三鷹市立第四小学校 平成27年度 【国語】科 授業改善推進プラン 《学力調査に基づく改善方針》 ・漢字配当表に示されている漢字をきちんと書けるように、指導するときには単語や文章などと一緒に学習をし定着を図 る。 ・問題に問われているところを正確に読み取れる力を身に付ける。 ・資料を読み取ることにより、文章と図を関係付けて自分の考えを書くこと。 ・文章の場面や段落ごとに読み取る能力を育てると同時に、もっと知りたい情報を見つけさせる意欲を身に付けるため に、読書の時間を確保する。 上記改善方針に基づく具体的な方策 補充的・発展的な指導 ○「ひらがな」「カタカナ」「漢字」の定着を図るため、鉛筆の正しい持ち方を意識さ 【補助的な学習活動】 せながら、「とめ」「はね」「はらい」などの文字の特徴や、書き順、バランスに気を付 ○習った「ひらがな」「カタカナ」「漢字」を復習する時間を確保し、 けながら、丁寧に文字を書くことができるようにする。 小単元や家庭学習に取り入れ、習熟を図る。 ○毎日の家庭学習で、音読を取り入れ、はっきりと声に出して読むこと を習慣付ける。 ○ノート指導を通して、登場人物のしたことを書き抜き、想像を広げながら物語を 第1学年 読んだり、時間的な順序や事柄の順序をあらわす言葉に着目して、内容の大体 ○各教科等で文や言葉に表す際に、習った仮名や漢字を正しい書き順で 丁寧に書くよう指導する。 を読んだりすることを理解させる。 【発展的な学習活動】 ◎図書館の使い方や、本の正しい扱い方を学ぶことを通して、本に慣れ親しませ ○読書への関心が高まるよう、教科書に載っている筆者が書いた他の本 るとともに、好きな本を紹介し合ったり、本で調べたことを簡単な文章に表したりす を紹介したり、教師が読み聞かせをしたりする。 る活動を取り入れ、読書への関心を高める。 ○新出漢字の定着を図るため、筆順の共通性(上から下へ、左から右へ、外から 【補助的な学習活動】 内へ など)を、既習の漢字から導き出し、児童自身が漢字を理解しようと主体的 ○既習漢字を復習する時間を授業中に確保し、習熟を図る。 に取り組めるようにする。 ○短文作りから、主述の関係に気付かせたり、常体、敬体などの違いを 理解させたりする。また、「はじめに」「つぎに」「さいごに」などの ○文章の大事なところをノートに書き出す学習を定着させ、大事な個所が文章の つなぎ言葉を日常的に使わせ、2,3文のまとまりの文章を書く。 どこにあるのかを学ばせるようにする。また、教科書のモデル文から、接続語や文 ○週末には、日記を書くことを推進し、書くことの日常化を図る。 第2学年 末表現を見つけさせ、自分の書く活動に生かすことを通して、その使い方や役割 ○各教科等で文や言葉に表す際に、習った仮名や漢字を正しい書き順で を理解させる。 丁寧に書くよう指導する。 【発展的な学習活動】 ○説明的文章の学習を中心に、語と語のつながりを、同じ段落の中でと ◎図書館の使い方を学習することを通して、様々なジャンルの本の存在に気付か らえさせ、キーワードを丸で囲ませる。 せ、互いが紹介し合ったり、問題解決のために調べたりする活動を取り入れ、読書 ○読書への関心が高まるよう、作者が同じシリーズ本をを紹介したり、 への興味を高める。 十進分類法に基づき、いろいろな種類の本を紹介しあったりする。 ○漢字の読み書きの定着を図るために、熟語を調べたり、字源に触れたりしなが ら、漢字の関心をもたせ、漢字練習の時間を確保する。 ◎文章を正確に読み取れる力を身に付けるために、音読することで読解への土 台をつくり、文章の中で大切なところを話し合い、理解を深められるようにする。 【補助的な学習活動】 ○既習漢字の復習の時間を確保し、小単元や家庭学習に取り入れ、習熟 を図る。 ○作文や日記で、既習漢字を積極的に用いるよう指導していく。 【発展的な学習活動】 ○接続語や指示語に着目させ、段落相互の関係や文と文との関係を読み取る手 ○読書の習慣を継続できるよう、読書カードを活用し、本の紹介をし合 第3学年 がかりをつかませることで、自分の考えを書くことができるようにする。 うなど、読書に親しめるような課題を設定する。 ○読書の意欲をもたせるために、図書の時間を確保し、ジャンルを絞ることで様々 な本に触れる機会をつくり、読書に親しむようにする。 ○漢字の定着を図るために、形だけを学ぶのではなく、学年で統一したノート記録 (読み方や部首、書き順、熟語、文章など)の仕方を提示し、練習していく。また、 【補充的な学習活動】 定期的にSAを導入し、漢字の筆順について個別に確かめる時間を確保する。 ○作文や日記などで、既習漢字だけでなく、知っている漢字や調べた漢 字を用いながら作成していくようにする。 ○正確に読み取れる力を身に付けるために、キーワードとなる文章中の言葉や接 ○小グループでの交流時間を設定することで、授業への参加度を高め自 続語に印をつけたり、使われている意図などを話し合ったりする。 分の意見を伝えることができるようにする。 ○組立メモを活用し、文章を書いたり、読んだりするときの筆者の考え 第4学年 ○事実と意見を分けながら、資料を読み取ることで、文脈が何を伝えたいのかを をわかるようにしていく。 把握し、自分の考えを書くことができるようにする。 【発展的な学習活動】 ○読書ノートは、冊数だけの記録にするのではなく、数値で実感できる ◎読書の時間を増やすために、学校の授業外も含めて、読書ノートに読書記録を ようにするためページ数で記録をしていく。また、月1回には、おすす 行い、読書への興味をもたせる。 めの本の紹介カードを作成し、廊下に掲示していく。 ○新出漢字を学習するときは、部首の成り立ちに着目させ、正確に漢字を覚えら れるように指導する。 【補充的な学習活動】 ○文章を書くとき、知っている漢字や熟語を意識的に用いながら作成し ○正確に読み取れる力を身に付けるために、段落の関係に注目させて、物語の ていくようにする。 流れを理解できるようにする。 ○グループでの活動を取り入れて、自ら授業に参加する意識を高めて積 極的に発言できるようにする。 第5学年 ◎説明文では、筆者の伝えたいことを、資料を読んで、文章と図の関係について ○文章を段落ごとにわけて、説明なのか、筆者の考えなのかを読み取る 読み取り、筆者の考えをまとめる。小グループ内で発表しあい、互いに学べる場を ことができるようにする。 設定する。 【発展的な学習活動】 ○読書の時間を確保し、自分のおすすめの本を紹介する活動を取り入れ ○読書の時間を増やすために、図書館を積極的に活用し、たくさんの本と出会え る。 るようにする。 ◎新出漢字を学習するときは、部首の成り立ちに着目させ、正確に漢字を覚えら 【補充的な学習活動】 れるように指導し、熟語や文章も合わせて書けるようにノート指導を行う。 ○作文や日記などで、知っている漢字や熟語を意識的に用いながら作成 していくようにする。 ○正確に読み取れる力を身に付けるために、段落の関係に注目させて、物語の ○文章を読み取るときに、段落相互の関係を読み取り、筆者の考えをさ 流れを理解できるようにする。 まざまな観点から読み取る。 ○授業への参加度を高めるために、グループ活動を取り入れて、自分の 第6学年 ◎説明文では、筆者の伝えたいことを、資料を読んで、文章と図の関係について 意見を伝えることができるようにする。 読み取り、筆者の考えをまとめる。まとめたことを相手に伝えて相互に学びあう機 ○自分が良いと思ったことなどを、相手に伝える文章を作成したり、相 会を作っていく。 手の文章の感想などを発表し合う活動を取り入れる。 【発展的な学習活動】 ○読書の時間を増やすために、本の楽しさを他の人に伝えることができる授業を ○おすすめの本などを紹介する授業を取り入れて、まだ読んだことのな 計画し取り組んでいく。 いジャンルの本を読むきっかけをつくる。
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