島特だより (学校だより) 第2号 平成 27 年5月 28 日(木) 沖縄県立島尻特別支援学校 八重瀬町友寄 160 番地 文責:大城 政之 がんばった5月! この5月、子ども達は、4 月の新しい学校生活の緊張も少しずつ薄れ、本来の元気な姿を見せて くれました。 ご家庭のみなさまも、朝の登校の準備やスクールバスへの送りなど、毎日慌ただしく過ごされた かと思います。 朝の登校風景もスクールバス4台、保護者による登校援助で、 学校の朝の玄関はまるで早朝の魚市場のようです。大きな声で 「おはよう!」とあいさつする子。送ってくれたお母さんと別 れる寂しさで大泣きする子。一生懸命になってバスの運転手さ んに感謝の挨拶をする子。毎日がステキな風景です。 いざ!という時のために! 子ども達が安心、安全に学校生活が送れるよう に、学校も注意を払っていますが、 「いざ!」とい う緊急時の対応を確認する必要があります。 そこで、先生方は、 「緊急体制確認研修会」を寄 宿舎(4 月 28 日)、幼・小学部(5 月 1 日)、中 学部(5 月 8 日)で実施しました。 島尻消防本部の消防職員さんから、「AED」の 使用方法等を実際に体験しました。 校内で何ごとも起こらないことが一番です。で も、いざ!という時のための準備は怠れません。 第 1 号でお伝えできませんでしたが、4 月 24 日に、交通安全教室がありました。 幼稚部、小学部の子ども達を対象に、糸満警察署、 交通安全協会の 皆様の協力を得 て、信号機の渡 り方について学 びました。 腹話術で分か りやすく信号機の見方、横断歩道の正しい渡り方を学びました。 子ども達も自慢げに渡る練習を頑張りました。 5 月 13 日から 3 日間、内科検診 があり、学校医でもある當間隆也先生 (わんぱくクリニック)が、やさしく 丁寧に診てくださいました。 白衣や聴診器を見ただけで怖がっ てしまう子もいましたが、終わるやい なや「へっちゃらだったよ!」と自慢 げに保健室を出ていきました。 母の日を祝うイベン トで、お母さん似顔絵 コンテストがあり、本 校小学部1・2 年生の みなさんが作品を出品 し、みごと「団体賞」 を受賞しました。 そこで、5 月 25 日 に、校長先生が主催者 の代理で賞状を授与し ました。 参加した小学部 1・ 2年の代表 5 名も、賞 品の「ペンシル」をい ただき、かしこまって いました 【校長室から見える風景】 本校には、7 名の初任者の先生がいらっ しゃいます。 初任者の先生方は、年間 9 回の研究授 業を実施することになっています。 小学部に3名。中学部に 1 名。高等部 に 3 名の先生方は、学級経営や授業を一 生懸命がんばっています。 校長も、その先生方の授業を参観してい ますが、7 名の先生方の素晴らしいところ を発見しました。 それは、子どもたちがわかりやすいように、 カードやパネル、音楽など、 「教材」 「教具」 といわれているものをしっかり準備して、 授業していたことです。音声で明瞭に発音できない子のために「ボタンを押すだけで音声が でてくる情報機器」も授業で使っていました。 島尻特別支援学校の先生方は、子どもたちの特性をふまえて、わかりやすい情報の伝え方 を工夫しています。次の授業参観の日に、是非、ご覧になってみてください。
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