新見市公有地利活用事業 (太陽光発電設備設置事業) 募 集 要 領

新見市公有地利活用事業
(太陽光発電設備設置事業)
募
集
要
領
平成27年7月
新見市
新見市公有地利活用事業(太陽光発電設備設置事業)募集要領
1
事業の目的
新見市では、遊休地となっている公有地の有効活用を図るとともに、再生可能エネルギ
ーの普及拡大を促進するため、新見市が所有する土地へ地域の自然環境に配慮した太陽光
発 電 設 備 ( 付 帯 設 備 を 含 む 。 以 下 同 じ 。) を 設 置 し 発 電 を 行 う 事 業 者 を 募 集 し ま す 。
2
事業の概要
本事業は、地方自治法第238条の5第1項の規定に基づく普通財産の貸付により実施
します。
事業者は、市が貸し付けた土地に太陽光発電設備を設置し、運営及び維持管理を行うも
のとします。
事業者の選定方法は、公募型のプロポーザル方式とし、事業を実施しようとする者から
提出された太陽光発電設備設置事業実施のための企画、資金調達、設計、建設及び管理運
営 方 法 等 に つ い て の 企 画 提 案 書 を 審 査 し 、最 も 優 れ た 提 案 を し た 者 を 事 業 者 に 決 定 し ま す 。
(1)貸付物件
別紙一覧表のとおりとし、すべての物件を一括して貸し付けるものとする。
なお、貸付面積は、物件ごとに事業者が提案する太陽光発電設備の設置に必要な
面積とする。
(2)貸付期間
太陽光発電事業期間は20年以内とし、貸付期間は、発電事業期間に発電設備の
設置工事及び撤去工事に要する期間を加算した期間で、事業者の提案に基づき定め
るものとする。
(3)貸付料
貸付料は、貸付面積1㎡当たり年額120円に売電による収益の一部を上乗せし
た額で、事業者が提案する額とする。
3
事業実施にあたっての条件
(1)調達価格
電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(平成23年
法 律 第 1 0 8 号 )に 基 づ き 、既 に 新 見 市 が 申 請 し て い る 調 達 価 格 に よ り 実 施 す る こ と 。
(2)発電設備
太陽光パネルは別紙機器で設備認定を取得済。またパワーコンディショナーについ
ては、別紙機器で中国電力へ系統連係申込済である。
(3)土地の貸付条件
ア
事業者は、貸付物件を太陽光発電施設設置及び運営の用途のみに使用すること。
イ
土地は、現状のまま貸し付けるものとする。
ウ
事業者は、新見市の承認を得ずに、貸付物件の第三者への転貸し、又は賃借権そ
の他の使用若しくは収益を目的とする権利の設定、又は賃借権の第三者への譲渡を
行わないこと。
エ
事業用地には、必要に応じ周囲をフェンスで囲む等の安全対策を講じること。
オ
本事業に必要な各種手続き及び対策工事等は、すべて事業者が行うこと。
カ
発電設備設置に伴う工事、除草及びパネル清掃等の維持管理業務に際しては、市
内事業者への発注や市民の雇用を優先すること。
キ
電気事業法等の関連法令を遵守すること。
ク
事業の実施にあたり、苦情及び第三者への損害は、事業者の責任において解決す
ること。
ケ
太陽光発電設備に賦課される公租公課は、事業者において負担すること。
コ
事業者は、事業開始後に発電設備の維持管理状況、発電設備による発電量、事業
収支の状況等を新見市の求めに応じて報告すること。
サ
太陽光発電設備設置に伴う事故については、市の責に帰する事由による場合を除
き、設置事業者がその責を負うこと。
シ
太陽光発電設備に係る盗難事故や破損事故に関しては、市は一切の責を負わない
こととする。また、設置事業者は、太陽光発電設備が汚損又は毀損したときは、自
らの負担により速やかに復旧すること。
ス
事業者は、太陽光発電事業に起因して市又は第三者に対して損害を与えた場合の
賠償に備え、損害保険や賠償責任保険に加入すること
セ
設置工事中及び運転開始後に事故が発生した場合の報告を市に行うものとする。
なお、当該報告に関する情報は、事業者と協議の上、公表する場合があるものとす
る。
ソ
事業者は、契約期間が満了したとき、又は契約が解除されたときは、市が指定す
る日までに事業者の責任において太陽光発電設備を撤去し、原状回復を行うこと。
(4)費用負担
太 陽 光 発 電 設 備 の 設 置 、系 統 電 力 へ の 接 続 、中 国 電 力 へ の 工 事 負 担 金 、維 持 管 理 、
売電、発電事業終了後の原状回復等、当該事業にかかる一切の費用は、事業者の負
担とする。
3
応募資格及び要件
(1)事業者の構成
太 陽 光 発 電 事 業 に 応 募 で き る 者 ( 以 下 「 応 募 者 」 と い う 。) は 、 新 見 市 内 に 本 社 、
支 店 又 は 営 業 所 を 有 す る 法 人 、又 は 市 内 法 人 を 1 社 以 上 含 む 複 数 事 業 者 、共 同 企 業 体 、
事 業 協 同 組 合 等 ( 以 下 「 連 合 体 」 と い う 。) と す る 。
なお、連合体による応募の場合は次の要件を満たすこと。
ア
応募及び事業に必要な諸手続き等を一貫して担当する法人等をあらかじめ定める
こと。また、連合体の構成員の役割分担を明確にすること。
イ
原則として提案施設の所有及び管理の主体を一元化すること。
(2)応募者の資格
本事業に応募する事業者の資格要件は次のとおりとする。
ア
太陽光発電事業を実現することができる総合的な企画力、技術力、資金力及び経
営能力を有していること。
イ
国税、都道府県税及び市税等の滞納がないこと。
ウ
応募手続き時に新見市、又は岡山県が措置する入札参加停止期間中の者でないこ
と。
エ
地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定(一般競争
入札の参加資格を有しない者)に該当する者でないこと。
オ
以下の申立てがなされていないこと。
(ア)破産法第18条又は第19条の規定による破産手続き開始の申立て
(イ)会社更生法第17条に基づく更生手続き開始の申立て
(ウ)民事再生法第21条の規定による再生手続きの申立て
カ
応募者の構成員、役員及び雇用関係にある者が以下に該当しないこと。
(ア)市との契約履行に当たり、故意に工事若しくは製造を粗雑にし、又は物件の
品質若しくは数量に関して不正の行為をした者
(イ)市の行う競争入札又は競り売りにおいて、その公正な執行を妨げた者又は公
正な価格の成立を害し、若しくは、不正の利益を得るために連合した者
(ウ)市の行う競争入札の落札者が契約を締結すること又は市との契約者が契約を
履行することを妨げた者
(エ)地方自治法第234条の2第1項の規定による監督又は検査の実施にあたり
職員の職務の執行を妨げた者
(オ)正当な理由がなく、市との契約を履行しなかった者
( カ )( ア ) か ら ( オ ) ま で の い ず れ か に 該 当 す る 事 実 が あ っ た 後 2 年 を 経 過 し な
い者を市との契約の履行に当たり代理人、支配人その他の使用人として使用し
た者
(キ)新見市暴力団排除条例第2条第1号及び第3号に規定する暴力団又は暴力団
員等
(ク)集団的に若しくは常習的に暴力的不法行為を行うおそれのある団体の関係者
( 以 下 「 暴 力 団 関 係 者 」 と い う 。) で あ る と き 、 又 は 暴 力 団 関 係 者 が 入 札 参 加
者の経営に事実上参加している場合
(ケ)自社、自己若しくは第三者の不正な利益を図り、又は、第三者に損害を加え
る目的をもって、暴力団の威力又は暴力団関係者を利用していると認められる
とき。
(コ)暴力団又は暴力団関係者に対して資金等を供給し、又は便宜を供与するなど
積極的に暴力団の維持、運営に協力し、又は関与していると認められるとき
(サ)暴力団又は暴力団関係者と社会的に非難されるべき関係を有していると認め
られるとき。
(シ)暴力団関係者であることを知りながら、これを不当に利用していると認めら
れるとき。
(ス)新見市から受注した建設工事等の施工に際し、暴力団関係者から不当な介入
を 受 け た に も か か わ ら ず 、遅 滞 な く そ の 旨 を 契 約 担 当 者 に 届 け 出 な か っ た と き 。
4
事業説明会等
太陽光発電事業に応募しようとする事業者は、必ず出席してください。事業説明会
に出席していない事業者の応募はできません。
(1)日時
平成27年7月30日(木)
午前10時から
(2)会場
新見市山村開発センター
1階小会議室
(3)申込方法
平成27年7月29日(水)までに、事業説明会参加申込書(様式1)を新見市
総務部総務課へ電子メールにより送付してください。
【 メ ー ル ア ド レ ス : [email protected]】
(4)現地説明会
現地説明会は開催しませんので、各自で貸付物件を確認してください。
5
質問受付
公 募 の 内 容 に 関 す る 質 問 は 、質 問 書( 様 式 2 )に よ り 、電 子 メ ー ル で 受 け 付 け ま す 。
質問に対する回答は、応募者全員に電子メールで通知します。
質問受付期間:平成27年7月31日(金)午前9時から午後5時まで
回答通知日:平成27年8月4日(火)
【 メ ー ル ア ド レ ス : [email protected]】
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企画提案書の提出
(1)受付期間
平 成 2 7 年 8 月 5 日( 水 )~ 8 月 1 2 日( 水 )( 土 日 を 除 く 午 前 9 時 ~ 午 後 5 時 )
(2)提出方法
持参による
(3)提出先
新見市総務部総務課管財係
(4)提出書類
ア
企画提案申込書(様式3)
1部
※連合体による申し込みの場合は、事業者構成(様式3-2)を添付
イ
事業者概要書(様式4)
2部
ウ
企画提案書(様式5)
2部(添付資料を含む)
エ
誓約書(様式6)
オ
登記簿謄本又は履歴事項全部証明書(発行日から3か月以内のもの)
カ
財務諸表(直近3期の貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)1部
キ
国税、都道府県税、市税等納税証明書(発行日から3か月以内のもの)
1部
1部
1部
※連合体による応募の場合は、オ、カ、キをそれぞれ提出してください。
7
事業者の選定方法等
(1)選定方法
事業者の選定は、企画提案書の審査と必要に応じて実施するプレゼンテーションに
より行います。プレゼンテーションを実施する場合は、後日、日程を文書により通知
します。
(2)審査基準
企画提案を審査する基準は概ね次のとおりとします。
ア
事業能力(事業者の経営状況、太陽光発電事業の実績)
イ
事業計画(太陽光発電設備の設置規模、事業スケジュール、環境への配慮等)
ウ
施工・管理計画(施工方法、維持管理体制、安全対策等)
エ
公有地貸付料の額(貸付料の妥当性)
オ
地域貢献度(市行政の施策、地域経済への波及効果等)
(3)選定結果の通知
選 定 結 果 は 、 す べ て の 応 募 者 に 文 書 に よ り 後 日 通 知 し ま す 。( 連 合 体 で 応 募 の 場 合
は 、 代 表 者 に 通 知 し ま す 。)
(4)失格事由
次のいずれかに該当する場合は、失格とします。
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ア
提出書類に虚偽の記載をした場合
イ
「3
応募資格及び要件」に該当しないことが判明した場合
選定後の手続
(1)市との協定の締結
選定事業者は、市との間で、公有地の貸付による太陽光発電設備設置事業の実施に
関する基本的事項を定めた協定を締結することとなります。
なお、選定事業者と協定の締結その他の協議が整わなかったときは、その決定を取
り消すとともに、当該選定に係る審査における得点が次順位の企画提案書を提出した
者の同意を得て、同者を選定業者として決定し、協定の締結等の協議を行います。
(2)土地賃貸借契約の締結
協定締結後、市との間で、土地賃貸借契約を締結することとなります。
なお、契約に関する費用は選定業者の負担とします。
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その他留意事項
(1)新見市からの提示資料の取り扱い
新 見 市 が 提 示 す る 資 料 は 、応 募 に 係 る 検 討 以 外 の 目 的 で 使 用 す る こ と は で き ま せ ん 。
(2)企画提案書等の取り扱い
提出された企画提案書の著作権は応募者に帰属します。企画提案書並びに附属書類
の内容については、秘密を厳守します。
なお、提出された企画提案書等の書類は返却しません。
(3)費用の負担
応募に関し必要な費用は、応募者の負担とします。
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問い合わせ
この募集に関する問い合わせ先は、次のとおりです。
【担当窓口】
新見市総務部総務課管財係
〒718-8501
岡山県新見市新見310番地3
メ ー ル ア ド レ ス : [email protected]
電
話:0867-72-6128
FAX:0867-72-3602