里親里子往復書簡 双方からお預かりしました手紙の流れを

里親里子往復書簡
双方からお預かりしました手紙の流れを
説明します。
① 里子宛の手紙を里親さんにラルパテ
通信等で依頼
② 里親さんからの手紙受取。全部「ひら
がな」に直し、又難しい表現は易しい
日本語に直す
③ 現地スタッフにメールで送信。受け取
ったスタッフはネパール語に翻訳
④ 里親さんからの手紙を国際郵便で送
る
⑤ スタッフは届いた手紙と翻訳したも
のを持って学校訪問。里子にそれを渡
し、返事を書かせる
⑥ その手紙を日本語に翻訳してメール
で日本に送信
⑦ 読みやすくする為に漢字に変換した
り現地での変換ミス等をチェック
⑧ ネパールから里子の手紙が届く
⑨ 里子が書いた手紙、日本語訳、写真
を里親さんに送付
英文の手紙はそのまま里子に渡し、里子
からの手紙も英文のものはそのまま里親
さんに送付しています。里子が書いた手
紙の季節がずれているのは上記のような
事からです。里子には手紙を書いた月日
を書くように指導しています。しかし書
かれているのはネパール暦、ネパール語
の数字、私たちには読めません。私たち
が使っている暦や数字は殆ど使われてい
ない国です。里親さんが書かれた手紙や
葉書の住所は全部修正液で消しています。
後々住所が解れば厄介な事がおこらない
とも限りませんので。里親さんの名前以
外は里子に知らせていません。郵便配達
制度もなく、郵便物は日本の「私書箱」
の様な所に入れられます。殆どの里子の
家庭は「私書箱」を持っていません。
里親さんにお願い
里子宛の手紙に質問事項をたくさん書い
てください。例えば、得意な学科、将来
の希望、家族構成、家族の仕事等々。ネ
パールでは手紙を書く習慣がありません。
依って毎回同じ様な内容の手紙しか書け
ないのです。日本の4月がネパールの1
月、日にちも半月位違いますが季節は(奄
美大島と)同じです。年間数回あるテスト
に合格しなければ、留年です。子どもた
ちは一生懸命勉強をしています。励まし
の手紙を書いて下さい。子どもたちは里
親さんからの手紙を心待ちしています。
どうぞ宜しくお願いいたします。