「いちまき」 中野 翠著 新潮社 亡き父の遺品の中から出てきた曾祖母の手記。今まで自分 のルーツについて知らなかった著者が、調べを進めるうちに 血族の激動の歴史に触れる。 「人生最後のご馳走」 青山 ゆみこ著 幻冬舎 淀川キリスト教病院ホスピス・こどもホスピス病院では、 末期のがん患者に対して、決められた食事ではなく献立のリ クエストを受けている。生と食の大切さが伝わる１冊。 「遥かなる馬産地の記憶」 河村 清明著 主婦の友社 戦前・戦後、日高の人々はどのような生活をしていたのか。 日高管内で競走馬を育ててきた人の記憶をもとに、戦争体験 や馬産地・日高の歴史をひも解く。 「嫌老社会を超えて」 五木寛之 中央公論新社 日本人の四人に一人が高齢者となった現代。著者自身も８ ０歳を超えて後期高齢者となった今、「老い」をめぐる話題 に自ら切り込み、今後の社会の在り方を考える。 「はじめての手作りかんたんかわいいソーイング」 春日 一枝作品制作/構成 小学館 アクセサリーや小物、バッグ、ししゅうなど初めてでも簡 単に作れる作品を紹介する。縫い方や作り方などカラー写真 で紹介されており、子どもから大人まで使いやすい１冊。
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