4 議員定数見直し 住民との対話に裏打ちされた議員定数の策定 大正区

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議員定数見直し
住民との対話に裏打ちされた議員定数の策定
議員の定数は
①住民の声をきめ細かく政治に反映できる数で
②ムダな税金の支出を抑えるため必要最小限の人数
であるべきと考えます。
①大阪市ではこれまで企業が中心だった地域にたくさんのタワーマンションが
建ったり、これまで人口の多かった地域から人が転出したりした結果、
住民の数と議員の数にアンバランスが生じ、一票の格差は既に2倍を超えています。
例えば‥
人口:約 6 万6千人
議員 3人
大正区
人口:約9万1千人
議員 2人
人口と議員定数の逆転
1票の格差2.05 倍
西区
②加えて、昔は住民の声を聞くためにそれなりの数の議員が必要だったかもしれませんが、
現在は携帯電話やメール、インターネットなど通信手段の発達や、パソコンで簡単に
広報誌が作れたりと、住民の皆さんとコミュニケーションを取る手段も増えています。
以上2つの理由に加え、大阪市の厳しい財政状況を考えても、
政治家が自らの利権に固執せずに、今の時代に合った議席の数にしていくことが必要です。
残念ながらこの問題はまだ全く解決していません。
これまで維新の会で6度定数改正案を出しましたが、公明党、自民党、
民主党(OSAKA みらい)、共産党の反対で実現しませんでした。
今任期最後のチャンスとなった平成 27 年2月の議会に(維新の会のこれまでの
考え方を一旦横に置いてでも)公明党が大阪市会議員団ローカルマニフェスト
(地域版の公約)に掲げている定数削減案の数字をそのまま受け入れる形で議案を
提出しましたが、自民党、民主党(OSAKA みらい)、共産党に加え、公明党も削減に
反対し、結局議員定数の削減は実現しませんでした。
大阪市は議員定数の逆転と一票の格差を抱えたまま次の選挙を迎えることになりました。