戦後 70 年、一切の戦争政策に反対!「平和な日本」を断固

戦後 70 年、一切の戦争政策に反対!「平和な日本」を断固堅持しよう!!
2015 年8月 15 日、敗戦の日から 70 年が経った。
あの第二次世界大戦によって全世界で実に 5000 万人以上、日本人の 300 万人が「戦争」
の犠牲者となり、その内半数以上が民間人と言われている。
前の「戦争」では、アジア諸国において日本兵による集団暴行や虐殺、従軍慰安婦の
強要、またナチスドイツによるユダヤ人大量虐殺が行われた。一方日本では一晩で 10
万人以上も焼き殺された東京大空襲や本土決戦の捨て石とされた沖縄戦、そしてヒロシ
マ・ナガサキへの原爆投下など、全世界で類のない惨状が繰り広げられた。「人間が人
間でなくなる」これが戦争の現実なのだ。
その反省のうえに「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないように…」
と平和理念を掲げた日本国憲法がつくられたのである。それは「もう絶対に戦争はしな
い」「被害者にも加害者にもならない」という決意を心に刻み、世代を超えて受け継が
れてきたのである。
そして、アフガニスタンや中東アジアをはじめとした世界の人々は「海外で一切の武
力行使を行わない平和国家日本」を好意的に受け止めているが故に、それが今日の友情
・信頼の基礎となっているのだ。
しかし安倍政権は、国家安全保障会議(日本版NSC)の設置、集団的自衛権行使容
認、特定秘密保護法強行採決、武器輸出三原則の見直しを矢継ぎ早に行ってきたのであ
る。そして個人的な「悲願」である「安全保障関連法案」を、憲法学者の多くが違憲で
あると明言しているにも関わらず、衆議院で強行採決し、憲法違反の大罪を犯してまで
も今国会で成立しようと目論んでいるのである。
安倍政権が掲げる「戦後レジームからの脱却」「積極的平和主義」、そして「戦後 70
年談話」の本質は、まさしく「戦争ができる国」へ突き進む宣言に他ならない。
戦後 70 年、今まさに歴史の分水嶺である。
安全保障関連法案は自衛隊が海外で戦争するための法案であり、絶対に認めることは
できない。しかも鉄道事業者・従事者は、有事の際には「国家総動員体制」の「指定公
共機関」に含まれ兵站業務を強制されるのであり、私たちの生命に関わる重大な問題な
のである。
JR総連は7月 14 日、28 日の両日、安倍政権の衆議院強行採決に対し、「戦争させ
ない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の仲間と共に戦争法案の絶対反対を訴え
てきた。多くの憲法学者、日弁連、大学生、高校生、市民へと連帯の輪は拡がっている。
私たちJR総連は、新たな戦後 80 年を展望し、子どもたちの未来を保障するために「戦
争のできる国」づくりに反対する全ての人々と連帯を強め、たしろかおる参議院議員と
ともに真の平和を守り抜くために闘い抜くものである。
2015年8月15日
全日本鉄道労働組合総連合会(JR総連)