平成27年度「男女共同参画推進フォーラム」開催要項 1.趣 旨 男女共同参画社会を推進する行政担当者、女性団体やNPOのリーダー及び大学や企業において組 織内のダイバーシティや女性の活躍を推進する担当者等が一堂に会し、課題の共有と課題解決のため の方策を探る研修を実施します。同時に、組織分野を越え、連携・協働して男女共同参画を推進する ためのネットワーク形成を図ります。 2.テーマ 一人ひとりの活躍が社会を創る 3.日 程 平成27年8月20日(木)~8月22日(土) 2泊3日 4.主催及び会場 独立行政法人国立女性教育会館 〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728 TEL 0493-62-6724、6725r FAX 0493-62-6720 Eメールアドレス [email protected] ホームページ URL http://www.nwec.jp/ 5.参加者 男女共同参画に関心のある方(行政、企業、大学、NPO等の組織において男女共同参画の推進に 携わる方、並びに女性団体、女性/男女共同参画センター職員を含む)1000名 6.内 容 【第1日】8月20日(木) (1)開会 主催者あいさつ 13:15~13:30 (2)特別講演「超成熟社会の鍵は“女性”」 13:30~14:40 保育所待機児童対策をはじめ、女性の活躍支援に精力的に取り組んでいる林市長に、女性活躍 にかける思いと今後の展望についてご講演いただきます。 講 師 林 文子 横浜市長 (3)ワークショップ1・パネル展示1 15:30~17:30 会館提供ワークショップと全国から募集したワークショップを行います。 1 【第2日】8月21日(金) (4)ワークショップ2・パネル展示2 10:00~12:00 会館提供ワークショップと全国から募集したワークショップを行います。 (5)シンポジウム「北京世界女性会議-あの時、今、そしてこれから」 13:00~15:00 ※「北京+20NGOフォーラム実行委員会」の企画・協力プログラムです。 第4回世界女性会議・北京会議(1995年)は、190か国の政府、3万人を超えるNGO が集う熱気あふれる大会でした。日本からも5000人を超える女性たちが参加しました。会議 で採択された「行動綱領」では、女性と貧困など12の重大問題領域の下、ジェンダー平等のた めの課題が設定されました。あれから20年・・・私たちは何を達成し、今なおどのような問題 があるのでしょう?パネリストがそれぞれ専門の立場から検証し、これからの歩みについて提言 します。 パネリスト 林 陽子 国連女性差別撤廃委員会委員長 坂東 眞理子 学校法人昭和女子大学理事長 船橋 邦子 北京 JAC(世界女性会議ロビイングネットワーク)代表 谷口 真由美 大阪国際大学准教授 コーディネーター 有馬 真喜子 特定非営利活動法人国連ウイメン日本協会理事長 (6)ワークショップ3・パネル展示3 15:30~17:30 会館提供ワークショップと全国から募集したワークショップを行います。 (7)懇親会(参加費 3,000 円(税込) 、立食) 18:30~20:00 【第3日】8月22日(土) (8)ワークショップ4・パネル展示4 10:00~12:00 全国から募集したワークショップを行います。 (9)映画「人生、いろどり」上映会 13:00~15:00 過疎地に住む女性たちによる、いわゆる「葉っぱビジネス」の成功と苦労の実話をモデルとし た映画を上映します。地域における男女共同参画の推進、コミュニティビジネスへの女性の参画、 農村女性の経済的自立や女性のエンパワーメント、家族のあり方、リタイア後の生き方などにつ いて考えます。 7.ワークショップについて (1)趣旨 フォーラム期間中、会館及び一般公募による団体・個人が、男女共同参画、ダイバーシティ及 び女性の活躍推進を目的とした日頃の取組や研究、教育、学習、実践活動の発表を行う場として、 ワークショップ及びパネル展示を実施します。日程や内容などの詳細は、別紙「ワークショップ・ 2 パネル展示一覧」及び「参加者へのメッセージ」をご参照ください。 (2)テーマ ワークショップ及びパネル展示のテーマは「第3次男女共同参画基本計画」に示されている施 策などを参考に設定した、以下の8分野です。 テーマ : 内 容 例 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 女性のキャリア形成支援:政策・方針決定過程への女性の参画、社会活動キャリアに対する評価、 女性の能力開発への支援、女性のライフ・プランニング支援、女性起業家への支援 等 企業における女性の活躍推進:方針決定過程への女性の参画、雇用等における機会の均等と待遇の 確保、継続就業、再就職、女性管理職への支援、ポジティブ・アクションの推進 等 学校教育における男女共同参画:大学における男女共同参画推進、科学技術・学術分野への女性の 参画、女性研究者の参画拡大、小中学生向けプログラム、女子中高生への理系進路選択支援 等 男性にとっての男女共同参画:男性の男女共同参画に対する理解の促進、男性管理職等への意識啓 発、ワーク・ライフ・バランスの推進、男性の家庭・地域への参画、男性に対する相談体制の確立 等 安全・安心と男女共同参画:女性に対する暴力の根絶、人身取引、災害・防災への取組、生活上の 困難に直面する男女への支援、高齢者・子ども・障害者・外国人等が安心して暮らせる環境の整備 等 地域づくりにおける男女共同参画:地域経済の活性化と女性の参画、地域や分野を横断するネット ワークづくり、農山漁村女性のエンパワーメント、災害からの復興と地域づくり 等 男女共同参画センターの役割:女性関連施設・社会教育施設の機能の充実、団体・NPO活動の支 援、指定管理者制度のあり方、男女共同参画情報の発信・活用、女性関連施設における危機管理 等 国際的連携: 「北京行動綱領」における12重大問題領域に関する課題解決の進捗状況、国際規範の 尊重、男女共同参画の視点に立った国際貢献、国際社会・NGO等との連携 等 (3)会館提供ワークショップについて 会館による研究・実践の成果報告や、関係機関・団体との共催によるワークショップを実施します。 ① 男女共同参画の視点に立つキャリア開発プログラムを考える 8 月 20 日(木)15:30~17:30 このワークショップでは、NWECが開発したキャリア開発学習プログラムについて紹介する とともに、この学習を実践していく際にプログラム企画の基礎となるニーズ、課題の把握を研修 修了者の報告・参加者のグループワーク等によって行います。地域における男女共同参画の推進 と、男女共同参画の視点をもったキャリア開発に向けた学習プログラムの展開について考えます。 講 師 神田 道子 東洋大学名誉教授、国立女性教育会館客員研究員 亀田 温子 十文字学園女子大学人間生活学部教授 松下 光恵 NPO法人男女共同参画フォーラムしずおか代表理事 報告者 井上 智美 国立女性教育会館学習オーガナイザー養成研修1期生 国立女性教育会館事業課職員 ファシリテーター 西山 恵美子 国立女性教育会館客員研究員 ② 第 59 回国連婦人の地位委員会(CSW)報告会 8 月 21 日(金)10:00~12:00 第 59 回国連婦人の地位委員会(以下、CSW)が、2015 年 3 月 9 日から 20 日まで国連本部(ニ ューヨーク)で開催されました。 「北京宣言・行動綱領及び第 23 回国連特別総会成果文書の実施 に関する見直しと評価」を優先テーマとして、各国代表や国連の関係機関、NGO代表らによる 3 ステートメントの実施、大臣級円卓会合やパネル・ディスカッションが行われました。このワー クショップでは、優先テーマに関する議論や、NGOが実施したサイド・イベント等について、 CSW参加者がわかりやすく解説します。 報告者 内閣府男女共同参画局(予定) ほか コーディネーター 越智方美 国立女性教育会館研究国際室専門職員 ③リレートーク「東北はいま~男女共同参画の視点からの復興」 8 月 21 日(金)15:30~17:30 ※復興庁男女共同参画班との共催プログラムです。 震災直後から被災地の復興に取り組んできた女性たちが被災地の現状や課題を発信します。震 災の経験と教訓を踏まえ、男女共同参画の視点による復興の必要性やノウハウを国内外に発信す る取組について共有します。 報告者 伊藤 怜子 NPO法人こそだてシップ理事長 八木 純子 一般社団法人コミュニティスペースうみねこ代表 遠藤 惠 NPO法人市民メディア・イコール副代表 8.ワークショップ選定委員 募集ワークショップ(ワークショップの部、パネル展示の部)の選考と調整を行います。 (敬称略) ・矢澤 澄子 元東京女子大学教授(選定委員長) ・犬塚 協太 静岡県立大学国際関係学部教授 ・小山内 世喜子 青森県男女共同参画センター「アピオあおもり」館長 9.参加申込・受付について (1)日帰りまたは通い参加の方 国立女性教育会館ホームページ推進フォーラム専用申し込みフォームよりお申し込みください。 なお、事前申込をされない方も当日参加が可能です。直接、本館1階の受付にお越しください。 (2)会館への宿泊を希望される方 別紙「宿泊申込書」に必要事項をご記入の上、国立女性教育会館事業課宛にご郵送いただくか、 国立女性教育会館ホームページ推進フォーラム専用申し込みフォームからお申し込みください。 (宿泊申込期間:7 月 13 日(月)~7 月 31 日(金)17:00 必着(先着順) ) *送受信の行き違いを防ぐため、申し込み受付は郵送またはインターネットのみとさせていた だきます。 *部屋割の都合上、他の参加者の方と相部屋となりますことをあらかじめご了承ください。 *期間内でも、受付予定数に達し次第、申込を締め切ることがあります。 *申込期間締切後の宿泊キャンセル待ち、または当日の宿泊申込はお受けいたしかねます。 4 10.所要経費 (1)参加費:無料 (2)宿泊費:フォーラム開催期間中は、小学生以上1泊あたり 1,000 円 ★未就学児はベッドパッド代として 1 名あたり1泊 500 円。 (3)懇親会費:3,000 円(8 月 21 日(金) 18:30~20:00、立食形式、本館レストラン) *8 月 21 日(金)夜は、懇親会で貸切のため、食堂の通常営業は行いません。 *宿泊費及び懇親会費は当日受付で集金いたします。 11.託児(事前申込制、先着順) フォーラム期間中、おおむね2歳以上から学齢未満のお子様の託児を実施します。ご希望の場合は、 8 月 10 日(月)までに事業課推進フォーラム担当(0493-62-6725)までご連絡ください *お預かりすることのできるお子様の人数に限りがあります。 12.情報交換コーナー(場所:実技研修棟前通路) 参加者の皆さまが、ご所属団体のパンフレットやチラシなどの資料や書籍などを自由に交換・販売す るコーナーを設置しますので、ご利用ください。資料の運搬、陳列、金銭の取扱いなどは、各自の責任 でお願いします。 13.送迎バス 期間中、国立女性教育会館本館前~東武東上線武蔵嵐山駅東口間で無料送迎バスをピストン運行しま すのでご利用ください。 *運行間隔は、武蔵嵐山駅への電車の到着にあわせ、1時間3~4本程度です。 14.その他 以下の点について、あらかじめご了承ください。 (1)参加者同士の交流・情報交換の促進を目的とした場ですので、署名運動や行き過ぎた勧誘、募金 等はご遠慮願います。 (2)申込書等で得た個人情報については、事業実施のための連絡及び参加者の統計情報として使用し ます。その取り扱いは厳重に管理し、取り扱いには十分留意いたします。 (3)期間中、職員が撮影した写真を事業記録や広報のために使用することがあります。 5
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