和歌山病院実習レポート田畑翔太朗先日は呼吸器内科のポリクリとして和歌山病院で実習させて頂き、ありがとうございました。実質 1 日間しか実習期間がないにも関わらず、様々な講義や施設・設備の見学などを行って頂けて、本当に有意義な実習でした。特に 2 回にわたる南方院長のご講義は、どちらもとても基本的なことがテーマでありながら、本当によく頭を使い、考え、記憶に残るものでした。ただ私の記憶力は凡人・普通レベルなので、内容を忘れないように繰り返しトレーニングし、理解して、忘れないようにしたいと思います。駿田副院長のご講義も、普段の大学病院での実習では関わることが殆どない結核について、詳しく教えて頂けるものでした。そしてその講義の内容を踏まえ、実際の結核患者さんのおられる病棟の見学に行けたことも、とても貴重な経験となりました。最後の総括で、何か和歌山病院での実習についての要望がないかと聞かれた際に、私は患者さんと関わる機会が欲しいと答えました。ただ実際問題として 2 日程度の実習で患者さんを受け持ったり、診察を行うことは難しいことかと思います。しかし大学病院でのポリクリでは担当させて頂ける患者さんは、ほとんど癌の患者さんであり、また呼吸器内科の外来の見学に行く機会も殆どありません。ですので、ぜひとも和歌山病院の実習の際に、大学病院とは異なる和歌山病院ならではの患者さんと関わる機会や、外来の見学の機会があればと思います。様々な事情もあり難しいかとは思いますが、ご一考頂ければ幸いです。最後になりましたが、お忙しい中、和歌山病院で実習させて頂き本当にありがとうございました。今回の経験を今後のポリクリ、また医師となってからも活かしていきたいと思います。