徳川家康公顕彰 400 年祭シンポジウム・イン静岡 徳川家康の戦いと城づくり 芸術文化振興 基金助成事業 主催:静岡古城研究会・静岡県文化財保存協会 2015 年 11 月 22 日(日)~23 日(月/祝) 23 日(月/祝):講演&シンポジウム 諏訪原城 徳川家康の浜松城時代は生涯の中でも熾烈を極めた戦いが多いといわれ るが、その実態はあまり分からず謎も多い。よく耳にする「城攻めは下手」、 「いいとこ取り」という評価の低いことは、何に影響されているのか。近年、軍 事的に対応した城郭遺構が多く発見され、その調査・研究により、家康の 優れた戦い方の実態が分かりつつある。10 年余に及ぶ武田氏との遠江国・ 駿河国における一つひとつの戦いを通じ、家康は天下取りへの手ごたえをつ かんでいくが、その知略と戦略に迫る二日間は家康ファンには見逃せない。 武田軍との熾烈を極めた遠江・駿河に おける攻防の実態とは? 髙天神城 徳川家康公顕彰 400 年祭シンポジウム・イン静岡「徳川家康の戦いと城づくり」 静岡県内には 1,000 を超える城館跡があることは、近年の静岡古城研究会による長い調査・研究活動の中で確認されてい ます。その集大成ともいえる『静岡県の城跡-中世城郭縄張図集成-』は、新発見・新確認の城跡 200 箇所の研究成果を 網羅しており、既に中部・駿河国版を 2012 年に刊行しています。現在は西部・遠江国版の調査に入っていますが、特に掛川 市の高天神城周辺では3箇所の山城を発見し、家康の高天神城攻めに新たな知見が加わりました。今回のシンポジウムでは、 通説への真偽と新確認の付城から浮かび上がる戦いの実態を解き明かしていきます。 まず初日は「百聞は一見に如かず」、攻城戦の拠点となった諏訪原城跡や小笠山砦跡、髙天神城跡を訪ね、戦史を肌で感 じてもらいます。そして二日目は、戦国史研究の大家である静岡大学名誉教授・小和田哲男氏の基調講演をはじめ、遠江・駿 河での主な戦い5つを挙げ、本会調査員による城郭縄張りや布陣から描かれる家康の戦い方についての研究・報告を行いま す。本会では、こうした「山城の保存と活用」をテーマに、地域史を伝える貴重な文化遺産=山城を守っています。また、昨今の 戦国ブーム、城ブームをもっと正しく広め、楽しんでいただけるよう努力しておりますので、みな様ぜひご参加ください。 謎の大城郭!小笠山砦は本当に家康が築いたのか? 「小笠山砦」縄張図と南からの遠望 11/22(日) 文化財ウォーキング 集合・受付:JR 静岡駅南口でスタッフが誘導 集合時間:午前7時50分(グループ分け有り) 参加費:2,000 円(バス代・資料代・保険代) 身支度:山歩きの服装と靴・弁当飲み物・雨具 日程:(天候・交通事情等で変更する場合あり) 08:00 バスで出発(国1号線経由) 09:00~ 諏訪原城跡見学 11:30~ 小笠山砦跡見学(昼食) 14:00~ 高天神城跡見学 16:00 東名菊川IC 17:00 JR静岡駅南口帰着予定 *山歩きに自信のない方はご遠慮ください。 募集要項 締切日:10 月 31 日(土) 定員(参加費):22 日 100 名(2,000 円) 23 日 120 名(無料)※一日でも可 申込み方法:「往復はがき」または「E メール」で、以下の 事項を明記してお申し込みください。 ①氏名・年齢・性別 ②住所・電話 ③参加希望日 申込み先:426-0134 静岡県藤枝市滝沢 2690-3 静岡古城研究会・事務局長 平井 登まで E メール [email protected] 問い合せ:☎ 054-261-3107 静岡古城研究会 会長・水野 茂まで 11/23(月・祝)講演&シンポジウム 会場:男女共同参画センター「あざれあ」2F 大会議室 JR 静岡駅北口から西へ徒歩 8 分 受付:9時15分 開会:9時40分 10:00 基調講演「家康の城攻めの真相」 静岡大学名誉教授・小和田哲男 11:10 調査班報告 「駿遠における家康の攻防戦と城郭」 ❶「掛川城攻め」 望月保宏 ❷「二俣城攻め」 川村晃弘 12:10 昼食・休憩 13:20 ❸「犬居城攻め」乘松 稔 ❹「髙天神城攻め」水野 茂 ❺「西駿河の諸城攻め」平井 登 15:00 討論会「城攻めから探る家康の戦略」 *コーディネーター:松野輝洋(元静岡放送キャスター) *パネリスト:小和田哲男、調査員数名 16:30 閉会 主催:静岡古城研究会・静岡県文化財保存協会 後援:静岡県教育委員会・静岡市教育委員会 島田市教育委員会・掛川市教育委員会 助成:文化庁文化芸術振興費補助金 (文化遺産を活かした地域活性化事業)
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