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敬語表現-HTML入力のためのメモ
2002. 10月 西郡 仁朗
1. 表現意図1 ・・・大まかな分類。今回は「依頼表現」に限る。
2. 表現意図2 ・・・概要、タイトルに相当する。例:「面接会場の設営を手伝ってもらう」など具体的な行
為を示す。ここでは、自分・相手等の人は出さない。また、表現意図が同じで、相手や話題の人物が
変わる場合には「表現意図2」の名は同一とし、「・・・1」・・・2」のように異なる番号を添える。
無記入不可。
3. 自分・・・いろいろな自分が考えられるが、今回はスキット作成者に合わせ20代の人とする。学生/院
生/会社員/アルバイターなど。男/女は区別しておく。無記入不可。
4. 相手レベル・・・以下の基準に従う。マイナスレベルの人も対象内とする。無記入不可。
+2 ・・・年齢差のある教師・上司など
+1 ・・・あまり年齢差のない教師・上司など
0 ・・・あまり親しくない同年輩の人、特にかかわりのない初対面の人など
-1 ・・・親しい同年輩の人、後輩・部下、家族など
-2 ・・・きわめて親しい友人、後輩・部下など
5. 相手・・・具体的に記入する。例:それほど親しくない同じ研究室の院生、男。無記入不可。
6. 話題の人物の分類・・・以下の分類に従う。今回は話題の人物が自分側に属する場合も含めてスキット
を作成する。また、話題の人物のレベルはWJ 以外については+2∼-2の範囲で付記する。自分と相手
しか登場しない場合、この欄は空白となる。
WJ: 自分側に属する話題の人物。例:相手が「となりの会社の社員」のときの「自分の会社の社長」
WA: 相手側に属する話題の人物。例:相手が「となりの会社の社員」のときの「となりの会社の社長」
(WA+2)
WAJ: 自分・相手両者とも属する集団の話題の人物。例:同僚が相手のときの別の親しい同僚 (WAJ 0)
W0: 自分・相手ともに属さない集団の話題の人物。ごくまれな場合(例:皇族や、自分の尊敬する歴史
上の人物など)を除き、レベルは0なのでW0とだけ記す。例:同僚が相手のときの「関係のない会社
の社長」(W0)
7. 話題の人物・・・上記の下線部のように具体的に記し、必要な場合は名前を付記する。自分と相手しか
登場しない場合、この欄は空白となる。
8. 表現の場のレベル・・・次の基準に従う。無記入不可。
+2・・・式典・講演会などの非常に改まった場
+1・・・会議・講義などの改まった場
0・・・通常の社会生活の場
-1・・・喫茶店、家庭での語らいなどのくだけた場
9. 表現の場・・・実際の表現の場を具体的に記す。無記入不可。
10. 会話・・・会話の内容を記す。ト書きは( )に入れる。発話者と発話内容の間は:で区切る。無記入
不可。
11. 依頼の当然性と成否・・・当然性については+1(頼みにくいこと), 0, -1(当然してもらえること)の
三段階で、成否については「成功」「失敗」に二分して記す。
12. 作成者・・・作成者の氏名(所属)を記す。無記入不可。 13. 作成日・・・作成した日を入力する