平成 27 年度前期入試における出題ミスについてのお知らせとお詫び 平成 28 年 1 月 12 日,就実大学 平成 27 年 2 月 2 日に実施いたしました本学前期入試におきまして,人文科学部の「日本 史」の問題に出題ミスが見つかりましたので,その内容をお知らせするとともに,受験生 の皆様並びに関係各位に深くお詫び申し上げます。 記 1.出題ミスの内容 第 3 問の問 27 において,徳川家慶の時代の事件や政策として,不適切なものを選択 肢から選ばせる問題で、 「⑤シーボルト事件」を正解としていた。しかし同じ年ではあ るが「①大塩平八郎の乱」は徳川家斉が職位にあった時代の出来事であり、また、「② 生田万の乱」及び「③モリソン号事件」は徳川家斉が職位を退いた時代ではあるが、 徳川家慶が将軍の職に就く前の事件である。そのため、 「徳川家慶の時代」とは言い難 い。よって,⑤に加え①②③も正解とする。 2.出題ミス発見の経緯 試験当日,受験生からの質問等はなかったが,約 10 か月経過した 12 月 15 日,全国 入試問題研究会より質問メールが届き,問題の再検討をおこなった。その結果,指摘 のとおり出題ミスであるとの結論に至った。 3.当該科目の受験者 当日の人文科学部の受験生のうち「日本史」を選択した者は計 33 名である。 4.出題ミスへの対応 人文科学部受験者のうち,2 月 2 日に日本史を選択し,問 27 で①②③を正答とした計 16 名(表現文化学科 7 名,総合歴史学科 9 名)の受験生については2点を加点し,選択 科目間の平均点及び合格ライン等の精査をおこなったところ,合否判定に影響をおよぼ す事例はないことが確認できた。 5.今後の改善策 問題作成に当たっては複数教員による校正・確認を実施してきたが,今回の出題ミ スを受けて入試問題のチェック方法等を再検討し再発防止に努める。 6.文部科学省への報告等 平成 28 年 1 月 8 日付で,この件に関し,文書にて文部科学省へ出題ミスの報告をお こなった。
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