美浜町都市計画マスタープラン部分改訂

愛知県知多郡美浜町都市計画マスタープラン部分改訂(案)
愛知県知多郡美浜町
目
次
1.はじめに
・美浜町都市計画マスタープランについて・・・・・・・1
・見直しの背景・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
・見直しの概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2.上位計画及び関連計画について
・第5次美浜町総合計画・・・・・・・・・・・・・・・2
・美浜町住生活基本計画・・・・・・・・・・・・・・・2
3.現況の検証結果
・人口構成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
・転出理由・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
・愛知県消費者購買動向調査 尾張部における動向・・・5
・土地利用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
4.検証結果から導き出される課題と都市計画マスター
プランにおける見直しについて・・・・・・・・・・・7
5.美浜町都市計画マスタープランの部分改訂について
・第2章 都市の将来像・・・・・・・・・・・・・・・8
・第3章 分野別まちづくりの方針・・・・・・・・・・9
・第4章 地域別構想・・・・・・・・・・・・・・・10
(参考)美浜町都市計画マスタープラン新旧対象表、図面・13
1.はじめに
<美浜町都市計画マスタープランについて>
美浜町では、平成8年4月に都市計画の総合的な指針である「美浜町都市計画マスター
プラン」を策定した後、平成22年3月には目標年次を平成32年とした改定を行い、「美
しい町、やさしい心、ふるさと美浜」を将来像の基本理念として掲げ、美しい海辺や残さ
れた緑などの特性を活かし、住民の中に動物や植物、そして地球にやさしい心が満ちあふ
れ、訪れる人々に誇れる「ふるさと美浜」の実現にむけたまちづくりを進めています。
<見直しの背景>
人口減少、少子・超高齢化などの人口動態の変化の進むなか、本町のまちづくりにおい
ては、
「ひと」がいつまでも元気で生き生きと暮らしていくこと、賑わいがあふれ、住んで
よかったと実感できる「まち」を創っていくことが重要となっています。
平成25年11月には町の上位計画である「第5次美浜町総合計画」(計画期間:平成3
7年まで)を改訂し、これらの本町の置かれた状況を踏まえ、基本理念として「ひと・ま
ち・自然、健康に輝くまち
みはま」を掲げ、「産業経済に活力のあるまちづくり」、
「自然
を活かし、快適に住み続けられるまちづくり」などを進めることとしています。
また、平成23年3月には、美浜町における住まい、まちづくりを総合的、体系的に推
進するため、
「美浜町住生活基本計画」(計画期間:平成32年まで)を新たに策定し、
「安
心して住み続けられる住まい・まちづくり」などの目標を掲げ、暮らしやすい住環境の形
成のための地域住民の日常生活を支える商業施設の立地・誘導を図り、買い物の利便性の
確保が必要であるとしています。
平成32年を目標とした現行の都市計画マスタープランは、中間時点を迎えており、こ
れらの上位・関連計画において示された目標や方針との一体的な調和を保つための見直し
を進め、計画期間の後半における美浜町の「ふるさと美浜」のまちづくりを力強く進めて
いく必要があります。
このような状況の中、河和南部地区工業用地の工場跡地(約 10ha)について土地利用の
方向性が定まったことから、当該地における商業活動等の都市機能を改めて検証し、都市
計画マスタープランに位置付けるとともに、用途地域などの適正配置を計画することで、
この大規模敷地における活動や交流の発生を活力として、今後の町民の生活を支える都市
機能の強化・維持などに波及させていく必要があります。
<見直しの概要>
今回の見直しでは、現行の都市計画マスタープランによる都市づくりの理念と目標を継
承しつつ、これまで「産業創造拠点」として位置付けられていた河和南部地区工業用地に
ついて、
「地域活力拠点」と新たに位置付けを見直すとともに、一部を市街地ゾーン(商業
地)に見直します。この見直しにより、町内の買い物需要に対応した商業機能の維持に加
え、多様なニーズに対応することのできる商業機能の強化を計画・誘導することで、地域
活力の維持・誘導、住民の利便性の確保・向上、地域産業・商業の振興を図ります。
1
2.上位計画及び関連計画について
「第5次美浜町総合計画」
(平成25年11月策定、計画期間:平成37年まで)
町の将来像として「ひと・まち・自然、健康に輝くまち
みはま」を掲げ、施策の大
綱として次の6つに整理しています。
1自然を活かし、快適に住み続けられるまちづくり
2安心・安全な暮らしができるまちづくり
3産業経済に活力のあるまちづくり
4支え合いに満ちた、人にやさしいまちづくり
5人が学び合い、育ちあうまちづくり
6参画と協働によるまちづくり
このうちの「3産業経済に活力のあるまちづくり 3−3魅力ある地域商業の振興」
の中で、目標像を「地域密着型の利便性の高い地域商業が営まれ、高齢者をはじめとし
た住民の生活に貢献しています。
」としており、成果指標は、年間商品販売額を用い、現
状値 196 億円に対し、目標値 200 億円としています。
都市計画マスタープランで「産業創造拠点」として位置付けられている河和南部地区
工業用地については「1自然を活かし、快適に住み続けられるまちづくり 1‐2市街
地の整備」の施策③で「新たな産業の受け皿として引き続き工業系の土地利用をめざし
ますが、商業系を含む土地利用についても検討します。
」としています。
「美浜町住生活基本計画」
(平成23年3月策定、計画期間:平成32年まで)
計画の基本理念を「地域資源の有効活用による豊かな住生活の実現」とし、これを具
現化する住まい・まちづくりの目標として、次の3つを設定しています。
目標1:安心して住み続けられる住まい・まちづくり
目標2:地域資源を活かした魅力ある住まい・まちづくり
目標3:多様な主体の連携・協働による住まい・まちづくり
このうち「目標1:安心して住み続けられる住まい・まちづくり」の「方針3:暮ら
しやすい住環境の整備」の中で、買い物の利便性の確保のための推進する施策として、
地域住民の日常生活を支える商業施設の立地を促進・誘導するとしています。
2
3.現況の検証結果
ここでは、第5次美浜町総合計画及び美浜町住生活基本計画に示された「産業経済」
「暮
らしやすい住環境」
「買い物利便性」について、検証整理します。
■人口構成
高齢化の状況について、国勢調査の年齢別人口構成を整理すると、確実に高齢化が進
んでいることが分かります。現行の「都市計画マスタープラン」の策定時(平成 21 年度)
に推計した人口構成を比較すると、高齢化の進行が想定よりも早いことが分かります。
また、
「美浜町住生活基本計画」の策定において実施した、住まい・まちづくり関連団
体等ヒアリング調査では、美浜町の悪い点、問題だと感じる点として「街中の商店街が
衰退している。高齢者は、自分で買い物に行けず、ヘルパーさんに買い物を依頼してい
る」があげられており、今後の高齢化の進展を踏まえると地域商業の振興を図っていく
ことが重要であると判断されます。
資料:国勢調査
3
■転出理由
「美浜町住生活基本計画」の策定において実施した、美浜町から転出した住民に対し
てのアンケートでは、美浜町からの転出の理由として、
「就職・転勤・転職のため」とい
う理由の次に「通勤、通学、買い物等が不便だったため」が多くなっています。
このため、企業の積極的な誘致や、身近な商業環境を整えていくことが必要と判断さ
れます。
出典:美浜町住生活基本計画
4
■愛知県消費者購買動向調査 尾張部における動向
消費者購買動向調査により美浜町内のデータを見てみると、最寄品(日常食料品等)
において、美浜町内での購買率は平成13年の 47.7%から平成22年 71.9%と増加傾向
にあります。これは、河和南部地区工業用地における平成21年の商業施設の開店の効
果によるものと推察されます。
一方、買回品(洋服や電気製品等)についての美浜町内での購買率は、平成13年の
10.8%から平成22年の 3.8%と減少傾向にあります。
愛知県消費者購買動向調査からは、最寄品(日常食料品等)の販売環境については改
善が見受けられるものの、買回品(洋服や電気製品等)については町内の地域商業(購
買)環境は悪化している様相が伺えます。
このため買回品を始めとした様々な町民ニーズにも対応が可能な安定した商業環境の
形成が課題であると判断できます。
最寄品の町内購買率
H13
H22
47.70%
71.90%
買回品の町内購買率
H13
H22
10.80%
3.80%
5
■商業系土地利用の状況
都市計画基礎調査により、現況の土地利用状況を確認すると、商業系土地利用の面積
は、増加しているものの、近年5年間の詳細からは、河和南部地区の商業施設とコンビ
ニ等がそのほとんどを占めており、買回品に対する商業地の拡大は見られず、今後は誘
導等による充実した商業環境の形成を図っていく必要があります。
商業系土地利用の推移(ha)
H15
H19
H24
13.77
14.57
20.70
6.13ha
河和南部
の商業立地
約 3.9ha
コンビニ立地
約 0.7ha
JA、葬儀場
等の立地
約 1.6ha
6
4.検証結果から導き出される課題と都市計画マスタープランにおける見直しについて
今後の高齢化の進展等を踏まえると、町内に日常生活を支える充実した商業施設
の立地を維持、強化することにより、高齢者等にも優しく、安心して住み続けられ
る住環境の整備を目指していくことが特に重要であると考えられます。
河和南部地区の工場跡地における商業施設の立地とその商業活動により、町内の
商業環境は改善されているところですが、今後はより一層の町全体の商業環境の充
実に向けて、積極的に計画・誘導を図っていく必要があります。
そのため、現行の都市計画マスタープランによる都市づくりの理念と目標を継承
しつつ、これまで「産業創造拠点」として位置付けられていた河和南部地区工業用
地について、
「地域活力拠点」と新たに位置付けを見直すとともに、一部を市街地ゾ
ーン(商業地)に見直します。この見直しにより、周辺住環境との調和を保ちつつ、
町内の買い物需要に対応した商業機能の維持に加え、多様なニーズに対応すること
のできる商業機能の強化を計画・誘導することで、地域活力の維持・誘導、住民の
利便性の確保・向上、地域産業・商業の振興を図ります。
以下は、今回見直す都市計画マスタープランの改訂部分です。
・第2章 都市の将来像 2−4将来都市構造 P44 1.拠点
・第2章 都市の将来像 2−4将来都市構造 P46 3.ゾーニング
・第2章 都市の将来像 2−4将来都市構造 P47 図 将来都市構造図
・第3章 分野別街づくりの方針 3−1土地利用の方針 P49 2整備・誘導・保全
の方針
・第3章 分野別街づくりの方針 3−1土地利用の方針 P51 図 土地利用計画図
・第4章 地域別構想 4−1地域別の現況及び課題の整理 P80 図 地域別現況図
(土地利用現況図(河和南部地域))
・第4章 地域別構想 4−1地域別の現況及び課題の整理 P81 図 地域別現況図
(土地利用現況図(主な都市施設・観光スポット(河和南部地域)
)
・第4章 地域別構想 4−1地域別の現況及び課題の整理 P82 ②地域の課題
ア)土地利用
・第4章 地域別構想 4−2地域別まちづくり構想の策定 P108 3.河和南部地
域のまちづくり構想 ①土地利用の方針
・第4章 地域別構想 4−2地域別まちづくり構想の策定 P108 3.河和南部地
域のまちづくり構想 ②施設整備の方針
・第4章 地域別構想 4−2地域別まちづくり構想の策定 P109 まちづくり整備
方策検討 河和漁港周辺工業地区(市街地ゾーン(工業地)
)
・第4章 地域別構想 4−2地域別まちづくり構想の策定 P110 図 まちづくり
方針図(河和南部地域)
7
5.都市計画マスタープラン 部分改訂について
(1)第2章 都市の将来像
1)2−4 将来都市構造
P44 1.拠点について、次のとおり変更します。
地域活力拠点
河和漁港の周辺に位置する大規模工場跡を「地域活力拠点」として位置づけ、産業
機能(工業・商業)の集積を図り、地域の新たな活力拠点の創出を図ります。
2)2−4
将来都市構造
P46
3.ゾーニングについて、次のとおり変更しま
す。
市街地ゾーン【商業地】
商業地は、河和駅周辺や上野間駅前、野間海岸沿い、布土の国道 247 号沿いの現行
の商業系用途地域が指定されている地域及び河和南部地区の既存店舗区域に配置し、
日常の買い物需要に対応した商業機能や都市機能の充実した空間の形成を図ります。
3)2−4 将来都市構造
P47 図 将来都市構造図について、次の通り変更し
ます。
<将来都市構造図>
地域活力拠点
8
(2)第3章 分野別まちづくりの方針
1)3−1土地利用の方針
P49
2整備・誘導・保全の方針について、次のとお
り変更します。
【商業地】
河和駅を中心とする中心市街地においては、地域住民や観光客を対象とした商業機
能の集積を図り、まちのにぎわいを創出し、本町の拠点としてのまちづくりを進めま
す。
また、河和南部の既存商業施設のある地域においては、「地域活力拠点」として、地
域住民の最寄品や買回品等の買い物需要に対応した商業機能の充実を図ります。
2)3−1土地利用の方針
P51
図
します。
<土地利用計画図>
9
土地利用計画図について、次のとおり変更
(3) 第4章 地域別構想
1)4−1地域別の現況及び課題の整理
P80
図
地域別現況図について、次の
とおり変更します。
<地域別現況図(土地利用現況(河和南部地域))>
2)4−1地域別の現況及び課題の整理
P81
図
地域別現況図について、次の
とおり変更します。
<地域別現況図(主な都市施設・観光スポット(河和南部地域)
)>
フィール・カインズ
10
3)4−1地域別の現況及び課題の整理
P82
②地域の課題
ア)土地利用につい
て次のとおり変更します。
・河和漁港の周辺に位置する大規模工場跡地を含む既存の工場用地へ、地域の振興
や雇用の場の確保に向けた産業機能の立地を図るとともに、地域住民の買い物需要
に対応した商業機能の充実を図り、地域の生活を支える「地域活力拠点」としての
拠点性を高める必要があります。
4)4−2地域別まちづくり構想の策定
想
P108
3.河和南部地域のまちづくり構
①土地利用の方針について次のとおり変更します。
土地利用の方針
河和漁港周辺に位置する大規模工場跡地においては、
「地域活力拠点」として産業
機能(工業・商業)の誘致・集積を図ります。
5)4−2地域別まちづくり構想の策定
想
P108
3.河和南部地域のまちづくり構
②施設整備の方針について次のとおり変更します。
施設整備の方針
河和南部地域では、河和漁港周辺に位置する大規模工場跡地を「地域活力拠点」
と位置付け、新たな工業・商業を集積する地域とし、産業機能(工業・商業)の誘
致・集積を図ると共に、既存の商業施設を核とした地域商業機能の充実を図ります。
また、
「地域活力拠点」の機能強化及び市街地内への通過交通を排除するため、関係
機関と連携して(都)知多東部線の整備を促進します。
6)4−2地域別まちづくり構想の策定 P109
まちづくり整備方策検討につい
て次のとおり変更します。
河和漁港周辺大規模工場跡地地区(市街地ゾーン(工業地・商業地)
)
河和漁港周辺の大規模工場跡地においては、地域の振興や雇用の場の確保に向け、
産業が集積しやすい環境づくりを行い、産業機能(工業)の誘致・集積を図ります。
また、隣接する住宅地の環境悪化を防ぐため、緩衝緑地などにより良好な居住環境
の形成に努めます。商業地においては、産業機能(商業)の誘致・集積を図り「地
域活力拠点」として商業機能の充実を図ります
11
7)4−2地域別まちづくり構想の策定 P110 まちづくり方針図(河和南部地域)
について、次のとおり変更します。
<まちづくり方針図(河和南部地域)>
「地域活力拠点」として産業機能(工
業・商業)の誘致・集積と必要に応じ
た都市基盤の再整備
地域活力拠点
12
美浜町都市計画マスタープラン変更 新旧対照表
ページ
44
現
行
改
(4)産業創造拠点
正
案
(4)地域活力拠点
河和漁港の周辺に位置する大規模工
河和漁港の周辺に位置する大規模工
場跡を含む工業用地を「産業創造拠点」 場跡を「地域活力拠点」として位置づ
46
として位置づけ、産業機能の集積を図
け、産業機能(工業・商業)の集積を
り、地域の新たな活力拠点の創出を図り
図り、地域の新たな活力拠点の創出を
ます。
図ります。
【商業地】
【商業地】
商業地は、河和駅周辺や上野間駅前、
商業地は、河和駅周辺や上野間駅前、
野間海岸沿い、布土の国道 247 号沿い 野間海岸沿い、布土の国道 247 号沿い
の現行の商業系用途地域が指定されて
の現行の商業系用途地域が指定されて
いる地域に配置し、日常の買い物需要に
いる地域及び河和南部地区の既存店舗
対応した商業機能や都市機能の充実し
区域に配置し、日常の買い物需要に対
た空間の形成を図ります。
応した商業機能や都市機能の充実した
空間の形成を図ります。
47
49
図
将来都市構造図
図 将来都市構造図
産業創造拠点(色:青)
地域活力拠点(色:青+一部赤)
【商業地】
【商業地】
河和駅を中心とする中心市街地にお
河和駅を中心とする中心市街地にお
いては、地域住民や観光客を対象とした
いては、地域住民や観光客を対象とし
商業機能の集積を図り、まちのにぎわい
た商業機能の集積を図り、まちのにぎ
を創出し、本町の拠点としてのまちづく
わいを創出し、本町の拠点としてのま
りを進めます。
ちづくりを進めます。
また、河和南部の既存商業施設のあ
る地域においては、
「地域活力拠点」と
して、地域住民の最寄品や買回品等の
買い物需要に対応した商業機能の充実
を図ります。
51
80
81
図
土地利用計画図
図 土地利用計画図
色:青
色:青+一部赤
図
図
地域別現況図(土地利用現況(河和
地域別現況図(土地利用現況(河
南部地域)
)色:青
和南部地域))色:青+一部赤
図
図
地域別現況図(主な都市施設・款項
スポット(河和南部地域)
)
地域別現況図(主な都市施設・款
項スポット(河和南部地域))
フィール・カインズ(追加)
13
ページ
82
現
行
改
正
案
ア)土地利用
ア)土地利用
・河和漁港の周辺に位置する大規模工場
・河和漁港の周辺に位置する大規模工
跡地を含む既存の工場用地へ、地域の振
場跡地を含む既存の工場用地へ、地域
興や雇用の場の確保に向けた産業機能
の振興や雇用の場の確保に向けた産業
の立地を図り、
「産業創造拠点」として
機能の立地を図るとともに、地域住民
の拠点性を高める必要があります。
の買い物需要に対応した商業機能の充
実を図り、地域の生活を支える「地域
活力拠点」としての拠点性を高める必
要があります。
108
① 土地利用の方針
① 土地利用の方針
・河和漁港周辺に位置する工業用地にお
・河和漁港周辺に位置する大規模工場
いては、
「産業創造拠点」として産業機
跡地においては、「地域活力拠点」と
能の誘致・集積を図ります。
して産業機能(工業・商業)の誘致・
集積を図ります。
108
3
河和南部地域のまちづくり構想
3 河和南部地域のまちづくり構想
河和南部地域では、河和漁港周辺に位
河和南部地域では、河和漁港周辺に
置する工業用地を「産業創造拠点」と位
位置する大規模工場跡地を「地域活力
置付け、産業機能の誘致・集積を図りま
拠点」と位置付け、新たな工業・商業
す。また、産業拠点の機能強化及び市街
を集積する地域とし、産業機能(工業・
地内への通過交通を排除するため、関係
商業)の誘致・集積を図ると共に、既
機関と連携して(都)知多東部線の整備
存の商業施設を核とした地域商業機能
を促進します。
の充実を図ります。また、
「地域活力拠
点」の機能強化及び市街地内への通過
交通を排除するため、関係機関と連携
して(都)知多東部線の整備を促進し
ます。
14
ページ
109
現
行
改
表中
正
案
表中
河和漁港周辺工業地地区
河和漁港周辺大規模工場跡地地区
(市街地ゾーン(工業地))の重点整備
(市街地ゾーン(工業地・商業地))の
方策
重点整備方策
◆河和漁港周辺の工業地においては、地
◆河和漁港周辺の大規模工場跡地にお
域の振興や雇用の場の確保に向け、産業
いては、地域の振興や雇用の場の確保
が集積しやすい環境づくりを行い、産業
に向け、産業が集積しやすい環境づく
機能の誘致・集積を図ります。また、隣
りを行い、産業機能(工業)の誘致・
接する住宅地の環境悪化を防ぐため、緩
集積を図ります。また、隣接する住宅
衝緑地などにより良好な居住環境の形
地の環境悪化を防ぐため、緩衝緑地な
成に努めます。
どにより良好な居住環境の形成に努め
ます。商業地においては、産業機能(商
業)の誘致・集積を図り「地域活力拠
点」として商業機能の充実を図ります。
110
図
まちづくり方針図(河和南部地域) 図 まちづくり方針図(河和南部地域)
「産業創造拠点」として産業機能の誘
「地域活力拠点」として産業機能(工
致・集積と必要に応じた都市基盤の再整
業・商業)の誘致・集積と必要に応じ
備
た都市基盤の再整備
色:青
色:青+一部赤
15
ページ
現
行
改
P47
地域活力拠点
16
正 案
ページ
現
行
改
P51
17
正 案
ページ
現
行
改
P80
18
正 案
ページ
現
行
改
正 案
P81
フィール、カインズ
19
ページ
現
行
改
正 案
P110
「地域活力拠点」として産業機能(工
業・商業)の誘致・集積と必要に応じた
都市基盤の再整備
地域活力拠点
20