物理補習を始めるにあたって - 奈良高専・一般教科

物理補習を始めるにあたって
稲田直久
奈良工業高等専門学校 一般教科
2015年10月7日(水) @奈良高専
この補習でやりたいこと、この補習の目的
この補習の目的:
「きっかけ」を与えること。
知ってる/できる ⇒ 「それはよかったね。」
知らない/できない ⇒ 「じゃあ勉強しよう。」
具体的には・・・・・


基本的な事項(基本問題)を徹底的
に研究し、理解する。
過去問を解く。
この補習でやりたいこと、この補習の目的
さらに具体的には・・・・・
前週に基本事項(基本問題)をプリント等で渡し
ますので、翌週までに各自取り組んでもらい、
1、2名に板書してもらいます。なお、基本的には
解答は渡しませんので、全員で協力して独自の
解答を作成するようにしてください。
板書をすることで、試験問題における「解答の
書き方」の研究もしたいと思います。
年間約30週(授業2単位分)の時間で行います。
(数学との兼ね合いで、毎週水曜16:30~18:00)
勉強のやりかた① (あくまで個人の意見ですが)
「みなさんは1日何時間
勉強していますか?」
 結局最後にものを言うのはトータルで何時間勉強
してきたか、ということ。
 特に、低学年時に勉強をしてないかった人は、
相当な「猛勉強」が必要です。
 この先の1年間は、土日祝も、クリスマスも、お正
月も、GWもありません。(世の中の『受験生』の常識)
 物理の勉強(に限らず)に終わりはありません。
やればやるほど不安になるはず。
勉強のやりかた② (あくまで個人の意見ですが)
家が遠くて実行するのが難しい人もいるかとは
思いますが、
「1日の勉強時間のうち何割かは『朝』やって
ください。」
あらゆる試験は朝から始まるので、「(早めに)
夜型から脱却できる」、「試験が始まるときに
1日のピークを持って来られるようになる」、
「集中して授業が受けられる」、などいいことが
たくさんあります。(世の中の『受験生』の常識)
また、遊ぶ⇒勉強
勉強⇒遊ぶ
勉強のやりかた③ (あくまで個人の意見ですが)
編入試験対策をするにあたり、『過去問』から
入るのは大いに間違っています。編入試験は
定期試験ではないので、ある程度過去問を
やっておけば点が取れる、ということは絶対に
ありません。
まずは、参考書や問題集を徹底的に読み込ん
で、「どこに何が書いてあるか」を把握しましょ
う。それが十分にできるようになってから、過去
問に取り組んでください。(世の中の『受験生』
の常識)
勉強のやりかた④ (あくまで個人の意見ですが)
あらゆる参考書、問題集は必ず
2周
しましょう。でないとやった意味がありません。
そして、そうするためにはやはり1日の勉強
時間は相当量ないとダメだと思います。
(世の中の『受験生』の常識)
補足:「授業でやること」と「重要なこと」
授業で
やること
重要な
こと
補足:「事後報告」は忘れずに!!
毎年、この補習の参加者が最終結果を
報告に来てくれません。良い結果が出た
ときはもちろん、悪い結果であったとしても、
できれば(必ず?)報告に来てください!!
なお、各回の開催日時と場所につきましては、
稲田のホームページからたどれる「応用物理Ⅱ
補習」をご覧ください。
http://www.libe.nara-k.ac.jp/~inada/
「稲田直久」でググれば一番に出てきます。