5次PNETの内容１．5次PNETの構成概要２．センタ側通信網と拠点側通信網（左図参照）ＰＮＥＴ（郵政総合情報通信ネットワーク）は、郵便局に設置される端末機と各業務を行うシステムセンターを通信回線で結ぶグループ共有のネットワークシステム。昭和62年からサービスを開始し、現在、５次ＰＮＥＴに更改しているところ。約30拠点利用システムセンタ統合基盤日締物販・・・第2データセンタ利用システムセンタ 5次業務 JC 参考第1データセンタ３．1系網と2系網情報・・・ DNS ネットワーク管理プロキシ新サービス外部接続 1系網(センタ網） 1系網(センター網）集約センタ（東）集約センター 1系網(拠点網） 1系網(拠点網）（西）・5次PNETは、 −全国2か所の「集約センタ」を介して、 −システムセンタ（日本郵政グループの事業運営に必要な各種データが収められている拠点）と −各拠点（全国27,000の郵便局、ゆうちょ銀行支店、店外ATM等）を結ぶ通信網（センタ側通信網と、拠点側通信網の2階層で構成）である。・本件は拠点側通信網が問題となっているものである。インターネットVPN 上記２で説明したセンタ側通信網と拠点側通信網は、それぞれ1系網と 2系網から構成されている。その概要は以下のとおり。なお、本件では、拠点側通信網の１系網と２系網の双方が問題になっているものである。 [1系網] 2系網通信キャリアが設置 2系網 1系網とは、ネットワークに高い信頼性が求められるデータのやりとりに使用される回線であり、バックアップによる保全が図られる他、帯域保証型の通信を基本としている。また、1系網の代表的な敷設方法は、NTTグループが所有するダークファイバをSBMが借り受けて敷設するという形態である。 [2系網] 大規模（特殊）拠点大規模拠点中規模拠点小規模拠点約27,000拠点極小規模拠点局外拠点 2系網とは、ネットワークに経済性を求める回線であり、バックアップによる保全はなく、ベストエフォート型の通信のみが利用される。また、2系網の代表的な敷設方法は、NTT東西が提供する光回線サービスであるフレッツ光ネクストをSBMが購入するという形で敷設するという形態である。