農地中間管理事業に係る担い手農業者等との意見交換会の結果について 開催日 参加者の概要等 主な意見 ①耕作放棄地対策の事業はないのか。 11月5日 上北管内の農業経営士、集落 ②基盤整備をもっと進めて欲しい 営農組織、東北農政局青森支 局、県、機構 ③まとまった農地を求めているが、紹介されるのは小さい面積ばかり、あてにならない 参加人数:21名 ④10年は長い。 ⑤賃料は10年間変えられないのか? 対策 ①耕作放棄地再生利用緊急対策交付金を紹介。(後日、詳しく説明し、次年度活用見込み) ②機構でも基盤整備事業の要件にあってはめて進めることになる。一つ一つの要望をまとめ、大きく整備す ることが良いと考える。 ③地域全体で話し合いが進んでいないことから、農地をまとめて貸し付けされるよう出し手の掘り起こしを進 めて行きたい。 ④協力金の要件であり、協力金を考えなければ、機構としては10年にこだわらない。 ⑤機構から仲介し受け手と出し手の合意があれば、変更は可能となっている。 ①機構による基盤整備では、賃料の差額で回収することとなっており、長期間支払うのであれば売買の方 が良いと思う。 11月17日 八戸及び三戸菅内の農業経営 ②市街化調整区域の農地は機構事業を使えないのか? 士・青年農業士、県、機構 ③所有者不明の農地はどうなるのか?機構で借りられないのか? 参加人数:21名 ②農業振興地域に入っていないと借り受けできない。編入は可能と考えるが市町村の判断による。 ③知事の裁定手続きを取れば、借り受けできる ④10年は長い。 ④協力金の要件であり、協力金を考えなければ、機構としては10年にこだわらない。 ⑤10年以上の貸借は可能なのか? ⑤可能である。特に果樹等の場合は、長期間の設定が望まれる。 ⑥耕作放棄地になっているところもあり基盤整備しないと貸せない。 ⑥基盤整備をする必要があると思いますので市町村に相談してください。 ⑦受け手用と出し手用に別にパンフレット等を作成して欲しい。 ⑦検討させていただきたい。 ①未相続で貸借りできないと市町村に説明を受けたが。 ①法定相続人の持ち分の過半を超えれば貸借は可能ですので市町村に徹底する。 ②山手の農地が耕作放棄地になっており、平場の良い農地を機構に貸そうとしても経営転換協力金が貰え ②山林原野化している土地は、非農地とする方法もある。また、耕作者集積協力金であれば、貸し付けする ないとのことで、そのような事が面倒で農家がいやがっている。 農地が遊休農地でなければ対象になるのでそちらでも考えて欲しい。 弘前地区農業士会、黒石地区 農業経営士・青年農業士会、 ③受け手が誰になるか分からないのが進まない原因 平賀地区農業経営士・青年農 業士会、東北農政局青森支 ④生き甲斐で農業している方もおり、そのような方から農地を取り上げれば、やることがなくなる。 11月25日 局、県、機構 そんな人も農地を出すように仕向けるなら協力金の額を増やし、魅力があるようにして欲しい。 参加人数:21名 ③農作業受委託している相手方に優先して貸し付けできるように事業規定を変更しているので活用して欲し い。 ④協力金の要件については、国等に要望を伝える。 ⑤農地集積は急がなくても自然に進むと思う。 ⑤昔から言われているが農地集積は確かに進んでいない。しかし、環境が大きく変化しているので地域にお いて問題が発生してからでは遅い。今から農地集積を進める必要がある。 ⑥簡単に基盤整備できるようなものはないのか?。 ⑥機構でも基盤整備事業の要件にあてはめて進めなければならない。また、一つ一つの要望をまとめて、 大きく整備することが一体的に進められるので良いと考える。 ⑦水路等の管理については、受け手に集積すればするほど大変になる。その当たりも考えないと進まない。 ⑦マッチング時に受け手を指導するほか、多面的機能支払等を活用して進めて欲しい。
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