地方支援業務のご案内 2015

2015
JFM
GUIDE
地方支援業務のご案内
2015
Japan
Finance
Organization
for Municipalities
Japan Finance Organization for Municipalities
地方公共団体金融機構(JFM)の
基本的な仕組み
地方公共団体金融機構
貸付先
出資金
出資・経営参画
資金調達
債券発行等残高
19.5兆円
(全都道府県、
市区町村による出資)
貸付
貸付残高
金利変動準備金等
約
地方公共団体健全化基金
約
23兆円
3.3兆円
0.9兆円
公営競技納付金
公営競技
(競馬、
競輪、
オート
レース、
競艇)
の収益金の一部
長期・低利
地 方 公 共 団 体
金 融・資 本 市 場
166 億円
運用益などで利下げ
地方支援業務
地方公共団体の
資本市場からの資金
調達に関する支援
(計数は平成25年度末)
全ての地方公共団体の出資による地方共同法人
地方公共団体金融機構は、法律の規定に基づき、全ての地方公共団体の出資により設立された「地方共同
法人」です。
JFMは、地方公共団体のみを対象として資金の貸付けを行っています。
また、国又は都道府県が同意・許可を行った地方債に対して貸付けを行っており、これまで貸し倒れは一件も
発生していません。
地方債資金の共同調達機関
JFMは地方公共団体の共同による資金調達を行う機関として、個々の地方公共団体の資金調達を補完する
役割を果たしています。
地方公共団体の社会資本整備については、資本費の回収に長期を要することや世代間の負担の公平を図る
必要があることから、長期資金の調達が望ましい場合が多いと考えられますが、地方公共団体が行う資本市場
からの資金調達は、10年以下が一般的となっています。
このため、JFMにおいて、資本市場から資金を調達し、地方公共団体に長期・低利の資金を安定的に供給し
ています。
また、仮にJFMが解散する場合は、地方公共団体が債務弁済義務を負う旨法律に規定されており、債券の
償還確実性が担保されています(地方公共団体金融機構法第52 条第1項)。
01
JFM
地方支援業務のご案内
地方公共団体金融機構(JFM)は、
地方自治体のより良い資金調達・
資金運用をサポートします!
地方支援業務
次の4つを支援の柱と位置づけ、推進しています
1 人材育成
資金調達等に係る財政、金融、会計等の 研修を実施します
2 実務支援
金融専門知識、実務経験を有するアドバイザーが 助言 などを提供します
3 調査研究
資金調達等のあり方などを 調査研究し、その成果を自治体に還元します
4 情報発信
資金調達等を行う際に有益な 情報を発信します
出前講座のほか、宿泊型研修や資金調達・資金運用入門研修等を開催
アドバイザー派遣や住民公募債発行支援、専門家派遣等を実施
ワーキンググループによる調査研究などを実施するほか、東京大学とフォーラムやシンポジウムを共催
お役立ちレポートやEラーニング、学習用テキストなど実務に活用できる情報を発信
地方支援業務のサービスの特徴
自治体専門の、自治体の立場を理解した、中立的なサービスを提供しています
自治体専門の
自治体の
立場を理解した
中立的な
サービス
JFMは 、全 自 治 体 の 出 資に
JFMは、多様化・複雑化する
「 取 引 の 拡 大 」といったさら
より設立され、自治体を貸付
金 融 商 品や資 金 調 達 手 法に
なる収 益 機 会 の 獲 得を意 識
先(お客様)とする「地方の、
対 応する高 度 な 金 融 専 門
することが ある民 間 企 業 の
地 方 による 、地 方 の た め の
知識・能力と自治体の皆様が
サ ー ビ スと比 べ 、自 治 体 の
金融機関」です
拠って 立 つ 地 方 行 財 政 制 度
健 全な財 政 運 営 及び住 民 の
に対 する理 解 の 双 方に基 づ
福祉に寄与することを目的と
く、きめ細やかなサービスを
した 中 立 的 な サ ービ スを
提供します
提供します
みなさん の
お 力になります
!
JFM 02
Japan Finance Organization for Municipalities
出前講座
出前講座は、開催時間・内容・場所などについて、自治体の要望に応じて講師
(自治体ファイナンス・アドバイザー等)が出張して行う
『オーダーメイド
型の講座』です。
・講師旅費/謝金は必要ありません
(箇所数)
会場・パソコン・プロジェクターのご用意と資料の印刷のみお願いしています。
出 前 講 座の 特 徴
100
・講義内容はご要望に応じて調整します
次頁の講義内容以外にもご希望に応じたテーマで講座を開催しています。
80
・開催日程や時間はご希望に合わせて調整します
60
具体的な開催希望日が固まっていない段階でもぜひご相談ください。
市区町村等からの申込みが
増えています!
!
76
15
20
1団体や10人に満たない場合でも喜んでお受けしております。
3
12
0
・何回でもご利用いただけます
60
42
40
・受講人数の多少は問いません
89
■市区町村等
■都道府県
H23
50
21
26
21
H24
H25
29
H26(年度)
これまでに延べ3,551団体以上、
ご利用回数に制限はありません。
延べ9,258人以上の方が受講
(H27.3月末)
活用のモデルケース
講義は、
ご要望に応じたテーマとなりますが、初めての場合には、以下の様な講座の組合せをお勧めしています。
[ 一日コース ] 5コマ 6時間(資金調達のみならず、調達と密接な関わりを持つ運用についても幅広く学びます。)
地方債の金利総論
実践 スプレッド分析
地方債の借入交渉※
資金運用総論
債券運用の基礎
1時間
1時間30分
1時間30分
1時間
1時間
[ 半日コース ] 3コマ 4時間(実務に役立つ資金調達の知識を短時間で学びます。)
地方債の金利総論
実践 スプレッド分析
地方債の借入交渉※
1時間
1時間30分
1時間30分
※必要に応じてテーマをご自由に組み合わせて
お選び頂けます。
(P04参照)
色 々な 組 合
せが
あります!
1コマのみでもご要望に応じて対応いたします。
時間や目的に合わせてテーマをお選びください。近隣市町村が集まる会議や勉強会などでの1コマとしてご活用いただくことも可能です。
活用事例
県主催市町村向け
申込団体
参加者
人数
時間
A県 市町村課 管内市町村起債担当職員
69 1時間30分
単独開催
B市 財政課
財政課、公営事業担当課職員
11
4時間
地方債の金利総論、地方債の借入交渉、銀行等
引受債の貸し手のスタンス、
自治体の取組事例
協議会(共同開催)
C市 会計課
県内市町村の会計管理者、会計課職員
29
1時間
資金運用総論、債券運用の基礎
参加者
の声
初めての出前講座でしたが、地方債の金利の見方やスプレッド分析の実習のほか、資金
運用の手法などについても具体的でとても有意義な講座でした。
(大河原町では)今回、
講座の内容を参考に、基金の一部を債券での運用に切り替えたところです。今後も、
さらに幅広く知識を得られるよう、出前講座をお願いしたいと考えております。
《宮城県大河原町ほか2団体》 参加者:24名/時間:約5時間
内容:地方債の金利総論、実践スプレッド分析、地方債の借入交渉、資金運用総論
03
内容
地方債の金利総論、
スプレッド分析の必要性、
金融・債券の基礎知識、
自治体の資金運用
JFM
地方支援業務のご案内
講義テーマの例と目安時間
資金調達
テーマ例
地方債の金利総論
[1時間程度]
地方債と債券流通市場の金利との関係、基準
となる金利、スプレッドの要因など地方債の金
利の見方を解説
実践 スプレッド分析
指定金融機関と入札方式
4
∼指定金融機関業務に要するコスト∼
・指定金融機関業務に係るコスト
・自治体における入札方式と相対交渉方式の割合
[1時間程度]
銀行等引受債の貸し手
∼業態別の貸出スタンスの違い∼
銀行等引受債の貸し手である金融機関の業態
別の貸出スタンスの違いを解説
借入時期
5
∼借入時期によって金利は違う?∼
・借入時期の変更によるメリット、デメリット
・借入時期の前倒し
借入のチェックポイント
[1時間程度]
銀 行 等 引 受 債 の 借 入 の チェックポイントを
解説
・借入時期とその設定理由
・借入期間とその設定理由
・据置期間とその設定理由
・条件決定日から借入日までの期間とその
設定理由
・指標金利をもとに利率を決定しているか否か
据置期間
3
∼据置期間は何故必要なの?∼
・据置期間の意義
・据置期間の短縮による公債費の削減メリット
6
債権譲渡
∼銀行等引受債の債権譲渡とは?∼
・債権譲渡とは?
・金融機関にとってのメリットは?
コンベンショナル方式による入札[1時間程度]
利率の低い順に借入総額に達するまで複数の
者を落札者とするコンベンショナル方式につい
て解説
・相対交渉方式と入札方式のメリット・
デメリット
・コンベンショナル方式による入札とは?
テーマ例
資金運用総論
[1時間程度]
歳計現金・基金の運用に係る法令を踏まえたう
えで、
資金運用を行う際の評価尺度を解説
債券運用の基礎
[1時間程度]
利率と利回りの違いなど債券の基礎知識や基金
の債券による運用の手法などを解説
金融機関の財務分析
[1時間半程度]
金融機関の財務諸表の見方と信用リスクの分析
手法を解説
・財務分析とは?
・銀行の貸借対照表と損益計算書
・自己査定とは?
・銀行の財務分析
(安全性、収益性、その他指標)
内容
・債券の種類
・債券の利率と利回り
・債券の流通市場と発行市場
・取崩しをしない期間と金額の見極め
・資金の性質に応じた運用手法
・債券運用Q&A
内容
内容
・歳計現金・基金の法令の規定
・ペイオフ解禁とその対応
・金融商品のポイント
・自治体の資金運用を考える
金融知識
・変動金利のメリットとデメリット
・変動金利の指標 ・他都市の借入事例
❶借入期間と金利見直し方式 ❷変動金利方式
❸据置期間
❹指定金融機関と入札方式
❺借入時期
❻債権譲渡
内容
資金運用
∼メリットとデメリット∼
内容
内容
・地方債の借入先
・民間等資金の借入先
・銀行、信用金庫、生命保険会社、農協の
資金調達及び運用の仕方
・業態別貸出スタンスの違い
変動金利方式
2
各テーマを必要に応じてご自由に
※
組み合わせてお選び頂けます。
・金利見直しのメリット
・金利見直しの留意点(見直し後の金利の決め方)
以下のテーマを用意※
内容
借入期間と金利見直し
∼金利見直しの留意点∼
[各テーマ30分程度]
金融機関との借入交渉のやりとりを映像で見
ながら、借入交渉のポイントを解説
・貸出の類型
・銀行の貸出利率の決定方法
・イールドカーブ(利回り曲線)
・平均償還年限によるスプレッド推計
・加重平均によるスプレッド推計
内容
・自治体の資金調達の環境変化
・地方債の資金の流れ
・債券市場から見た地方債の金利
・銀行から見た地方債の金利
・より良い資金調達を行うために
1
地方債の借入交渉
[1∼2時間]
電 卓 を 使 用しな がら、銀 行 間 の 資 金 貸 借 指
標金利をもとにスプレッドを推計する手法を
解説
テーマ例
金融用語の基礎知識
[1時間程度]
自治体の資金調達・資金運用に必要な金融用語
の基礎知識を解説
[1時間程度]
銀行の業務や資金調達構造を通じて、
銀行を理解
するためのポイントを解説
ファンダメンタルズ分析の基礎[1時間程度]
∼『景気指標』と金利の関係∼
短期金利と長期金利の決定メカニズム、景気と
金利の関係及びGDPなどの経済指標につい
て、基礎的なポイントを解説
・景気と金利の関係
・長期金利と短期金利の決まり方
・国内総生産(GDP)の構成要素
・主要経済指標の見方
内容
・銀行の業務 ・銀行に対する規制等
・銀行のBS・PL ・銀行の資金調達構造
・貸出金利の決め方
・本支店レート
(収益管理手法)
・銀行にとっての自治体取引
・指定金融機関業務とそのコスト
内容
内容
・TIBOR、LIBOR、金利スワップレート
・債券の利率と利回り
・国債・地方債利回り
・短期・長期プライムレート
・財政融資資金金利、機構金利
・短期金利と長期金利の決まり方
・金利情報の収集の仕方
銀行を理解しよう
その他の講義テーマでも対応可能です。ご相談下さい。
JFM 04
Japan Finance Organization for Municipalities
各種研修会
自 治 体 職 員 が 最 適 な 資 金 調 達・資 金 運 用 を 実 現 するうえ で 、
必要不可欠な金融知識を習得するための各種研修会を開催して
います。
集合研修
・機構が主催する研修会です
・金融知識の習得に向けた研修会です
・参加費は無料です
・参加しやすい日帰り研修です
資金調達入門研修
日程
資金運用入門研修
会場
4/14
(火) 京都会場
初めて資金調達業務に携わる職員を対象
4/15
(水) 岐阜会場
初めて資金運用業務に携わる職員を対象として、資金運
4/16
(木) 高松会場
4/21
(火) 横浜会場
用に必要な入門的な金融知識の習得に向けた研修会を
知識の習得に向けた研修会を、全国の地
4/22
(水) 札幌会場
開催します。
域ブロックごとに開催します。
4/28
(火) 山形会場
として、資金調達に必要な入門的な金融
平成26年度は東京会場で実施
4/28
(火) 広島会場
平成27年度は全国10会場で実施し、500
5/1
(金) 新潟会場
し、募集100名をはるかに上回
名を超える方にご参加いただき、受講者の
5/1
(金) 鹿児島会場
る、205名もの方にご参加いた
11/6
(金) 東京会場
だき、
受講者の方々から高い評価
11/12
(木) 仙台会場
をいただいています。
11/20
(金) 神戸会場
方々から高い評価をいただいています。
宿泊型研修
10/20
(火) 東京会場
日程
会場
市町村職員中央研修所(JAMP)及び全国市町村国際文化研修所(JIAM)
と共催で、自治体の職員
が最適な資金調達・資金運用を実現するうえで必要不可欠な金融知識を習得するための宿泊型の
研修を実施します。
・研修所と共同で開催する短期集中研修です
これまでに、516名の方が参加され、講義
・グループワークなどで他の団体と情報交換できます
のない全国の担当者同士で、活発な情報
・財政担当課の参加しやすい夏季に開催します
を受講するだけでなく、なかなか集うこと
交換がなされました。
・自治体職員による先進事例の紹介も含まれます
カリキュラム
・地方債の金利総論
・グループ別討議
・実践 スプレッド分析
・資金運用総論
・地方債の借入交渉
・債券運用の基礎
・資金調達、資金運用に係る先進事例紹介(自治体の担当者による講義)
平成27年度宿泊型研修の概要
①『資金調達戦略の基本』
05
JFM
②『自治体ファイナンス基礎講座
∼よりよい資金調達・運用を目指して∼』
場所/市町村職員中央研修所(千葉県:
JAMP) 場所/全国市町村国際文化研修所(滋賀県:
J
IAM)
日程/平成27年7月21日(火)∼23日(木)
〈2泊3日〉
日程/平成27年9月29日(火)∼10月2日(金)
〈3泊4日〉
地方支援業務のご案内
個 別の課 題
には .. .
実務支援
金融の専門知識や実務経験を有する自治体ファイナンス・アドバイザーが、
自治体の資金調達等における課題や疑問の解決に向け、専門的なアドバイ
スを提供します。
これまでに300 件(うち訪問 57 件)のアドバイスを実施しています
(H27.3月末)
アドバイス例
金利見直し
方式
電話、
メールでの
金利見直し方式の借入において、見直し時の利率決定方法が当初契約時に明確に定
められていなかった場合の金融機関との交渉に係るアドバイス
相談はもちろん、
ご希望に合わせて
訪問します!
基金の債券
による運用
どの程度の金額をいつまで取り崩さないでいられるかを見極めることや、キャッシュ
フローマッチング、
ラダー型運用など基金の性質に応じた運用手法をアドバイス
住民参加型市場公募地方債発行支援
初めて住民参加型市場公募地方債を発行する地方公共団体を対象として、発行に係る一連のプロセスを
きめ細かくサポートするとともに、発行に係る事務経費を助成(上限50万円)
します。
人材育成の活用方法(イメージ)
日帰り研修や宿泊型研修、自治体に機構職員が出向く出前講座、個別の課題への助言など様々なニーズに応えることができるよう
幅広いメニューを用意しています。
《自治体のニーズ》
《提供メニュー》
金融はなじみが薄い/今年から借入担当になった!
資金調達等入門研修
業務多忙でOJTを行う余裕がない/短期集中的に知識を身に着けたい
宿泊型研修
旅費や研修負担金などの支出が難しい/時間や講義内容を選びたい
出前講座
改善のための取組みを講じたい/疑問や課題の解決に向け助言がほしい
実務支援
(自治体ファイナンス・アドバイザーによる助言)
出前講座
資金調達等入門研修や宿泊型研修へ
の参加をきっかけとして、地方支援業務
をさらに活用し、資金調達・資金運用の
改 善につなげている団 体が増えてい
ます。
積み上 げるのが
効 果 的!
私は
ここか
ら
実務支援
宿泊型研修
資金調達等入門研修
JFM 06
Japan Finance Organization for Municipalities
専門家派遣
都 道 府 県 等が主 催 する市 区 町 村を対 象とした研 修 会 等に公 認 会 計 士を
派遣し、自治体の各種新制度への円滑な移行をサポートします。
専門家派遣の特徴
支援スキーム
・都道府県等が開催する研修会等へ
講師を派遣します
・講師旅費/謝金は必要ありません
研修会の案内
市区町村等
都道府県等
【研修会等開催】
JFM
(地方支援部)
公認会計士
地方公営企業会計適用拡大
及び経営戦略策定支援
新たに地方公営企業会計制度を適用する際、また経営戦略を策定する際に生じる疑問等を解消するた
派遣依頼
研修会へ参加
講師派遣
・講義内容はご要望に応じて
調整します
支援申請
もう研修の
講師選びに悩む
必要はありません
めの研修会等に、公認会計士を派遣し、実務面でのサポートを実施します。
《対象者》地方公営企業職員など
「新たに地方公営企業会計を導入するけれど、何から手をつけよう・・・」
「経営戦略は、どういうふうに考えたら良いんだろう・・・」
そんなときは是非!当該支援のご活用を!
地方公会計制度に係る統一的な基準導入の支援
発生主義・複式簿記に基づく新たな公会計制度を導入する際に生じる疑問等を解消するための研修会等に、公認会計士を派遣し、
実務面でのサポートを実施します。
お困
りご
合 わ とに
カス せて
タマ
イズ
《対象者》公会計担当職員など
「財務書類はどうやって作成すれば良いんだろう・・・」
「固定資産台帳の整備をどうやって進めれば・・・」
そんなときは是非!当該支援のご活用を!
07
JFM
地方支援業務のご案内
寄付講座
地方金融に関する
フォーラム・シンポジウム
地方金融に関する総合的な研究を推進するとともに、自治体の資金調達等のあり方を整理し、研究や議論の成
果を自治体に還元するため、東京大学と共同でフォーラム・シンポジウムを開催しています。
《平成27年度のフォーラム・シンポジウム開催予定》
※テーマが決定次第、ホームページ等でお知らせします。
【フォーラム】6月29日:第7回〈東京大学〉10月6日:第8回<名古屋市> 【シンポジウム】12月11日:第3回〈東京大学〉
フォーラムの開催状況
『第二期 第6回フォーラム』
平成27年2月20日(金) 東京大学
「地方債計画と地方財政計画」
『第二期 第5回フォーラム』
平成26年11月5日(水) 福岡会場
「住民参加型市場公募債と諸外国の地方債市場の潮流」
[発表者]
[発表者]
滝川 伸輔氏(総務省自治財政局地方債課長)
大山 剛氏(鹿児島県総務部財政課公債管理係長)
[討論者]
佐野 文久氏(北九州市財政局財務部財源調整担当課長)
小西 砂千夫氏
三宅 裕樹氏(京都大学経済学部非常勤講師)
(関西学院大学大学院経済学研究科・人間福祉学部教授)
天羽 正継氏(高崎経済大学経済学部専任講師)
[討論者]
田中 俊次氏(川崎市財政局担当理事・財政部長)
江夏 あかね氏(株式会社野村資本市場研究所主任研究員)
『第二期 第4回フォーラム』
平成26年9月10日(水) 仙台会場
「震災復興に向けた地域の取組みと自治体の資金調達」
『第二期 第3回フォーラム』
平成26年5月27日(火) 東京大学
「アメリカ合衆国における州・地方政府の財政状況と資金調達
[発表者]
−デトロイト市の破たんを受けての直近の状況」
目黒 康達氏(七十七銀行地域開発部部長)
[発表者]
[事例紹介]
松橋 宏記氏(宮城県総務部財務課主事)
[討論者]
持田 信樹氏(東京大学大学院経済学研究課教授)
中里 透氏(上智大学経済学部准教授)
小西 砂千夫氏(関西学院大学大学院経済学研究科・人間福祉学部教授)
江夏 あかね氏(野村資本市場研究所主任研究員)
[討論者]
稲生 信男氏(東洋大学国際地域学部教授)
天羽 正継氏(高崎経済大学経済学部専任講師)
※H22年度∼26年度までにフォーラムを24回、
シンポジウムを2回開催しています。各回における資料とニューズレター(講演録)
をホームページに掲載しています。
地方都市でのフォーラムの開催に合わせ、
機構が主催するJFMセミナー を実施します。
第3回 JFMセミナー 平成26年11月5日(水)
( 福岡市)
︽実績︾
・講演「最近の地方財政の課題」 総務省自治財政局長
第2回 JFMセミナー 平成26年9月10日(水)
( 仙台市)
・講演「公共施設等の総合的かつ計画的な管理による老朽化対策の推進」 総務省自治財政局財務調査課長
・発表「仙台市の公共施設のマネジメントの取組」 仙台市財政局理事
第1回 JFMセミナー 平成25年11月21日(木)
( 神戸市)
・講演「最近の地方財政の課題」 総務省自治財政局長
・発表「地方支援業務の現場から見た自治体ファイナンス」 JFM自治体ファイナンス・アドバイザー
JFM 08
Japan Finance Organization for Municipalities
調査研究
研究者、シンクタンク等との連携強化を図りつつ、自治体の資金調達等に関する業務向上に資するテーマに
ついて、調査研究を行っています。
WG
(ワーキンググループ)活用調査研究
年度
テーマ
内 容
H25
金融派生商品(デリバティブ)の
活用に向けたWG
金融派生商品(デリバティブ)の仕組みや、
メリット・デメリット、自治体において
活用する際の法制面・契約実務面等の問題を整理する。
H26
資金管理マネジメントの
あり方に関するWG
資金調達・資金運用の効率化を実現するための資金管理マネジメントに関する
課題やその効果、検討の方向性などを整理する。
JFM地方支援調査(アンケート調査)
年度
テーマ
内 容
Vol.1
H24
公金運用に関する調査研究
自治体における公金運用(歳計現金・基金)の現状及び支援ニーズを把握する。
Vol.2
H25
指定金融機関との関わり方に
関する調査研究
指定金融機関と自治体との取り引き関係の現状を把握するとともに、双方にと
って望ましい関係のあり方を考察する。
Vol.3
H26
資金管理等に関する調査研究
資金調達・資金運用を含む資金管理に関する自治体の現状を把握する。
インターネ
ットで
いつでも
テキストで
みんなと
情報発信
自治体向けに資金調達・資金運用等を行う際に役立つ情報を発信しています。
種 類
内 容
実務テキスト
出前講座や各種研修会で使用したテキストです。
学習用テキスト
復習等に使えるよう実務テキストに解説を加えました。
Eラーニング
金利の豆知識を動画で学習できます。
お役立ちレポート
自治体の資金調達・資金運用の実務に役立つ内容をレポートにまとめて紹介しています。
主要経済指標一覧
景気、生産、雇用、国際収支、物価、消費に関する主要経済指標の一覧を掲載しています。
Eラーニング
資金調達
学 習 用テキスト
JFM
実 務テキスト
ホ ームページ
09
地方支援業務のご案内
地方公共団体ファイナンス表彰
JFMでは、多くの地方公共団体がファイナンス(資金調達・資金運用等)に
苦慮するなか、他の団体の模範・参考となる取組みを、
「地方公共団体ファイナンス賞」として表彰します。
表彰対象は!
?
表彰方法、選考方法は!
?
すべての地方公共団体のファイナン
地方公共団体ファイナンス賞は、有識
ス資金調達・資金運用等の取組みのう
者等で構成する選考委員会において決
ち、成果を出している取組みであり、他
定します。 団体の模範・参考になる事例です。
表彰団体には、表彰式において、表彰状
なお、表彰対象は、当面、過去5年間程
及び記念品を授与します。
度の取組みとします。
選考基準は!
?
より良いファイナンス
(資金調達・資金運用等)の実現のため、従前の業務手法の改善を図ることなどにより、
結果として改善による効果をもたらしている取組みについて、以下の点などを総合的に勘案して選考します。
□ 独自性 (創意工夫、団体の独自性を活かした取組み等)
□ 継続性 (将来に向けた効果や実績の定着、実績は少なくても今後の継続性・発展性が期待できる取組み等)
□ 先進性 (他の団体の模範・参考となる先進的な取組み等)
応募方法は!
?
自薦・他薦は問いません。
指 定 様 式 に 必 要 事 項( 取 組 み の 内
容 、効 果など)を記 載 のうえ、J F Mに
応募してください。
(募集要領・指定様
式については、JFMのホームページを
ご覧ください。)
スケジュール
平成27年3月11日(水) 募集開始
平成27年5月29日(金) 募集締切
平成27年6月25日(木) 選考委員会開催
平成27年8月4日(火)
研修会・表彰式・
事例報告会・意見交換会
(会場:第一ホテル東京)
表彰事例は、JFMのホームページ他各種媒体に
掲載し、広く全国に紹介を行ないます。
第1回受賞団体(平成26年7月1日
[火])表彰 鶴岡市(山形県)、川崎市(神奈川県)、各務原市(岐阜県)、萩市(山口県)、国東市(大分県)
第2回受賞団体(平成27年8月4日
[火])表彰 岩手中部水道企業団(岩手県)、茨城県、太田市(群馬県)、大阪府
JFM 10
地方支援業務ご利用団体の声
大阪府
大阪府ではこんな形で地方支援業務を活用しました
大阪府 総務部 市町村課
活用実績
H24. 8 出前講座(内容:地方債の金利総論、
※
実践金利計算、地方債の借入交渉)
H25. 8 地方公営企業会計制度見直しに係る研修会※ H26. 4 資金調達入門研修<奈良会場>
H26. 7 地方公営企業会計制度見直しに係る研修会※ 宿泊型研修参加<全国市町村国際文化研修所>
H26. 9 出前講座
(内容:地方債の金利総論、実践スプレッド分析、
借入のポイントをチェックしよう、銀行を理解しよう、
地方債の借入交渉、資金運用概論)
※いずれも管内市町村担当者向けの研修会
栃木市(栃木県)
都道府県市町村担当課の業務では、起債
は市町村への支援が難しい内容においても、
手 続 き など地 方 債 の 制 度 面 に 関 する事 は
地方支援業務の活用で公認会計士による講
日常触れますが、民間資金調達等の金融関係
義を開催していただきました。
の知識は非常に乏しいところです。
今年度は宿泊型研修にも参加させていた
この ような 中 で 管 内 の 市 町 村 に お い て
だき資金調達や資金運用等の知識の習得の
民間資金の借入に苦慮している団体がある
ほかJFMのアドバイザーや他府県等の市町
などの状況から平成24年度にJFMに相談
村の方とも交流ができ、相談や情報交換等で
したところ出前講座にて市町村向けの研修会
非常に役立っております。
を温かく受けていただき開催しました。
このような取組みを通じて私たちは財政制
当 時 は 依 然 公 的 資 金 で の 借 入 が 多くを
度を取扱うものの、財政運営全般を見て自分
占めている団体から「銀行等の金融機関の考
たちでは補えないところを、地方支援業務で
え方や金利の考え方等がわかり参考になっ
支援していただき感謝しております。
た!」等といった声を多くいただきました。
是 非 他 の 都 道 府 県 さん でも 市 町 村 の 行
また、地 方 公 営 企 業 会 計 制 度 の 見 直しで
財政基盤の確立を目指す上で、
この地方支援
も、具体的な会計処理等について、私たちで
業務の積極的なご活用をオススメします!
深い知識と最新の情報に基づく珠玉の講義!
栃木県 栃木市 総合政策部 財政課
「なるほど!そういう
「償還期間や据置期間は何年がいいの?」 る知識として定着します。
ことだったのか!」の連続でした。
「そもそもこれらの言葉はどんな意味を持つ
受講後、財政的な効果が得られるような方
の?」地方債の借入れ事務を行う際にぼんやり
と疑問に思い、結局前年度と同じ条件でなん
策を求め、様々なシミュレーションをし、検討
となく借入れを行ってしまう。そんな経験をな
しました。据置期間の固定、償還期間の部分
さったことが あ る 団 体 様 も 少 な から ず い
的 な 短 縮 、減 債 基 金 の 有 効 活 用 等 々 。意味
らっしゃるのではないでしょうか?
のある施策を実施できたのではないかと思っ
「償還期間や据置期間は起債事務の基礎。 ています。
栃木市のマスコットキャラクター「とち介」は、ゆるきゃらグランプリ in
あいちセントレアにおいて、初出場にして 8 位となりました!
活用実績
H23.11 出前講座(内容:地方債の金利総論、
※旧岩舟町 実践金利計算)
H25. 9 宿泊型研修参加<市町村職員中央研修所>
H25.10 出前講座(内容:地方債の金利総論、
実践金利計算、地方債の借入交渉、
自治体の取組事例)
H26. 3 実務支援(内容:一時借入金利の設定等)
でもその基礎がよくわかっていない。基礎な
「公債費は義務的経費。だから支出が嵩ん
のに・
・
・。」我々もそんな思いでいました。
でも 仕 方 がな い 。」そ ん な 考 え方 はもはや
しかし、受講することによりそんな思いが
過去のものです。公債費は小さくし、捻出した
一掃されました。
財 源を政 策 的 な 事 業に回 せるよう、我 々は
講師の語り口調は実に軽妙で、一見難しい
常に考え、工夫し、事務を執っていかなければ
と感じる知 識 も すっと頭 に 入って きま す 。 なりません。
また、実際手を動かして演習することによっ
そのきっかけと意欲を与えてくれる有意義
て、単なる知識としてではなく、実務に活かせ
な講義。必聴です!
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地方支援部 調査企画課・ファイナンス支援課
☎03-3539-2676
[email protected]
詳細はぜひホームページをご覧ください
JFMホームページ : http://www.jfm.go.jp/
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地方公共団体金融機構
2015(Vol.2)
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