『二に 天て ん の橋』

成田市文化芸術センター開館記念公演
『二天の橋』
に
て
ん
オリジナルオペラ
Original Opera “Bridge Across Two Heavens”
構成・台本
渡部 成哉
作曲・指揮
奥 慶一
演出
直井 研二
キャスト
朱身 (女蜘蛛) 飯島 香織
若者 (知彦)
中嶋 克彦
旅の僧
大井 哲也
男蜘蛛
畠山 茂
10月11日 (日) 15:00開演(14:30開場)
成田市文化芸術センター スカイタウンホール
全席指定 2,000 円
主催/成田市・成田市教育委員会 特別協力/東京藝術大学音楽学部
お問い合わせ・チケット取扱い/成田市文化芸術センター TEL 0476-20-1133
成田市文化芸術センター開館記念公演
オリジナルオペラ『二天の橋』
あらすじ
渡部 成哉
諸国をめぐる旅の僧が沼を越えようとしている。そこに現れた男蜘蛛から、沼に橋を架けてやろうか、
と持ちかけられた僧は、男の住む小屋までついて行く。男は、妹たちの供養を頼みたいと言い、嵐の夜に沼
を渡ろうとした若者がいたことを語り始める。旅の疲れから、僧は次第に眠りに落ちていく。
橋も舟もない嵐の沼を前にして、若者
(知彦)が途方に暮れている。眼と交換なら橋を架けてやろう、と
男蜘蛛が冷たく言い放つ。男の妹である朱身
(女蜘蛛)は若者に同情し、月明かりに浮かんだ虹に蜘蛛の糸
を絡めて橋を架け、沼を渡してやる。必ず戻ってくると約束し、若者は闇に消えて行った。
約束の十日目の夕暮れ。掟を破り、人間に手を貸した朱身は、若者が戻らなければ、根の国に追放されて
しまう。若者の澄んだ瞳を奪わないでと、朱身は兄に懇願する。やがて、地中深くから朱身を呼ぶ声が響き
わたり、大杉の周りに開いた穴から、朱身は根の国へと下って行く。
同時に若者が到着。疑いを受け囚われていた牢屋から、約束を守るため必死で逃げてきたという若者は、
朱身の声を追って杉の根方から地中に入り、そこで二人の声がひとつになる。
あたり一面が薄暗くなって、まどろむ僧の背後に現れた男蜘蛛は、体はあの世に、心はこの世に留まる自
分のために祈ってくれるなら、それが二天の橋にもなるだろう、と言い残し、姿を消した。
夜明け、すべては夢のように消え失せ、残された僧は杉の根方に向けて経を唱える。地上では結ばれなかっ
た朱身と知彦を思いながら、僧はしばし大杉を見上げ、やがて静かに沼の方へと去って行く。
構成・台本
作曲・指揮
渡部 成哉
〈合唱〉
石塚 幹信
井出 壮志朗
小田 知希
吉川 響一
演出
奥 慶一
直井 研二
〈演奏〉
フルート:多久 潤一朗
チェロ:飯島 哲蔵
ハープ:大木 理恵
打楽器:井上 仁美
キーボード:前田 佳世子
キャスト
朱身(女蜘蛛)
若者(知彦)
飯島 香織
大井 哲也
西口
至千葉
至佐原
JR 成田駅
スカイタウン成田
3F・4F・5F
至上野
駅前
広場
東口
51
京成成田駅入口
男蜘蛛
畠山 茂
成田市文化芸術センタ―
〒286-0033 千葉県成田市花崎町828-11
JR 成田駅
TEL 0476-20-1133 FAX 0476-22-7311 至成田空港
京成成田駅
東口
至千葉
旅の僧
中嶋 克彦
〈スタッフ〉
舞台監督:加藤 正信
照明:大鷲 良一
衣裳:今井 沙織里
ヘアメイク:長谷川 真也
映像:幕内 覚
演出助手:岸本伸子
コーチ:前田 佳世子
成田市役所入口
成田市役所
成田市役所下 至香取
URL http://www.narita-bungei-skytown.jp
受付窓口:スカイタウン成田4階事務室