第61回青少年読書感想文全国コンクール滋賀県要項

第61回青少年読書感想文全国コンクール滋賀県要項
1.趣旨
○子どもや若者が本を親しむ機会をつくり、読書の楽しさ、すばらしさを体験させ、読書の習慣化
を図る。
○より深く読書し、読書の感動を文章に表現することをとおして、豊かな人間性や考える力を育む。
更に、自分の考えを正しい日本語で表現する力を養う。
2.主催
滋賀県学校図書館協議会、毎日新聞社大津支局
滋賀県小学校、中学校、高等学校等各教育研究会学校図書館部会
3.後援
滋賀県教育委員会(申請中)
4.応募規定
○第6 1 回青少年読書感想文全国コンクール応募要項による。
◆応募資格および区分
応募者の年齢は満 20 歳まで(1995 年 4 月 2 日以降に出生の者)とします。応募者の在籍する校
種によって、応募を次の 5 部 10 区分とします。
①小学校低学年の部(1、2 年生)
課題読書
自由読書
②小学校中学年の部(3、4 年生)
課題読書
自由読書
③小学校高学年の部(5、6 年生)
課題読書
自由読書
④中学校の部
課題読書
自由読書
⑤高等学校の部
課題読書
自由読書
*特別支援学校はそれぞれの対応する部にご応募ください。
◆対象図書について
◎課題読書
主催者の指定した図書(課題図書)同一部内における学年指定はありません。
◎自由読書
自由に選んだ図書。フィクション、ノンフィクションを問いません。
*教科書、副読本、読書会用テキスト類またはこれに準ずるもの、雑誌(別冊付録含む)、パンフ
レット類、日本語以外で書かれた図書および課題図書は対象としません。ただし、課題図書で
あっても該当の部以外であれば、自由読書として応募することができます。
◆用紙・字数
原稿用紙を使用し、縦書きで自筆(自筆不可能な場合は理由を添えて下さい)して下さい。
原稿用紙の大きさ、字詰めに規定はありません。市販の原稿用紙を増し刷りして使用しないで下
さい。書き直しになります。また、応募校の名前を伏せて審査しますので、学校名の記入された
原稿用紙の使用は控えてください。
字数について、小学校低学年の部(本文 800 字以内)、小学校中学年の部、小学校高学年の部
(本文 1200 字以内)、中学校の部、高等学校の部、(本文 2000 字以内)になっています。何回も
推敲を重ね、字数を最大に使って下さい。
題名、学校名、氏名は応募票に記入し、原稿用紙には記入しないで下さい。(題名等は、字数
に数えません。)
◆応募
自由、課題に一人1編ずつ応募できます。同一生徒または同一校であることを理由に、一次審
査、二次審査、県審査の各段階で順位を入れ替えることはしません。
児童生徒は、在籍校を通じて作品を提出することになっていますが、読書感想文コンクールを
実施しない学校の児童・生徒の作品については、個人応募を認めます。この場合、作品の提出先
は滋賀県学校図書館協議会事務局(東近江市立玉園中学校)です。各学校で、読書感想文コンク
ールを実施しているかいないかは、「応募総数報告書」で確認します。
各校で、応募票の記入漏れ、記入ミス等がないよう確認をお願いします。応募票に書かれた氏
名が新聞紙上での入賞発表、全国コンクールでの賞状等に使用されます。
◆審査上の注意事項
対象図書から引用する場合、どうしても必要な部分だけを引用し、必ず引用符「」(カギかっ
こ)で引用したことがはっきりわかるようにしてください。
小学生の作品では、しばしば友だちの名前が実名で書かれていることがありますので、各学校
審査の段階で、注意をお願いします。誤字、脱字についての指導は、学校審査の段階でお願いし
ます。また、「はじめに」や「作者あとがき」、あるいは対象図書の一部を読んだだけで書いてい
ないか、校内審査の段階でも審査してください。
すばらしい感想文であっても、以前に出された作品に似ているものは、審査対象外になります。
従って名作といわれる短編小説では、全国コンクールで入賞することはまず無理になります。自
由読書でも、全国学校図書館協議会選定「夏休みの本」(ホームページで紹介されます)などを
参考に、新刊本に挑戦してください。
10 月 小学校
中学校
上旬
一次 郡・市審査審査は各郡市図書館主任会が主管する。
審査 計画は各郡市支部長が行う。
10 月
中旬
二次
審査
高等学校
校内審査
二次審査への送付数は、自由、課題
二次審査会への送付数は、各郡市の
合わせて参加学校数を限度とする。
参加校数×0.7(四捨五入)とする。
ブロック審査
小学校教育研究会図書館部
会が主管する。計画は、ア
ンダーラインの幹事郡市支
部長
ブロック審査部会審査
部会審査
中学校教育研究会図書館部 高等学校等教育研究会図書
会 が 主 管 す る 。 計 画 は 、 中 館部会が主管する。
学校部会事務局長
湖西ブロック
高島、大津
湖西・湖南ブロック
高島、大津、草津、守山、
栗東、野洲、甲賀、湖南
湖南ブロック
草津、守山、栗東、甲賀、
湖南、野洲
湖東ブロック
東近江、八幡、
蒲生、愛知、犬上
湖東ブロック
蒲生、八幡、東近江、
愛知、犬上
湖北ブロック
長浜、彦根、米原
(各ブロックとも自由、課
題各3編計18編以内を県
審査に送付する。)
湖北ブロック
長浜、彦根、米原
ブロック審査会
( )月( )日
10 月 10月31日(土)10:00~17:00 滋賀県立図書館
31 日 滋賀県学校図書館協議会が主管する。県審査会の要項は別に定める。
県審 県審県審査への送付先
査
◆校内読書感想文コンクールを実施しない学校の児童生徒の個人応募は、
10月19日(月)までに
〒 527-0046 東近江市妙法寺町 1101 玉園中学校内
滋賀県学校図書館協議会事務局 西村かおり まで
◆小学校低学年・中学年・高学年の各部は、
締切10月19日(月)
送付先
◆中学校の部二次審査の会場にて集約。 担当
◆高等学校の部二次審査の会場にて集約。担当
大津市立平野小学校
金谷 純子
長浜市立木之本中学校 金森 啓
北大津高等学校
竹内 淳
審査結果の発表
審査結果は、毎日新聞社の紙面で発表する。
最優秀作品については、毎日新聞にて順次掲載の予定。
第61回青少年読書感想文全国コンクール滋賀県要項の補足説明
1.応募総数報告書について
校内コンクールを実施されない場合も、必ず「読書感想文コンクール応募作品集計表(学校
用)」を審査会に提出して下さい。「読書感想文コンクール応募作品集計表(学校用)」は、滋賀
県要項とともに、滋賀県学校図書館協議会のホームページからダウンロードして下さい。校内コ
ンクールを実施しない学校の児童・生徒は、個人応募が認められます。「読書感想文コンクール
応募作品集計表(学校用)」は、校内コンクールが実施されていないことの証明になります。入
賞がなかった学校の分も含め、各学校の「読書感想文コンクール応募作品集計表(学校用)」が
最終、県審査に届きますようお願いします。
また、一次審査(郡市審査)では、「読書感想文コンクール応募作品集計表(各支部集計
用)」(別紙)の記入、提出もお願いします。
2.10 月上旬に実施予定の一次審査(郡市審査)について
「一次審査(郡・市審査)
は各郡市図書館主任会が主管
する。計画は各郡市支部長が
行う。」となっています。こ
の郡市支部長は、滋賀県SL
Aの支部長です。
各郡市とも、私立、県立、
国立の小・中学校を含めて一
次審査を実施します。各担当
支部長の先生は、私立、県
立、国立の各小、中学校を含
めた出張文書等の送付をよろ
しくお願いします。
一次審査の日時、会場等、
詳細については各支部で決定
してください。
小学校数
高島市
大津市
草津市
栗東市
守山市
野洲市
湖南市
甲賀市
近江八幡市
蒲生郡
東近江市
愛知郡
犬上郡
彦根市
米原市
長浜市
14
37 +国 1
13
9
9
6
9
22
12 +私 1
7
22
4
6
17
9
27
225
中学校数
湖西
52
湖南
68
湖東
52
湖北
53
6
18+国 1+私 2
6 +私 1
3
4+県 1+私 1
3
4
6+県 1+私 1
4 +私 1
2
9+私 1
2
3
7+県 1
6
13
107
湖西
27
湖南
31
湖東
22
湖北
27
3.10 月中旬に実施予定の二次審査(ブロック審査)について
小学校の二次審査(ブロック審査)の幹事郡市は、高島、野洲、東近江、長浜です。
中学校の二次審査(ブロック審査)は、中学校教育研究会図書館部会が主管します。
4.県審査に提出された作品は全て県審査会入選とします。(一定のレベルに達していないもの
や応募規定に違反する場合を除く。)校内読書感想文コンクールを実施しない学校の児童生徒
が個人応募したものは県審査で入選を決定します。
☆第61回から中央審査会へ送付する代表作品(県優秀賞)を各部2編(課題1、自由1)に変
更されました。
毎日新聞・
県 SLA
小低
小中
小高
中学
高校
滋賀県 SLA 賞
会長賞
優秀賞 全国審査送付
○
2
2
2
2
2
優良賞
○
4
4
4
4
4
佳 作
○
18
18
18
10
10
計
24
24
24
16
16
・毎日新聞社から副賞として、優秀賞には「ボールペン」が、優良賞と佳作には「メダル」
があります。
・優秀賞、優良賞の賞状も、「学校、学年、氏名等の記入」はしません。
5.校内読書感想文コンクールを実施しない学校の児童生徒の個人応募について要項にあるよう
に、10月19日(月)までに、滋賀県SLA事務局に応募してください。
〒 527-0046 東 近江市妙法寺町玉園中学校内滋賀県学校図書館協議会事務局 西村かおり宛
6.その他
(1)青少年読書感想文全国コンクール
・校内審査、郡市審査、ブロック審査の強化
各審査会の入選数を減らし、審査の時間を十分確保するようにしたいと思います。
「二次審査への送付数は、各部とも自由、課題合わせて参加学校数を限度とする。(小学
校部会)」となっていますが、二次審査(ブロック審査)から県審査への送付数は、多く
はありません。参加数の多い郡市は、二次審査への送付数を支障のない程度減らして下さ
い。(中学校部会では、各郡市の参加校数×0.7となります。)
・校内審査について
誤字、脱字の訂正、原稿用紙の使い方、引用の仕方などご指導下さい。参考にした図書を
確認し、対象図書の後書き等も確認してください。
・郡市審査について
郡市審査後、作品を持ち帰り、再度指導ができる時間を確保して下さい。ブロック審査後
の作品の返却はできません。また、小学校の部は、ブロック審査には順位を付けて提出し
て下さい。
・ブロック審査
県審査に順位を付けて提出して下さい。
(2)第 60 回コンクールより次の点が変わりました。
1.中央審査会へ送付する代表作品を各部2編に変更
2.「文部科学大臣奨励賞」の名称変更
優秀作品の贈呈していた「文部科学大臣奨励賞」は、昨年より「文部科学大臣賞」に変
わりました。
3.『考える読書』への掲載作品を入賞作品のみに変更
4.「勤労青少年の部」の廃止
5.「読書感想文推進大賞」の廃止
(参考)
青少年読書感想文コンクール滋賀県審査の新しい審査基準(2008.4改定)
○応募規定にあっているか
○発達段階に応じた適切な本を選んでいるか
○読書の喜び、楽しさが感じとれるか
○広い視野から作品を評価しているか
○自分の意見・感想を率直に述べているか
○自分のことばで表現しているか
○発達段階に応じた考え方が表現されているか
○登場人物の心情や、作品の語っているものを的確にとらえているか
○著者の論旨を的確にとらえているか
○事実と著者の意見とを区別してとらえているか
○読書によって得た自己の変革がみられるか