下川町合併処理浄化槽設置整備事業補助金条例(案)に関する意見募集

下川町合併処理浄化槽設置整備事業補助金条例(案)に関する意見募集の結果と回答一覧表
番号
意見内容
・本条例制定以前に自費で浄化槽を設置した者に対しても適用して欲しい。
ご意見ありがとうございます。本条例は、施行日以降に設置した方を対象にすることとしています。申し訳ございません
が、ご理解いただきますようお願いいたします。
・維持管理費用について、従前の条例で設置した浄化槽でのあつかいと区別するのはなぜか。
ご意見ありがとうございます。従前の条例とは、個別排水処理施設の管理等に関する条例を指していることかと思います
が、個別排水処理施設の管理等に関する条例では、合併浄化槽の設置者が町であり、今回の条例は設置者が個人であります
ので維持管理費用については、個人での負担となっております。
・この案では、新規に浄化槽を設置した町民だけが対象なのか、過去に設置した町民も対象になるのか明
確ではありません。生活排水を公共の水路・河川にタレ流ししないために、いわば地域の生活の質を維持
するために、個人で多大な金額を負担するので過去に浄化槽を設置した人も対象とするよう希望します。
ご意見ありがとうございます。本条例は、施行日以降に設置した方を対象にすることとしています。申し訳ございません
が、ご理解いただきますようお願いいたします。
・下水道事業計画区域内でも対象となっているところがよいと思います。設置、維持管理、将来の更新も
考慮して、下水道(本官新設)の場合と個別の場合でどちらがどのように経済的なメリットがあるかも知
ることができれば、条例の必要性が認識できるかと思います。
ご意見ありがとうございます。下水道事業計画区域内にて、設置の場合は公共下水道に流入するための必要な排水設備を
設置することが困難な区域とすることとしています。下水道に通常の工事の範囲内で接続可能な場合は、対象となりませ
ん。
・補助金交付対象者について、①~④と⑤は同列のものではないと思います。①~④のいずれか及び⑤に
該当する者ということかと思います。⑤については、条例文には記載しなくても具体例を示した方がわか
りやすいと思います。町民として納めるべきものを認識するうえでも必要かと思います。
ご意見ありがとうございます。今回、公表した概要版ではわかりやすくするため、対象者を次の項目に該当する者としま
したが、ご意見のとおり、①~④と⑤については同列ではないものと考えます。条例文では、対象者は次の項目に該当する
者を除くという表現にしますので、同列にはならないものといたします。
また、町税等の具体例の記載については、ご意見を参考にさせて頂きます。
・補助金の額について費目を限定するか、通常想定される費用を勘案した上限額を設定したほうがよいか
と思います。
ご意見ありがとうございます。合併処理浄化槽については、工事の内容が限定されるので、費目の限定及び上限額の設定
は考えておりません。
・設置後、それなりの年数、助成を受けた設備が活用されるべきことをどこかに記した方がよいかと思い
ます。
止むを得ない理由で空き家などになって使用されない場合は致し方ないかと思いますが、存続が危ぶま
れる事業や建物への助成には慎重な対応が必要と思います。
ご意見ありがとうございます。年数の設定に関しては、設置には自己負担が伴うことから短期間の活用は想定しておりま
せんが、存続が危ぶまれる建物の助成には、慎重な対応をいたします。
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回 答
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来年の28年度以降、渓和地区に所有する山林の一部を宅地にし、自宅の建設を予定している。家の建築
に当たっては、支出を抑えるためにセルフビルドによる建設も検討中である。そこは下水道が未整備であ
るため、合併浄化槽の設置を考えていた。しかし建設費の中でも、合併浄化槽の購入費と施工費の負担割
合がとても大きく、助成のサポートがあることは非常に望ましく思う。また、町内の事業体による施工、
及び自力での施工において助成の対象になると尚望ましい。
近年、下川ではまだだが、郊外の山林に別荘や自宅を建設する若い人が増加している。移動可能なタイ
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ニーハウス、YADOKARIなど、社会現象化している。下川でも山林に家を持ちたいがインフラ整備への投資
額が高いことから、諦める声を聞く。合併浄化槽の助成は、森林の町・林業の町である下川町ならではの
政策である。
森林経営や自然との共生を望み、移住を考えている人へ魅力的な行政サポートがあることは、所有者の
森林離れ、転出の増加にブレーキをかけるとともに、町の将来を明るく導くと考えている。
ご意見ありがとうございます。合併浄化槽の設置には、多大な負担が発生いたします。条例が制定されることにより、合
併浄化槽の普及が進むことを期待しております。
なお、浄化槽の設置工事には、国家資格である浄化槽設備士による実地の監督が必要なことから、浄化槽設備士を有して
いる浄化槽工事業者であれば、助成の対象となります。
また、合併浄化槽への助成が移住・転出抑制に繋がることを期待しております。
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