような中,食品の表示制度の改正により,生鮮 物も含めた食品の機能性表示が可能となったことは,農産物の高付加価値化の新たな手法として 注目されている。 そこで,本制度及び農産物由来の生体機能性成分の研究動向について理解を深めるとともに, 本制度を活用した産地づくりの先進事例について学び,当研究所における機能性表示制度への届 け出に向けた取り組みについて報告すること等により,機能性表示食品制度の農業分野での理解 を深める。 2 主催 宮城県農業・園芸総合研究所, ホウレンソウ等のルテインの機能性表示に向けた実証研究コンソーシアム (平成26年度農林水産業の革新的技術緊急展開事業) 3 開催日時 平成28年3月17日(木)午後1時15分から午後4時30分まで 4 開催場所 宮城県農業・園芸総合研究所 6階講堂 〒981−1243 宮城県名取市高舘川上字東金剛寺1 電話(代表) 022−383−8111 5 内容 1)基調講演 「保健機能食品と新たな機能性表示食品制度について」 宮城県保健福祉部健康推進課食育・栄養班 技師 菊地奈美子 2) 基調講演 「農産物由来の生体機能性成分の研究動向 −食品カロテノイドの生理作用を中心に−」 東北大学大学院農学研究科生物産業創成科学専攻天然物生物機能科学講座 機能分子解析学分野 准教授 仲川清隆 氏 3) 事例紹介 「静岡みかんとしての機能性表示への取り組みについて」 静岡県経済農業協同組合連合会みかん園芸部柑橘果樹課 課長 井上直人 氏 4)成果報告 「高ルテイン含有ホウレンソウの生産技術について」 宮城県農業・園芸総合研究所 園芸栽培部 部長 鈴木誠一 5) 総合討議 6 参集範囲 県内生産者,市町村,全農みやぎ,JA,市場関係者,農業関係団体,県関係各課,各地方振 興事務所(農業改良普及センター),「農林水産業の革新的技術緊急展開事業」関係者
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