レコーディング秘話 - Nobuki Takamen

まるのも大変ですし、モントリオールの演奏
かったというのもあります。何度も演奏して
成長していつているなという実感は凄くあ
:ま
素晴らしく、録音もしていたのですがフェ
いるうちに自然とアレンジが変わつてきたり
ります。来た当初には思いも付かなかった
スティヴァルとの契約上、それをリリースす
もしていますしね。
ようなことを今やっていたり、刺激も多い
ることは不可能でしたから。本当にラッキー
Q:それは頼もしいですね。ところでリリー
ですしね。
でした。
スは米国のレーベルからですね ?
Q:毎日の過ごし方はどんな感じですか ?
Q:その他のメンバーはどういった繋がりで
高免 :はい。イリジウムのブッキングをして
高免 :今は毎日演奏したり、レッスンをした
すか ?
くれた人が、紹介してくれたのが今回のサミ
りとギターを触らない日がない感じです。演
高免 :ベースのジョン。レニスはNYに移つ
ット・レコードだったんです。他の会社にも
奏に関しては恵まれているとは思うのです
たあと、一緒に演奏していたピアニストのバ
打診して幾つかの連絡はあったのですが、一
が、基本的には好きなミュージシャンとやり
ンドで知り合いました。ドラムのウチダユタ
番気に入つてくれていたということもあり、
たいことが演奏出来る仕事をしています。今
カさんも 3年前の911追悼音楽イヴェントで
お願いすることにしました。サミットは去年
日もこれからシンガーとデュォの仕事です
知り合ったNYでの関係ですね。NYに移つて
ランディ・ブレッカーのアルバムでグラミー
が、本当にやりがいがあります。自分のバン
から本当に沢山の素晴らしいミュージシャン
賞も取つているんですよ。そんなわけで、プ
ドに関しては、ニューヨークでのレギュラ
に出会いました。今回のカルテットでは以前
ロモーションにも力を入れて頂いていて、と
ー・ギグの他に、出来るだけ多くの人々に自
いつも一緒に演奏していましたし、アルバム
ても感謝しています。来年の夏にはアメリカ
分の音楽を聴いてもらえるように、アメリカ
も作っていますので「また戻つて来たな !」
でツアーを組んでもらう予定です。
やヨーロッパのジャズ・フェスティヴァルを
という感じで、リハーサルもなしでスムーズ
Q:機材はどのようなものを利用されました
含むツア…も企画しています。何よりもメン
にレコーディングすることが出来ました。
か?
バーとの演奏旅行は本当に楽しいのです。
高免 : ギターはいつも使つているリイシュー
レコーディング秘話
Q:今後の活動について聞かせてください。
高免 :最近、ソロ。ギターで演奏する機会が増
Q:ライヴ・レコーディング自体は問題あり
頼まれましたし、ヨーロッパからもオファーが
ませんでしたか ?
あったりもしているんです。ジャズのソロ・ギ
高免 :エンジニアの内藤カツさんに相談をし
ターはまたそれだけで 1つの歴史があるじゃ
たときにCDに出来るだけの演奏時間がある
ないですか。トリオをやるようになってから、
のかというのと、録音機材のセッティング時
ソロに対する意欲が高まつてきたというのも
間が間題になりましたね。というのも、元々
ありますね。7弦プレイヤーのパイオニアで
もあるジョージ。ヴァン。エプスなどが好みな
えていて、カナダに行ったときにもソロ演奏を
2セット演奏出来ることになっていたのが、
肛i v e A t T h e : r i d i u m 』
Nobuki Takamen
(Summ■ )DCD-547(輸入盤)
1時間の 1セツトのみになってしまい、次の
バンドも控えているという状況でしたから。
のですが、将来はソロ・ギターのアルバムを作
れるようになりたいですね。
Q:それは 1曲も無駄に出来ないし、編集す
らままならない状況ですね。
高免 :そうなんです。ですから曲間のみの編
集で、あとはありのままの演奏がCDになっ
のギブソンES-335です。アンプはアコース
たということになります。マイクのセ
ティック・イメージのC:arus。これはもう
セットされていて、終わつて「サンキュー」
型250ワットのリヴァーブ付
作つていない4ヽ
きモデルですね。それとレイザーズ。エッジ
を言つている間にすべて片付いていたという
のStea‖hという12インチ・キャビネット。
(笑)。サバイバルなNYで長年エンジニアを
最初の 1台を買つてから同社のモニターにな
ィ
'テ
ングもサウンド・チェックをしている間に
やっている百戦錬磨のカツさんあってこその
ったので、幾つか違うサイズのものも持つて
録音でしたね。
いるのですが、演奏する部屋の大きさによっ
Q:プレッシャーは感じませんでしたか ?
て変えています。
高免 :レコーディングを決めた時点で、「1
発でやつてやろう」という気合いがありまし
NYでの活動と未来
たから、もうなるようになれという感じです
[ライヴ情報]
L:ve At The lridium』発売配念日本ツアー
『
ジョン・レニス (b)、
吉川昭仁 (ds)他
高免信喜 (g)、
●10月20日 (水):広島すけあくろう
●10月21日 (木):広島光回寺
●10月22日 (金):広島バード
●10月23日 (土):広島ライフワン
●10月24日 (日):広島 La Cazuela
●10月25日 (月):博多ニューコンボ
●10月26日 (火):山ロポルシェ
● 10月28日 (木):大阪 Jazz on Top
● 10月29日 (金):明石 Pochi
● 1 0 月3 0 日 ( 土) : 三都ミュージックストリート
ね (笑)。選曲も過去 2枚リリースしたアル
Q:NYで
バムから選んで、特別な試みなどをせず普段
か?
●1 0 月3 1 日 ( 日) : 三都ミュージックストリート
2 0 1 0 ( コンサート)
II一
●1 1 月 1 日 ( 月) : 鳥取り
銀座倶楽部
●1 1 月 2 日 ( 火) : 京都 l e c l u b j a z z
の活動はどれくらいになります
と全く同じギグをやろうと。ただ、持ち時間
高免 :i04年からなので、 6年になります。
が少なく、CDとして60分は欲しかつたので
本当は 1年で帰国するつもりだつたのです
曲間もなるべく喋らないようにしましたね。
が、最初に作つたアルバムが切つ掛けにな
今まで普遍的なアルバムを 2枚作ったので、
り、長くいることになりましたね。でも、
今回は敢えて瞬間を捉えたアルバムにした
ここにいることでギタリストとして確実に
2 0 1 0 ( ワークショップ)
●1 1 月 4 日 ( 木) : 横浜 K A M O M E
● 1 1 月 5 日 ( 金) : 東京桜美林大学
● 11月フ日 (日):東京 Tokyo TUC
iozz guitor book

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